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歴史小説

2013-10-02 16:11:03 | 読書

 読書の秋とは言っても、相変わらず図書館から借りた本を週1冊のペースで読んでいます。

 ここのところは専ら歴史小説が多く、その理由はやはり歴史の奥深さだと思っています。

 1冊目は、のぼうの城です     

 あらすじ  秀吉の北條征伐に際して、小田原城の支城の一つであった忍城は周囲を湖に囲ま

 れ浮城とも言われていた。 城主 成田氏長の一門の長親は領民からでくのぼうを略して「のぼ

 う様」と呼ばれて親しまれていた。 さて秀吉軍の攻撃に対して長親がとった行動は…。

 感 想   ともかく面白い。 何処までが史実なのか解らないが、この主人公なら誰でも協力

 たくなる気持ちは分からないでもない。
   以前「のぼうの城」の映画がシネマックスで上映されて

 いた時、迷ったあげく他の映画を観た記憶があり、少し惜しい気がしている。 


   2冊目は、 名将大谷刑部 です。

  あらすじ  豊臣秀吉の奉行として、敏腕を振った大谷刑部吉継、人生途次に身体が崩れる

  難病にも悩まされるが、関ヶ原の合戦では石田三成との友情を重んじて西軍に組みして、見

  事に奮戦をする。

  感 想   大谷刑部については、文武に通じ人格識見ともに優れた名将である事には異論

  はない。 最期は自分の意志を殺して義に奉じると云う道を選ぶ。  何時も通り著者の丁寧

  な筆で名将の心の動きが感じられる。 
  大谷刑部に無念さはなかったのだろうか。