昨夕、ポートタワーから富士山と千葉市の夜景を撮りました。
富士山夕景
西側 ： 稲毛・幕張ｊ方向
北側 ： 登戸・西千葉方向
東側 ： 中央区・県庁方向
南側 ： 蘇我・市原方向
スカイツリーも何とか撮れました 
世の中で本当におかしなことが起こっています。
最高裁が出した、一票の格差衆院選「違憲状態」の判決です。
さすがに、選挙無効やり直しと言うバカな判断はしなかったが、なんだか訳の解らない判決
ではあります。
その前の諫早干拓地の水門開閉判決でもまったく真逆な判断がされています。
言いたい事は沢山ありますが、解りずらい問題なので、疑問点だけ披歴して置きます。
その1は、高度に政治、行政的判断は裁判官に任せて本当に正しい判断が出来ますか
裁判所は、原告・被告双方から出された資料に基づき判断することになりますが、法律の
専門家即政治行政の専門家と言えますか ‽‽ それ以外、国の制度に対する高度の知見
を元々持ち合わせてはいるとは言い難い面がある。
その2は、「一票の格差」より「地域の格差」が益々広がりますませんか
一人別枠方式は、選挙制度を検討した時にきちんと議論された筈ですし、全く間違っている
とも思はれません。 単純に人口比例で小選挙区に比例配分した場合、東京が35、大阪が
20、愛知が19になる。 鳥取、島根、高知が定数1、定数2が１０県に及ぶ。 この数字は首
都圏にいる我々にしてもゾッとする。
その3は、原告の弁護士グループとはどのような人ですか
元々、法曹界にいる人間は、立法、行政とは相容れない側面を持っていますが、特に弁護
士は国家権力に対抗する活動を行っており、その人達が及び腰の選挙管理委員会を被告
として声高に法廷闘争を繰り返した場合、やがて主張が通って来ることは自明の理です。
我々国民で、投票権の行使が憲法の下で不当に差別されていると思っている人が何人い
ますか。 本当にこの人達が我々を代表して訴訟をしていると言えますか ‽‽
これらの問題は、専門家等でキッチリ議論して国のあり方等のスタンスを決めた上で、政治
が責任を持って決めるべきで、その上で訴訟になった場合は、責任を持って主張すべきは、
主張する覚悟が必要です。
最高裁も「面積、人口密度、住民構成、交通事情等の諸要素を考慮しつつ、投票価値の平
等を確保する要請との調和を図ることが求められている」としているが、内容を格差問題を
中心に判断していることが矛盾します。
