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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

津市の尼ヶ岳と大洞山

2017-04-24 | 山と無線

2017年4月23日(日)

 歩いたルート

 三重県津市の旧美杉村にある尼ヶ岳と大洞山に登る。以前、倶留尊山や学能堂山に登ったときに眺めていて、いつか登りたいと考えていた山である。尼ヶ岳、大洞山の縦走ルートは東海自然歩道にもなっていて、ネットで検索すると数多くの登頂記がヒットする人気の山のようだ。

 登山ルートは幾つも考えられるが、二つの山の間に位置する倉骨峠まで車で登れるとの情報でここを登山口に選ぶ。国道368号の下太郎生バス停から林道に入る。舗装された林道を道なりに上っていくと、途中の杉林の薄暗さとは打って変わって明るい倉骨峠に着く。峠の標高は約800mである。ここに車をおいて登り始める。どちらの山から登っても良いが、どっちにしても基本は峠を起点にしたピストンとなる。

倉骨峠、手前側に駐車スペースは十分にある

 先ずは尼ヶ岳から登ってみようと思い、峠から北の道を入る。一度大タワまで下り擬木階段などを登って行く。山頂南の分岐では、左の「一般向」を横目に直登コースを選択する。急坂を登っていくと倉骨峠から43分で尼ヶ岳山頂(957m)に到着した。山頂からは北東の伊勢湾から南西の倶留尊山方面に北側の展望が開けていた。独り占めの山頂で無線機を出し、豊田市猿投山移動のJN2TZB局と交信した。下山は一般向コースを見てみようと北西に下るルートを選ぶ。歩きにくい擬木階段の道を下りて分岐へ、そこから先はほぼ平坦な道を登りで分かれた分岐に戻る。山頂から42分で倉骨峠に戻った。

東海自然歩道、標識は多い

大タワからは登り

擬木階段は登りにくいので横の踏み跡を行く

直登コースと一般向の分岐

直登コースも歩きやすい

尼ヶ岳山頂に到着

伊賀富士の異名がある尼ヶ岳

名張市街方向

霞んでいるが右側に伊勢湾が見える(ハズ)

青山高原の風力発電

北西の階段を使って下る

階段を下りきって大タワへ戻る

山腹に着いた平坦な道

 次は大洞山に向かう。峠から南に向かうと100m程で「スカイランドおおほら」と「大洞山雄岳(健脚向)」の分岐がある。ここは迷わず直登コースへ。「健脚向」とは書かれているものの大したこともなく峠から38分で大洞山雄岳(1013m)に着いた。ところで大洞山は、三角点のある雌岳(985m)と雄岳の両方が山ランの有効ポイントとなっている。西の倶留尊山方向に展望が開けた雄岳山頂でランチを済まし、430MhzでCQを出してみる。愛知県知多郡のJF2BER局他から次々と声がかかりここも終了した。

峠から大洞山へ向かう

この分岐は直登コース(健脚向)へ

途中で林道が併走する

このあたりはやや急な登りだが快適

雄岳山頂

雄岳から尼ヶ岳

細長い山頂

倶留尊山から古光山方向

 雌岳へは雄岳から13分かかった。雌岳は南方向の展望がすばらしい。ベンチに腰を下ろして再び430MhzでCQを出す。堺市のJA3WPN局ほか2エリア各局と交信し本日予定していた3座での山ランを終える。下山は同じ道を戻ることも考えたが、時間も早いので東のスカイランドおおほら方向に下る。やや荒れた石段様の急坂を下り、23分で舗装林道に合流すると大洞山東登山口。ここから倉骨峠まで苔むした石畳様の道をひたすら歩き、林道合流地点から45分で駐車地の倉骨峠に戻った。

雌岳へ少しの登り

雌岳山頂手前の分岐

雌岳山頂

山頂から南方向の展望

雌岳山頂から雄岳

石段ぽい急な道を下る

舗装林道に合流(ここまで車で入れる)

満開の花はコブシ?

東屋の横から東海自然歩道へ

古い石畳のような道

室生赤目青山国定公園特別保護地区の標識があった

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