軒　端　梅 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三番目物　本鬘物　作者不明 東国の僧が都の東北院を訪ね、咲いている梅を門前の男から和泉式部の梅...

新古今和歌集　巻第十 羇旅歌 東の方に罷りけるによみ侍りける 西行法師 　　　年たけて...

女　　郎　　花 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四番目物　執心男物　作者不明 九州松浦の僧が岩清水八幡に参詣の為、男山の麓の野辺に来て、咲き乱れる草花の中で女郎花に心引...

源氏物語　梅枝　第二章五段 唐の紙のいとすくみたるに、草書きたまへるすぐれてめでたしと...

源氏物語　梅枝　第二章第七段 今日はまた、手のことどものたまひ暮らし、さまざまの継紙の...

１　はじめに新古今和歌集の未発見の切出歌が、平成25年10月2日鶴見大学図書館が購入した古筆手鑑の中から久保木 秀夫氏、中川 博夫氏によって発見された。 新古今和歌集の切出歌...

　　　　行き暮れて 　　木の下蔭を宿とせば            （神戸市胴塚　忠度墳） 　　　　花や 　　　　　今夜の ...

新古今和歌集　巻第一 春歌上 題しらず 志貴皇子 岩そそぐ 　たるひの 　　　　　上のさ 　　　　　　　　蕨の 　萌えいづる春に 　　　　　　なりにけるかな 読み...

新古今和歌集　巻第十一 女の杉の實を包みておこせて侍りければ 藤原實方朝臣 　　　たれぞこの 三輪の桧原も知らなくに 　　心の 　　　杉の 　　　　われを 尋ねる...

新古今和歌集　第十九 神祇歌 新宮に詣づとて熊野川にて 太上天皇 熊野川 　　くだす早瀬...