まづいそがれ候ける御心ざしあらはれ候て、集賜はりて候事かへす／”＼うれしうよろこび見候て、いたづら事と覺え候つる長きため...

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南坊宗啓 紹鴎ワビ茶ノ湯ノ心ハ、新古今集ノ中...

　　　　　　　　　　　　　　　　正岡子規 貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に...

　　　　　　　　　　　　　　　正岡子規 　拝啓。空論ばかりにては傍人に解し難く實例に...

　　　　　　　　　　　　　　　正岡子規 　【前半略】 　心あてに折らばや折らむ初霜の置...

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正岡子規 　一々論ぜんもうるさければ只々二三...

おおかた歌の姿は面の如くにして一樣ならず。悉くのするにいとまあらず。但し近き世の上手...

発心集　西行が女子出家の事 西行法師出家しける時、跡をば弟なりける男に云ひ付けたりける...

西行法師、東の方に修行しける時、月の夜、武蔵のを過ぐる事ありけり。比は八月十日あまりな...

俊頼が後には、釋阿、西行なり。姿殊にあらぬ躰なり。 釋阿は、やさしく艷に、心も深く、...