

絵入横本源氏物語 須磨 伊勢人の 源氏の御返り
げに葎より外の後ろ見も無き樣にて、御座すらんとおぼし遣りて、長雨に築地所々崩れてなど聞き給へば、京の家司のもとに給ひ使はして、近き程の御荘の物など催させて、仕うまつるべき由宣は...

源氏物語 湖月抄 蜻蛉 薫と匂宮の語らい
頭注 まきばしらは 細わぎもこがきてはよりそふ槙柱そもむつまじやゆかりとおもへば。浮舟の形 見にはかほるなどの人はあるまじと也。三是は薫をたとへたり。浮舟ゆへ薫を...

絵入横本源氏物語 須磨 伊勢島や 六条御息所からの返事
源心 なに事゙もらう/\しう物し給ふを思ふ さまにて今はことに心あはたゞしう ゆき...

別冊國文學 源氏物語必携 蔵書
別冊國文學NO.1 源氏物語必携 秋山虔・編 學燈社昭和53年12月編者 秋山虔発行 學燈...

源氏物語 湖月抄 蜻蛉 薫、匂宮を見舞う
めのけしきしらせじと、かしこくもてかくす 御物思ひのけしきと人の見えりたると也 とおぼしけれど、をのづからいとしるかりけれ ば、いかなることにかくおぼしまどひ...

絵入横本源氏物語 須磨 年経る海人も 京からの返事
給し面かげのげに身にそひ給へる もかひなし。出いり給ひしかた、√よ りゐ給しまき柱などをみ給 にも、むねのみふたがりて、ものを とかう思ひめぐらし、世にしほじみ ぬるよはひの人だ...

源氏物語 葵の上 中島潔ポスターコレクション
中島潔 (なかしま きよし、1943年4月26日 - )は、日本画家、絵本作家、イラストレーター。郷愁を誘う童画や、儚げな女性画を得意とする。「風の画...

源氏物語 湖月抄 蜻蛉 薫の後悔、匂宮の歎き
孟御庄の人石山へまいりてかくと申す也 薫の心也 なん參りて、しか/"\と申させければ、あさましき 心...

絵入横本源氏物語 須磨 塩垂るるころ 京への手紙
けれども、はか/"\しくものをの給ひ あはすべき人しなければ、しら ぬ圀の心ちして、いとむもれいた く、いかで年月をすぐさましと おぼしやらる。やう/\ことしづまり ...

源氏物語 湖月抄 蜻蛉 浮舟の葬儀の真似
三浮舟の乳 御ふすまなどやうの物をとりいれて、めのとご 母の子の大徳にや の大とこ、それがをぢのあざり、そのでしの ...