試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形3312F 1次車 新赤電色 暫定2+4+2編成 (3316F新赤電色クロスシート試作車増結)

2015-06-22 22:19:05 | 京成線出場
数日限定。

マイクロエース製京成3300形3316F新赤電色(3316F-1)に続いて3312F新赤電色(3312F-1)が種別幕交換のため入場した。
種別幕交換方式は3316F-1と全く同じでライトユニットへの減光ラベルを貼付し点灯時の種別幕視認性向上対策を施した。
これで3316F-1と同等の仕上がりになり併結が可能になった。




京成3300形3312F 新赤電色。
3312F-1:([3312]-[3311]-[3310]-[3309])。
3312F-2:[3312]-[3311]+[3316]-[3315]-[3314]-[3313]+[3310]-[3309]。

管理は3312F-1+3316F-1の8両体制とする。
3312Fと3316Fによる8両編成は1990年5月上旬に一時的な組成で運行されたものである。
8両編成は4+4編成が基本だったはずだがこの編成は2+4+2編成という当時では珍しい組成だった。
そのため3312F出場と同時に8両編成仕様も成立した。


モハ3313+モハ3310 (3316F-2:3316F-1+3312F-1)。

基準組成は3316F+モハ3310+モハ3309の6両編成だった。
この6両編成の上野寄にモハ3312+モハ3311が増結される。
結果的に3312Fのユニット間に3316Fを挟む形での運用になった。


実現しなかったモハ3313+モハ3312。

通常なら上野寄から車両番号末尾が降順で並ぶきれいな編成になっていたはずである。
仮に8両編成で使用する期間が長ければ組み替えが行われたかもしれない。
しかし一時的な8両編成ということからか変則的な編成になったと思われる。


モハ3311+モハ3316 (3312F-2:3312F-1+3316F-2)。

資料で参考にした[ 5 特急 成田空港]はこの編成が掲載されておりプロトタイプ指定に大きな影響を及ぼした。
大雑把な車両の動きは把握しているが細かな運用やイレギュラー組成まではカバー出来ていない。
こういう時に詳細を纏められている方の情報は非常に有り難い。
この情報に巡り会わなければ3312F新赤電色は竣工しなかったかもしれない。
3312F-2は3312F-1の間に3316F-1が組み込まれるため先頭車の車両番号に変わりはない。
赤電特急,変則8両編成,クロスシート試作車組込と所有編成でも異色の存在となった。
編成管理番号は3312F-1とし復活新赤電色は3312F-3へ変更している。


3312F-1サイドビュー(モハ3309)。

3316Fの6両編成化が導入名目だった3312F-1だが8両編成特急も棄て難い存在になった。
動力車を3316F-2に頼るため増結の縛りも一切無く楽しめる。
[急行]表示にしていれば4両編成単独での運行も可能だった。
しかしきっかけを与えてくれた資料が8両編成特急だったため感謝の意を込めて[特急]表示とした。
結果的には8両編成時に動力車が2両になる事もなく組成自由度の高い編成になってくれたと思う。

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