メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

ロックの年齢層

2012年06月14日 21時22分55秒 | ロック
「大人のロック!」という雑誌のタイトルの意味するココロは
”現在オヤジになっている年齢層が聴いていたロック”だと思うけど
なんか自分捉え方間違ってるかしら?いいんだよね?
決して”大人が聴くロック”というコトじゃないよね?

以上を踏まえて敢えて言わせてもらうと
これも”おやじバンド”と同じにおいのするキーワードで
連想されるバンドがやや読める感じだな。
「ビートルズ」「ストーンズ」「ツェッペリン」とか。
要するに60年~70年代に世界的に大活躍していたバンドを
結構お気楽にひとくくりにできるみたいな。

で、ナニが言いたいかっつーと
「大人のロック」にしろ「おやじバンド」にしろ
その単語(言葉)を使っている側は、
決してその対象物に”愛”を抱いていないという気がするのだ。
ちょっとニュアンスは違うが、
当時売れ筋を狙った似たようなHR・HMバンドを指して「産業ロック」と
揶揄していた評論家や雑誌があったが、
本人達は「売れようとしてナニが悪い。」とムカついたに違いない。
使う側が”型にはめよう””ある一定のイメージを持たせよう”としている
何気ない悪意を感じてしまうのがこのテのカテゴライズだ。

古参バンドの特集をしたいなら、
わざわざ「大人の~」「おやじの~」なんて枕詞は不要だし
きっちりバンドプロフィールでわかってもらえばいいんじゃないか?
まあ、世間一般はそんなことは思っても無いかもしれないが
少なくとも自分はイヤだね。
おそらく世に言う”おやじ”ド真ん中にいるから反発を感じるんだとは思う。

とにかく
どんな世代がロックにかかわろうが、
その年齢層でひとからげに語って欲しくないね。
それこそがロックの間口を狭めるってコトに
気づいてほしいんだよな~。
JAZZだってクラシックだってもっと自由だぜ。