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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

舞鶴市の建部山

2016-03-09 | 山と無線

2016年3月5日(土)

 歩いたルート

 西舞鶴にある建部山(316m)に登る。この山は標高こそ低いが、昨日登った由良ヶ岳とともに丹後富士とも呼ばれていて、インターネットで検索するとそこそこの登頂記がヒットする。地形図に山名の記載はないが、南北朝の時代には城が築かれたり、明治時代にはロシア軍への備えとして堡塁砲台が備えられたりして重要な位置付けだったようだ。最近になってこの山も山ランに有効なことが分かって登ってみた。

 国道175号の下福井交差点には小さな建部山への標識があった。府道を少しだけ北に走ると道路沿いに表示の薄れた案内板があり、そこから山側へ入ると住宅地の中に登山者用の駐車場があった。駐車場に車を停めて少し農道を歩くとすぐに登山口があり、山頂まで3kmの標識があった。登山道は幅の広い林道(旧軍道)のような道で最初のうちはシダが刈られて歩きやすかったが、途中からシダや笹の茂る道となった。山頂の戦跡に資材や大砲などを運ぶためか、傾斜の緩やかな道がだらだらと続くので標高の割には歩く距離が長くなる。駐車場から55分ほどで堡塁砲台の残骸が残る山頂に到着した。教育委員会の立てた解説版はH17年となっていたので、それから10年たって訪れる人もあまり多くはないようでなんとなく荒れた感じがした。三角点を探してうろつくが結局見つけることはできなかった。7Mhzで静岡県袋井市移動のJA2HJP局と交信し同じ道を38分で下った。途中の道も含めて展望はほぼない山だった。

駐車場脇の案内地図

農道から登山道へ

この辺りの道は歩きやすい

途中からはこんな状態

山頂の戦争遺跡

教育委員会が立てた解説版、教育とは程遠い内容だが 

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