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TPP 交渉参加加速  ー 痛烈批判も

2013-02-25 20:39:42 | 意見

         
TPP に関しては、日米首脳会談を終え「一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ

束する事を求められるものではない」とする日米共同声明が発表されました。 

これまで政府・自民党の足かせとなっていた『聖域なく関税撤廃を求められる』ものではないこ

とが確認できたことで、安倍首相がTPP 交渉参加に舵を切るのが明らかになりました。

日米同盟を重視すれば、交渉参加に舵を取ることは理解できます。
                                     

しかし、TPP については、賛否両論が拮抗して激論されるほどメリット・デメリットが多く指摘

されています。 つまり、この問題は単に「米や農業が大変」「医療保険制度への影響」等を言

っているだけでは済まない問題をはらんでいるのです。  

TPP は言わば経済活動の国内ルールそのものの変更を求められる事さえ含んでいて、米的

構造改革を推進する事になります。 

例えば車両購入時の課税方式の変更や電力・放送・鉄道・航空等の基幹産業も他国の企業

に支配されかねない状況に成るかもしれません。  また、郵政・簡保・共済等が外資に買

される虞さえあります。 交渉参加には期限が有り、参加するなら早い方が良いと云うことも有

ります。
       

そこで、この交渉に参加する上で、どうしてもあらかじめ腹を決めて置いてもらいたい事が2点

あります。

その一は交渉しても日本の主張が受け入れられず、結果大きく国益に反する内容に成るの

であれば交渉から離脱すべきであります(交渉に参加してからの離脱はありえない。との意見

るが、日本的相手をおもんばかっての遠慮外交を言っている場合ではない)。

その二は交渉終了後で有っても内容に問題が有る結果になった場合は、国会において批准

しない位の覚悟を持って交渉参加することが必要であります。

それ程、国の将来を左右しかねない重要な問題であると思います。

以前から新自由主義経済(グローバル主義)に威勢よく反対をしてきた三橋貴明・中野剛氏等

は、TPP参加を痛烈に批判しているが、中野氏の意見をリンクしてみました。 長いですが…。

http://www.youtube.com/watch?v=PrRjoR0dkcg