メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

JBLサウンドってどんなん?

2013年06月08日 20時13分02秒 | オーディオ
そうそう、いつの頃からか日本の生真面目なオーディオ思想
(う~ん、なんつうかバランスとかスペック重視?みたいな…)よりも
海外の個性的なメーカーの機器に魅力を感じるようになっていた。
でも案外と舶来品って高価だったりするのだ。
大体その”高価”という価値基準だって、なんだかんだ言って
日本の製品のコストパフォーマンスを基準にした感覚だから始末が悪い。
そんなコトいってたら海外ブランド品なんて買えないぜホント。
「このブランドLOVE!」ってな気持ちで接するのが正しいと思ったりする。

で、それに目覚めたのがBOSEの501Xというスピーカーだった。
キューブ型の中・高音部と低音のシャドーベースBOXに分かれた
ナニヤラ破天荒なカタチをしていたが、それはもうのびのびと
良い音を鳴らしてくれた。以来、このブランドのファンになった。
まあ、オーディオマニアからすると「HiFiとはいえない」とか
結構キビシイ評価ももらっているが。
当然、シングル・コーンで再生する周波数帯域は限界もある。
だが!そこで勝負してるところが粋と感じてしまうのがファンなのだ。
例えば、大きな本屋さんあたりで立ち読みをしていると
知った曲が流れてきて、それが「おお!なんか良い感じの音だな!」とか
思った経験はないだろうか?そして天井を探してみると
そこには大抵BOSEのスピーカーが付いていたりする事が多い。
なるほど、確かにHiFiとは言えないかも知れないが「良い音」なのだ。

そんな中で比較的安価な価格帯もあるJBLというブランドも有名だ。
ただし、安価な価格帯のミニスピーカーはBOSEで持っていたので
2Way以上のアイテムに興味があったのだが、いかんせん
そこからが価格が急にあがっているものが多かったのだと思う。
今の今まで、全く音も聴くこともなく現在に至っていたのだ。
ところが、先日リサイクルショップでチョーお買い得価格で写真のJBLが!
う~ん。見た事もないヤツだ。早速ググってみる。
ほうほう、すでに発売後26年は経っているのか。音の評価は?
元気のいい押し出しのある音で、いわゆる”JBLサウンド”だそうだ!
傷みやすいエッジは?よし!ポリウレタン製ではなく繊維らしい!
ウチにあるBOSEだってそんくらい(26年)平気で経っているが
全然元気に鳴っているぞ。と、いうことで1週間あれやこれやと考えて
再びお店に行ったところ、まだ売れてなかったのでゲットしてしまった!

さすがに時代を感じさせるフォルムだが
その”70年代のスピーカー”然とした佇まいがまたステキだ!
そこから出てくる音は、いわゆるドンシャリ系で、これまた狙い通りだ!
特に小音量にもかかわらず、低音の量感があるのは非常にスバラしい!
反面、音量をあげると音が暴れすぎて濁ってくる印象があるな。
いまのところ、繊細系の音楽ソースは一切聴いておらず
VAN HALENや、PINK FLOYDとか70年代のロック中心でのインプレッションだが。

故・長岡鉄男先生が「オーディオは顔が命」と、久月のCMのような事を
言っておられたが、まさにその通りで、気に入ったデザインの機器を
見ながら過ごすというのはなかなかオツなものだ。
まあ気が向いたら追加インプレッションを書くとしよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿