
和漢朗詠集 早春 紀長谷雄 草樹暗迎春 伝烏丸光広筆巻子本コレクション
庭増気色晴 砂緑 林変容輝宿 雪紅 庭に気色を増せば晴沙緑なり。林容輝(ようくゐ)を変ずれば宿雪紅なり。 ...

長明発心集 第二 橘大夫発願往生の事
橘大夫發願往生事 中比常磐橘大夫守助と云者ありけり。年八十二 あまりて佛法を知らず。斎日と云へども精進せず。法師 を...

新古今和歌集聞書下巻 雑歌上 菅原道真 朽木
管贈太政大臣 道の邊の朽木の柳春くればあはれむかしと忍ばれぞする 初の五文字は左遷の心也。朽木の柳春くればとはさすがに老木の 柳の朽も果...

源氏物語 湖月抄 手習 中将横川の僧都の坊へ
三中将の供の人のいふ也 して、雨もやみぬ。日も暮ぬべしといふに、 そゝのかされて出給ふ。まへちかきをみなへ しをおりて、...

短歌 かきの木ゆずの木
かきの木ゆずの木みかんの木 夕日にてらされまっかっか 小春はる はるはる小春秋のゆふ まっかかっかからすのかへる 何食べた 【短歌説明】 赤い鳥風...

新古今集聞書他古注書写本 秋歌上 寂蓮 蔵書
寂蓮法師 ○月は猶もらぬ木のまも住よしの松をつくして秋風ぞふく 住よしの松はいかにも木ふかくして月のもる ...

平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事2
れけれ共、さるべきたよりもましまさず、ある女ばうの吉 田に參て申けるは、是より北、をはら山のおく、じやつ光 ゐんと申所こそ、しづかにさぶらへとぞ申ける。女院山里 は物さび...
催馬楽 律3
何為 いかにせむ。せむや、をしのかもとりや、いでてゆかば、おやはありくとさいなべど、よづまはさだめつや サキムダチヤ いかにせむ。せむや、愛しの鴨取りや、出でてゆかば、親は歩く...
俳句:立冬 ´24
富士山が「初冠雪」観測130年で最も遅く 山梨(YBS山梨放送) - Yahoo!ニュース 7日朝、富士山の「初冠雪」が確認されました...

和漢朗詠集 早春 源正純 伝烏丸光広筆巻子本コレクション
山風にとくる 氷のひまごとに うちいづる浪や 春のはつ花 山風に解くる氷のひまごとに打出づる浪や春の初花 ...