みわたせば 　 　はなもゝみぢ 　　　　　　も 　　　なかり 　　　　　けり 　　うらのとま 　 　　やのあ 　　きの 　　　ゆふぐれ 　 新古今和歌集巻第四　秋歌上...

  こゝろなき 　 　　身にも 　　　　哀 　　　　　は 　　　しられ 　 　　　　　けり 　 鴫たつ沢の 　 　あきのゆふ ...

  さびしさは 　　其色としも 　　　なかり　　　　　けり 　まきたつ　　　　山の 　　あきの夕　　　　　 暮 　 　 新古今和歌集巻第四　秋歌上 　題しらず　　...

ながし　　　とも　おもひもはてぬ　　　むかしより　逢人からの　　　秋のよ　　　　　なれば　　新撰朗詠集　秋夜ながしとも思ひもはてず昔より逢ふ人からの秋のよなれば　躬恒古今和歌集　恋...

　南門暁到　　東西路八月秋深　十五天　新撰朗詠集　八月十五夜　付月　八月十五夜翫月　　　　　　大江以言南門の暁は東西の路に到り、八月の秋は十五の天に深し。　 令和...

我見ても　ひさしく　　　　　成ぬ　　すみよし　　　　　　のきしのひめ　　　　　松　いくよへ　　　　ぬらむ古今集　雑歌上　題知らず　　　　　　　　よみ人知らず我見てもひさしく成りぬ住...

十八公栄　　霜後露一千年色　雪中　　深　和漢朗詠集　松　順十八公榮霜後露　十八公の栄は霜の後に露(あら)はれ一千年色雪中深　千年の色は雪の中(うち)に深し　意味...

めづらしき 　 ひかりさし 　　　　　　そふ 　さかづきは 　　もちながら 　　　　　こそ 　　　千よをめぐら　　　　　　　　　め客帆有月 (36)待ち望まれた日 - 大...

山遠雲埋　 　行客跡松寒風破 　　旅人　　　　　夢和漢朗詠集　雲　題作者不詳山遠雲埋行客跡　　山遠くしては雲行客の跡を埋うづむ松寒風破旅人夢　　松寒くしては風旅人の夢を破る...

  よろづ代と みかさの山ぞ 　　よばふ 　　　　　なる あめのした 　　　　こそ 　たのしかる 　　　　　らし ...