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ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ハンザ都市 ブレーメン

2012-12-16 | 他の都市の散歩

 ハンザ都市ブレーメン。
 世界の門、ハンブルクのカギを持っている、
 そしてハンブルクに対抗意識のある都市です。
 今日は休みのつもりでいたのですが、ちょっと
 気になったことがあったので、ブログを書く気になりました。
 クリスマスマーケットはしばらく休憩させていただきます。

         ブレーメンは歴史的な街で、僕が好きな街の
         1つです。
         ハンブルクだと中央駅近辺がもう繁華街、中心地ですが、
         ブレーメンは中心地まで歩いていくか、あるいは路面電車
         に乗って行きます。時間的にはほとんど変わりません。

 
 ブレーメン中央駅です

 ブレーメン中央駅から市の中心地に向かって歩いて行くと、
 右側に風車を見ることが出来ます

 

 ブレーメンと風車、関係がないように思われますが、
 この街にも運河は多く、穀物を挽くための風車は必要です。

 さて、続けて歩いて行くと、少し右に寄ったところに市庁舎が見えます
 

 この市庁舎近くに有名なチョコレート、ハシェの
 本社があります。日本でハシェは知られていないですね。

         市庁舎前広場からウェザー川に向かって歩いて行くと、
         ブレーメンの顔、シュノア地区に出ます。
         通りは全て狭く、車両通行禁止ですから。
         でもこの狭い通りをブラブラ歩いていると、歴史が
         100年くらい遡ったような気がします。

       


 

         ここに震度3くらいの地震が発生したら、
         この街並みはほとんど倒壊してしまいそう
         ですね。

 そして有名なブレーメンの音楽隊の像です
 

                見ておわかりのように、ロバさんの足が、
                ピカピカ光っています。よほど握り具合が
                いいのでしょうか、観光客はほとんどと言って
                いいくらい、この足を握ります。
                また子供たちは、ロバさんの下をくぐって
                通り抜けようとしますね。

 
 ロバさんの顔のアップです。

 これも、観光客が喜んでロバさんの鼻を触るので、
 このように色が変わっています。

 さて、場所を大聖堂の中に移しましょう。

 これはメインのオルガンではありません。祭壇の左にある、サブオルガンです

      

         そして教会の窓は、ほとんどと言っていいくらい
         ステンドグラスですね。

 


      

         そしてこのステンドグラスが、今日僕にブログを
         書かせた原因です。

 この写真は昨日アップしたのですが、スクロールで
 昨日の記事に行くのが面倒くさい方もいると思うので、もう一度アップします
 

 皆様、僕が何を言いたいかおわかりになりましたでしょうか?

 


 


 僕はステンドグラスとクリスマスの飾り付け、
 ローソク立てに共通の意思、感覚を見つけたのですが、
 これは言い過ぎかもしれませんね。
 読者皆様の判断にお任せします。


          今日もジージーのブログを訪問していただき、
          ありがとうございます。
          しばらくクリスマスマーケットはお休みさせて
          いただきますが、その代わりになるものを考えます。
          では次回まで  

ハンブルク アルトナ地区のクリスマス

2012-12-15 | クリスマスマーケット

 昨日、石楠花が春に向かってつぼみを持っている
 と書いたのですが、日本では沈丁花がやはり
 つぼみを持っている、とゆずマムさんからコメントを
 いただきました。
 僕は今までドイツでは沈丁花を見たことがなかったため、
 仕事場で合間を縫ってドイツのパソコンで調べたのです。

       すると、学名は Daphne Alpina、ヨーロッパで
       自生している場所は、オーストリーのケルンテン地区、
       ピレネー山脈と書いてあり、ドイツは書いてなかった
       のです。でも続けて調べた結果、ドイツのネット販売で
       沈丁花がありました 
       しかし、よく読んでいくと、大地に直接植えるためで、
       鉢やプランターでは難しいようなのです 
       ただいま熟考中 

              昨日、私事が出来てしまった、と書きましたが、
              マンションを出ようと思ったら、西の空が夕焼けで
              きれいではありませんか 
              夕焼けを撮ろうと思うと、時間が大事になります。
              昨日はタイミングが僅かに遅くて、あまり上手には
              撮れませんでした。まあ笑ってやってください。

 


 

 ハンブルクのアルトナ地区は、ひと昔前まで
 あまりガラのいい街ではありませんでしたが、
 ここ十年来若者のトレンドの街になっていて、
 非常に活気があります。僕の息子もしばらく
 この地区に住んでいました。

 メルカードという名前のショッピングビルです
 

 ドイツには有名な、小さな天使の人形が
 あって、写真に撮ろうとずっと探していたのです。
 するとこのメルカードの中の店で売っているでは
 ありませんか 
 僕は喜び勇んで店の中に入り、写真を撮っても
 いいかどうか聞いたのです。すると、
 「メーカーが写真撮影を許可していないので、
 申し訳ないけれどもダメです」 
 そんなこと聞かないで、撮っちゃえばよかった。
 僕が生真面目すぎたんですよね 

        買えばいいんでしょ、買えば、と言いたいけれど、
        チビ人形のくせして結構高いんですよね、これが。
        歌を歌っている、あるいは楽器を弾いている天使など
        様々で、ドイツに3年ほど住んだ知人が、この天使人形
        でオーケストラ分集めて持って帰りました。
        総額うん十万です。ひょっとすると百万近かったかも 
        写真がブログに載れば、宣伝になるのに 

              ではメルカードから外に出て、
              クリスマスマーケットを眺めましょう。

 


   

      もう皆様にはお馴染みの風景ですよね。
      ではもう一つお馴染みの風景を。

 

 前回の記事にも同じような写真がありましたが、
 少し違いますね。
 では全く違うものを 

 


   

      どうですか、気に入ってもらえましたでしょうか。


          最後の一つです
          


            クリスマスマーケットも、また売っている物も
            場所により少しずつ違いますね。
            ハンブルクから少し離れた都市でのクリスマスマーケット
            にも行きたいのですが、何しろ寒いから出不精になります。

            では次回をお楽しみに  

歯医者と ちょっぴりクリスマス

2012-12-14 | クリスマスの装飾

 えー、まず報告を。
 前回の記事に載せました、クロムバッハーの
 ドゥンケルビールは、とてもおいしくて
 感激しました 

      今日は1日休暇にしてあったのですが、
      歯医者(ハンブルク医大歯科)からおととい
      留守電が入っていて、今日午後1時に行かなければ
      ならなくなってしまい、それに夕方も、突然私用ですが
      することが出来てしまって、休暇台無しでした

           それでも目を覚ましたあと、体がだるい気がしたので、
           休暇にしておいてよかった、と思いました。朝食のあとで
           中庭を見ると、クロウタドリが3匹ほど、落ちているパンの
           かけらを突付いているではありませんか。
           で、さっそくカメラを構えて撮ったのですが、まるでダメ。

 マンションの窓より中庭を見下ろす
 

 冬はエサを食べなければならないためか、
 落ち着かないで、いつも動き回っていました。
 一緒に写っている鳥は、スズメだと思いますが、
 はっきりしません。
 何日か前、買い物の帰りにクロウタドリの歌声が
 聞こえたので、その時にも撮りました。
 しかし寒くて、ダイヤル操作のために手袋を脱いだため、
 途中で手がかじかんでしまい、あきらめました。

 

 春のときより1段と太っています。

 

 雌雄の違いでしょうか、くちばしが黒いですね。
 でもカラスではありません。

 

 これは今年の4月に撮影したのですが、
 この時のほうがスマートですね。
 冬に備えて脂肪を蓄えなければならないのでしょうか。

 ハンブルクの四季 春編でクロウタドリを紹介したのですが、
 ご存知でない方のために、生態系を知りたい方はこちらを、
 歌声を聴きたい方はこちらをクリックしてください。
 残念ながら、この鳥は、日本ではほとんど見ることが出来ません。

       えーと、歯医者の話から脱線してしまいました。
       以前の仕事仲間で、東ドイツから逃げてきた人の
       体験談です。よーっくわかります。
       「子供のころ、歯が痛くてたまらなかったら、母親が
       歯医者に行けってうるさかったんだよ。だから歯医者に
       行ったけれど、待合室で待っていると、“ギャーン”って
       いうドリルの音が聞こえてきて、それから子供の悲鳴が
       聞こえてね そのあと、歯は痛くなくなったよ
       まあ当時の東ドイツの歯科技術がどうだったかわかりませんが、
       気持ちのいいものではありませんね。
       歯医者の好きな人がいたら、会ってみたいです。

             僕の知り合いの女性が、
             「もし恋人が歯医者だったら、彼に治療をしてもらいたく
             ないわね、最悪よ」と言っていました。
             恋人じゃなくても最悪だと思うな
             まあ今回、歯に穴を開ける治療ではなかったので、
             不幸中の幸いですか。

 治療も終わって、楽な気持ちで大学病院の
 敷地内を歩いていたら、シャクナゲが春のために
 つぼみを大きく膨らませていました 

 

 は~るよこい は~やくこい ですね

       ちょっぴりクリスマスです。
       仕事場の近くにあるショッピングビル、
       フェニックスセンターは、どうやら時々クリスマスの
       飾り付けを変えているようです。
       もちろん大掛かりな物は変えていませんが、
       部分的に嗜好を凝らしているようですね。

 このクマさんたちは動いていて、音楽も聞こえてくるんです
 

 蜂ワックスと呼んでいるのですが、日本にもあるのでしょうか?
 

 これもそうです
 

 全てローソクです。ドイツ人はローソクが好きですね。
 中央の茶色いのは本物のマツボックリですよ~~

 最後にこれで終わらせたいと思います
 

            今回もジージのブログを見ていただいて
            ありがとうございます
            では次回をお楽しみに  

ビールと冗談

2012-12-13 | ジョーク 冗談 笑い話

 次の3枚の写真は、1度記事にした
 ロシアスーパーで買ったものです。

       
       ロシア語はわかりません

 ラベルが光って見難いですが、白熊が
 描いてありますね。かなりヘビーで、
 少し甘いビールでした。

        今日の冗談はヨーロッパ人種の性格を
        ある程度知らないと、笑えないかもしれません。
        そしてかなり古い冗談ですので。

               天国で、ヨーロッパ人が何をしているか
               イギリス人:警官
               フランス人:コック
               ドイツ人 :物事をオーガナイズする
               イタリア人:骨董品の収集。
               スイス人 :貴金属、金の管理
               だそうです。

 では、地獄でヨーロッパ人が何をしているか
 イギリス人:コック
 フランス人:物事をオーガナイズする
 ドイツ人 :警官
 イタリア人:貴金属、金の管理
 スイス人 :骨董品の収集
 だそうです。

         イギリス料理のまずさは有名です。
         イギリスでおいしい物を食べたかったら、
         中華料理かインド料理にしてください。
         間違ってもフィッシュ・アンド・チップスを
         食べないようにしてくださいね。
         ドイツ人はこの冗談を聞くと、ゲタゲタ笑いますが、
         最後に「ドイツ人が警官だと悪いのか?」
         と聞き返してきます。ドイツ人は制服を着ると、
         人格が変わって… 1人でも行進して…

 一見、炭鉱労働者風ですね
 

               次は、ヨーロッパだけでなく、世界中の
               男性が望む、最高の生活です。
               これも30年ほど前にはやった冗談で、
               世界情勢はそれからかなり変わっていますから。

 男性が望む、最高の生活とは、
 アメリカの会社に勤める
 中国人のコックを雇う
 イギリスの家に住む
 日本女性を妻にする
 だそうですが…

          では出来ることなら望まない生活とは、
          中国の会社に勤める
          イギリス人のコックを雇う
          日本のアパートに住む
          アメリカ女性を妻にする
          これは色々問題がありそうで…
          影の声:
          (でもコックを雇えるだけいいじゃん)

 
 これはなかなかの味でした

        これはポーランドのビールです
        

 このポーランドのビールもロシアスーパーで買った
 のですが、たまにドイツのスーパーでも売っています。
 でも僕にはやはりドイツビールが好いですね。

 
 アルトビールというタイプのビールです

 デュッセルドルフ近辺でよく飲まれている種類の
 ビールで、色は薄茶色、さほど苦くないから
 女性にもいいのではないでしょうか。

       クロムバッハーのドゥンケルです 
       

 実はこのビール、新製品で、最近よく宣伝しているんですよね。
 ドゥンケルとは、色が濃いとか暗いの意味ですが、
 宣伝でビアグラスに注いであるのを見ると、あの
 ドゥックシュタインみたいな赤色をしているので
 買いました。まだ飲んでいませんが、楽しみです

           さて、では最後の冗談です。
           お断りしておきますが、僕は戦争
           大反対論者です。

 日本人男性がドイツの大学に留学して、慣れてきた頃、
 地元の人と親睦を深めるのもいいのではないか、それに
 いつも張り詰めていると切れてしまう、と思ってバーに
 一杯やりに行きました。
 行ったバーは結構混んでいて、その男は労働者風の2人の
 男たちと同席になりました。
 話しているうちに気が合い、その男は、やはりドイツで勉強を
 していた彼の父が、オーネ・イタリエン(イタ公抜き、第2次
 世界大戦にイタリア軍がだらしなかったことを意味している)
 と言うと、ドイツ人は喜ぶと言っていたことを思い出したのです。
 そしてその男が “オーネ・イタリエン” と言ったら、
 同席していた1人がいきなり立ち上がって、その男の
 胸ぐらを掴み、言ったのです。
 「小僧、もう1度言ってみろ、俺はイタリア人だ」

       だいぶどぎつい冗談で、済みません。
       今日は私事があって、家に帰るときに
       ハンブルク、アルトナ地区を通って
       帰ったのですが、そこのクリスマス
       マーケットで売っていたものを1つだけ
       紹介して今日のブログを終わりにしたいと
       思います。

 

 これはビアホールの写真ではありません。
 一見ビアジョッキ風、よく見るとローソクです。

           今日もジージのブログを見ていただき、
           ありがとうございます。
           では次回まで  

ハンブルクの街角で

2012-12-11 | ハンブルクの散歩

 僕の住んでいるところから郊外に向かって
 1駅電車に乗ると、そこにとてもいい
 トルコ人経営の八百屋があります。僕はトルコ屋
 と呼んでいますが、軽蔑しているわけではありません。
 ドイツ人の経営している八百屋はまずありません。
 例外は朝市、露天市の八百屋で、トルコ屋は
 多くの場合スーパーより安くて品質がいいのです。
 最近スーパーも多少変わってきましたが、以前はほとんど
 パックになっているため、開けられなかったし、ましてや
 痛んだ部分を取り除いて買うことは出来ませんでした。

        しかしトルコ屋で痛んだ部分を捨てて買うのは常識
        なのです。色々手にとって見て、選ぶのですが、
        トルコ屋は品物が悪くなりそうだとすぐ特売を
        します。彼らは先天的に野菜、果物の質を見分ける
        力があるんじゃないかな

              店の大きさも様々で、12月7日の記事に紹介した
              トルコ屋はかなり小さいですね。
              これからは、トルコ屋にとってあまりうれしくない
              時期です。なぜかというと、ほとんどの店が、外の
              台の上に果物、野菜を載せて売っているのですから、
              それが凍ってしまう可能性があります。レタスなど
              葉物は真っ先にやられてしまいます。

隣駅のトルコ屋です。冬になるとこのように天幕を下げます


 この様になっていれば、野菜や果物が凍ることは
 ありません。

天幕の中の様子です


 多少狭くなってしまいますが、客は文句も言わず、
 のんびり買い物をします。

       今日はパイナップルが特売、1個59セント、約65円ですね
       

       おそらく今日か、遅くとも明日の朝までに食べないと、
       悪くなってしまうかもしれません。
       ちなみに隣のオレンジで、79セントと書いてあるのは
       キロ当たりの価格です。

            隣駅では、金曜日の午後に露天市が開かれます。
            別に目的があったわけではないけれど、露天市を
            ぶらぶら歩くのは面白いですね
            しかし、 も歩けば冬用ブーツに当たる
            サイズもぴったりだし、前回の冬までの靴は、もう
            底の溝もあまりなくて平らになっているため、
            滑るかもしれないと思ったので即決 

 ルンルン気分で露天市を最後まで見て抜けたら、
 そこは雪国ではなくて、馬車が停まっていたのです
 

 御者はもちろんサンタの衣装を着た人で、
 その人も一緒に撮りたかったのですが、
 人の心知らずで、離れたところで休憩
 寒い時に手袋を取って、カメラを構えていると冷たいんですが…

       手がかじかんできたのであきらめてスーパーに。
       入り口を入ってすぐ左にシクラメンがあって、1鉢なんと
       1,49ユーロ、約160円で売っていたのです
       ミカンの木を育てる自信はないけれど、シクラメンはお手の物。
       ホイホイと買ってしまいました。

 

 日本で売っているシクラメンは、肥料などの調整で、
 花芽を異常に増やしますが、ドイツではそれをしません。
 シクラメンの原産地はトルコの高山地帯で、明るい日陰を
 好みます。
 シクラメン、セントポーリア、四季咲きベゴニアはまだ
 枯らしたことがありません。
 シクラメンは1度種を取って、植えたことがあります。
 いくつか芽が出れば儲けものだ、と思ったら、ほぼ全部、
 100以上芽が出たのには驚きました

       ここ何年も精神的に不安定だったので、しばらく
       花を休憩していたのですが、今年の春から新しい
       挑戦、バラに取り組みました。
       来年になって、日が長くなるのが今から楽しみです。

 

 

       白もあったのですが、1番最初に買ったため、
       赤と黄色を買った時には、花が終わってしまいました。
       ただいま3種とも休眠中です。

       今日もジージのブログを見ていただき ありがとうございました。
       それでは次回まで  

ジージのアウトドアスポーツ 最終回

2012-12-09 | 思い出

 えー、今日はブログを休憩するつもりでいたのですが
 You Tube でかぐや姫の“神田川”を聴こうと思ったら、
 最初に目に入ったのが“DB(ドイツ国有鉄道)、サンタの日の
 大サービス”
でした。ですので、皆さんに見てもらおう
 と思ったのです。まあクリックしてみてください。
 歌はウザイですが、ドイツの雰囲気が出ていると思います。
 場所はフランクフルト中央駅です。

         11月22日の記事に書きましたように、
         祝日ではありませんが、12月6日は
         サンタの日で、この日によい子はプレゼントを
         もらえることになっています。

                 さて、今日は臨時開業ということなので、
                 写真は用意してありません。
                 ほとんどリンクで楽しんでもらうことに
                 なります。その方がきれいな写真と臨場感に
                 あふれるのではないでしょうか 

 タイトルを、アウトドアスポーツ 最終回としたので
 その3 までに書き忘れたことを書きたいと思っています。
 だいぶ僕の自慢が入るかもしれませんが、その際は読み飛ばして
 下さい。
 僕がスポーツをすると、ほとんどの場合Hと一緒です。
 Hは、アウトドアスポーツ その1に出てきた大痔主で、
 手術のために八甲田にいけなかった男です。

         Hは…Hではありません(笑)
         その反対に、硬派で、不条理なことが大嫌いな
         きまじめ男です。
         僕たちが大学生の頃にボーリングがはやりました。
         これはもちろんインドアスポーツですが、Hと僕も
         はまり、Hは都立大学駅近くの○○ボールの会員に
         なったほどです。

                 会員になると、1レーンを1時間、当時
                 千円でしたが借りることが出来ました。
                 毎週末二人でレーンを借り切った結果、
                 二人のアベレージは10ゲームで2300
                 を超えたのです。ですから、アベは230、
                 プロボーラー以上でした。
                 僕たちはそのアベがコンスタントに出るように
                 なると、冗談で、スコアをビーマーで壁に
                 映し出すようにしたのです。
                 二人で投げていると、多くの人が見に来ました。
                 全くイヤミですよね。
               
 僕は1度、第9フレームまでストライクを続けた
 ことがあります。第10フレームでストライクが3本
 出ればパーフェクトだったのですが、ビビッてしまい、
 ストライクどころかスペアも取れず、263でゲーム終了。
 しかし二人ともその夏でボーリングに飽きてしまいました。
 スポーツは屋外に限る 

ニセコアンヌプリ国際スキー場です。


 僕はしばらく地下鉄中野坂上駅(新宿近辺)近くに
 住んでいました。そしてこのスキー場に行くのに、飛行機を
 予約したのですが、バカなことにラッシュアワーの真っ最中 
 そこにリュックとスキー板を持ち込んだのですが、乗客の視線は 
 乗ってから、羽田までタクシーで行けばよかったと後悔したのですが、
 あとの祭り 

       このスキー場は、僕が経験した中で、最高の
       パウダースノーでした。
       何しろただ立っているだけで、膝まで雪に埋まって
       しまうのですから。
       その新雪の中を滑ると、ターンをするたびに顔まで
       雪が来て、フッと吹くと飛んでいくのです。
       正面の山は羊蹄山です。

今は富良野スキー場ですが、当時は北の峰スキー場と呼ばれていました。


こちらは当時なかったコースです


 生意気なことに、ここではプリンスホテルに泊まったのです 
 いきさつはどうだか忘れましたが、西部グループの金券
 5万円をもらったので、ルンルン気分で行ったのです。
 しかしフロントマネージャーが、
 「お客様、この金券は、当ホテルではご使用できません」
 と言ったではありませんか  僕はその金券の裏に、
 どこでどのように使えるか書いてあったし、プリンス
 ホテルもOKだったのでそこに行ったのです。
 僕がそのことを持ち出して言おうと思ったら、
 「今回はお泊まりいただきますが、次回はご勘弁
 お願いします」
 よしよし、じゃあ文句を言うのは止めよう 
 確か、西部グループの株主に対しての金券だったと思うので、
 そのフロントマネージャーはそう対応したのだと思います。

       北の峰スキー場はやはりパウダースノーだったのですが、
       記憶があまりないのです。というのはメチャ寒くて、
       下はパンツ+ももひき+スキーパンツ+オーバーズボン、
       上はランニング+長袖の下着+フラノのシャツ+セーター+
       ダウンのヤッケ、そしてスキーリフトに乗るとき毛布を渡された
       のですが、リフトに乗っている間中ガタガタ震えていました。
       ですので、リフトを降りるとすぐダウンヒル開始 
       何しろ寒くて、その日は、ずっとふもとで滑っていました 

              当時、一緒にスキーをしていたのは妻、H、
              そしてHの友人Y、そのほかに3人いました。
              ある時全員同じスキーヤッケで滑ろうということになり、
              僕が代表でヤッケを探しました。
              そして探し出したのは、サーモンピンク、ロング、
              シャツカットというヤッケで、全員揃うことは
              めったにありませんでしたが、それでも同じヤッケで
              滑ると人目を引きます。

 それに僕たちは新雪、深雪が好きだったので、
 滑るフォームが普通とは違い、後傾姿勢で体を起こし、
 ストックを高く、激しく動かします。
 整備されたゲレンデでは後傾姿勢で滑る必要はないのですが、
 何しろクセになっていますから。
 でもだいぶ目立ったようです。

       僕たちは夜中に雪が降ると、さっさと朝食を
       済ませて、リフトで頂上へ。
       そして全員で、まだシュプールのない雪の上を
       同じヤッケで滑るのですから、これは目立ちですよ。
       でもね、みんなが注目している中で、コケると
       ダッサーイですからね、緊張します。

               色々なスキー場で滑りました。
               八幡平では春スキーを、目一杯滑りたい時は
               猪苗代の国体コース、蔵王。
               蔵王には “壁” と呼ばれている場所があって、
               傾斜は45度、壁の下には休憩出来る場所があって、
               みんなが崖を滑り降りてくる人を見ている 
               コケるとダサイですからね。
               のんびり滑りたい時は白馬岩岳。

 やがてドイツに住むことになり、子供も2人生まれて
 下の息子が4才、上の娘が6才になった冬から
 チロルで毎年クリスマスから正月にかけて、10日ほど
 スキー休暇をするようになりました。

       ヨーロッパスキー場案内という本を買って、
       興味のあるスキー場の観光課にインフォメーション
       を送ってくれるように頼んだら、ホイホイ送って
       くれました。その結果選んだのがツィラータールの
       マイヤーホーフェンというスキー場でした。

               冬ではありませんが、そのマイヤーホーフェン               
               を記事にしているブログがあります。
               写真がきれいですよ、クリックしてみて
               下さい。

 ツィラータールとはツィラー谷という意味で、
 ミュンヘンからインスブルックに向かう途中にある
 イェンバッハという駅から終点のマイヤーホーフェンに
 向かいます。
 これがローカル鉄道で、狭軌、そしていまだに
 蒸気機関車が走っているのです。

       そのサイトには、春から秋にかけて、と書いてありますが、
       当時は冬でも走っていて、僕たちは偶然その蒸気機関車に
       乗ったことがあります。
       蒸気機関車ファンというのはすごいですね。
       真冬で、雪が積もっているフィールドに立ってカメラを構え、
       蒸気機関車が来るのを待っているのです。それが何十人
       どころでは済まないかもしれないし、それに当時は
       デジカメの時代ではなかったですから。

              そのツィラータール鉄道の終点、マイヤーホーフェン
              からバスの終点のヒンタートゥックスまでスキー場で、
              3日以上のリフト券を買うと、全ての交通、スキーリフト
              がその価格に含まれます。

 スキーのリフト券だけでなく、貸しスキーもそうですが、
 こっちで1日券、あるいは1日だけスキーをレンタル
 というのは考えられないのです。
 リフト券だと、1~7日券、そのあとは2週間券、1ヶ月券、
 それにシーズン券ですね。

       僕たち家族はマイヤーホーフェンに定宿というか、
       休暇用マンションを探し出して、そこでスキー休暇を
       毎年過ごしていました。
       子供たちの上達は速く、2年目になると、もう自由に
       滑り回るようになったのですが、ある時突然終止符が
       打たれたのです。

               というのは、上の娘が成長期だったせいか、
               紫外線過敏症になってしまい、顔がおたふく風邪の
               ように膨れてしまうようになったのです。
               薬を塗ってもダメ、覆面をしてもダメ、そして
               それはスキーだけではなく、湖の上でボートを
               漕いでいる時にも現れるようになったのです。
               したがってスキー休暇は中止、その後しばらく
               娘は紫外線に気を付けて暮らすようになりました。
               でもいつの間にか、年とともにそれもなくなったので
               安心したのですが、子供たち二人とも大きくなって、
               スキー休暇が復活することはありませんでした。

 今日のハンブルクの気温は、朝が-9℃、昼が-3℃、
 今、-4℃です。
 こんなに寒いのだったらまたスキーに行きたいな 

      何か取りとめのない記事になってしまいました 
      まあ臨時開店ということで…

      では次回まで  

ハンブルク 市庁舎前のクリスマスマーケット

2012-12-08 | クリスマスマーケット

 今日のハンブルクは昨日よりも寒さが厳しくて、
 トイレで腰をかけていると、首筋に隙間風が
 当たって、冷たく、ああ、またこの時期になったな、
 と思いました 

      少し補足を。
      僕のマンションでは、寝室、応接室(勉強部屋)、
      台所にヒーターはありますが、トイレ(風呂場)
      にはありません。そしてトイレの窓だけ密閉が
      完全ではないのです。それと、これは衛生的な面から、
      そして掃除の手間を省くために、僕は小用でも座り
      ます。もちろんすでにそうなさっているご家庭も
      あるでしょうが、そうでない場合、お試しになったら
      いかがでしょうか。
      男性は単なる慣れで、最初は変な気持ちですが、それが
      習慣になればいいだけですから。
      これは主婦の方の手間も減るし、何しろトイレが
      臭くなるのを防ぎます。
      独身男性の方も試してください。
      彼女を自分の所に呼んで、トイレが臭いと嫌われますよ 

            さて、今日はハンブルク中央駅からメンケベルク通りと
            平行しているシュピターラー通りを、市庁舎まで
            歩いてみましょう。
            撮影は先週の土曜日です。

これは中央駅からの、シュピターラー通りの入り口です


 この通りは歩行者道路で、普段もにぎやかです。
 フラッシュはほとんど使っていないので、
 写りがよくありませんがご勘弁を 

もちろん焼きソーセージの屋台も出ています


これは同じ屋台を横から撮りました


なかなか貫禄のあるおじさんですね 

      途中にも何軒か焼きソーセージの屋台があり、
      現れたのがこれです。

      ちょっとピンボケです
      

      ここではローソク型の電気ですが、家庭用に
      これを小型にした物を売っていて、実際に
      ローソクを燈すと、上昇気流で上のプロペラが
      ゆっくり回ります。
      台の上にはサンタ、トナカイ、雪だるまなど、
      この時期に関係あるものが立っていて、一緒に
      回ります。

途中の写真は出来がよくなかったので省略、
市庁舎前のクリスマスマーケットです


      光の塔のアップです
      

            ではマーケットの中をのぞいてみましょう。
            土曜日だったので、寒かったにもかかわらず、
            ものすごい人手で、時々グリューワイン
            (温かいワイン)を持った人も歩いていて、
            気を付けて歩かなければなりません。
            ここのマーケットはいくつかのブロックに分かれて
            います。では中に入ってみましょう。

きれいですね。中にはコンロ用の小さなローソクが入っています


 これもさっきの回るプロペラと同じで、
 中のローソクを燈すと、ガラスの筒の
 上にあるプロペラが回ります。
 小さな金属加工したものが下がっていて、
 プロペラが回るとかわいい音がします。

すごい人手ですね


中にはこんな小編成の音楽隊も


写真を撮ろうとすると、人ごみで苦労します


かわいらしいメリーゴーランドも


家族で来ている人もいますね。手にはパンに挟んだ焼きソーセージが


お母さんは家でお留守番かな?
ブログに載せていい許可を取ってありますので。

では最後に、グリューワイン(温かいワイン)の店です


           ドイツ中にこのようなクリスマスマーケット
           催されていて、場所によって異なりますが、
           クリスマスまで、あるいは12月30日まで
           にぎやかです。
           皆さん、多少は雰囲気を味わっていただけた
           でしょうか?
           12月9日、日曜日は第2アドベント、クリスマスリース
           2本目のローソクが燈ります。

           これでしばらく休憩  させていただきます。
           と言っても、夕方になって、ビールを飲みながらPCに
           向かっていると、なんとなくブログを書き始めてしまうかも…

           ではまた次回まで  

ハンブルクの日常のこと そしてちょっぴりクリスマス

2012-12-07 | クリスマスの装飾

 ここのところ疲れが溜まっているようなので、
 ブログをお休みにしようと思っていたのですが、
  を飲んで、PCに向かっていると、なんとなく
 書きたくなってしまいました。
 今日は特別なテーマはないし、いい写真もありませんが、
 まあ、ざっと目を通してください。

       街の中をぶらぶらしていると、思いがけない
       ところに思いがけないクリスマスの飾りつけを
       見ます

 

 これは仕事場近くの薬局で、携帯で撮ったためと、ガラス越しなので
 ボケていますが、日本の薬局とはちょっと違いますね。

 

 何日か前、都心に用事があって出かけたのですが、
 その時に見た、お茶専門店のショーウィンドウです。
 これも携帯で、そしてガラス越しの撮影なので、
 ちょっとぼやけていますがご勘弁を
 オルゴールで、スイッチを入れると、汽車が回ります。

 

        これも同じ店で、左がオルゴール、サンタさんの
        前の人形が、スイッチを入れると踊ります。
        右側もオルゴールですが、スイッチを入れると
        サンタさんがロープウェーで行ったり来たりします。

              しかし今日は寒かったですね。
              雪が降ると、ハンブルクではすぐ砂まき
              自動車が出動します。
              大雪だとまず雪かき車ですが、その後にも
              砂まき自動車がバラバラと薄茶色の砂を
              車道と歩行者道路に撒いていきます。
              そうすると凍らなくていいのですが、雪が融けると
              実に汚らしく見えるし、また車もその汚い
              汚れを跳ね飛ばしていきます。
              まあ滑って転んでけがをするのと、汚いのと
              どっちがいいか、といったところですね。

 家の近所のスーパーには、よく鉢植えの
 花、植物が売りに出ます。
 夏にはコーヒーの木が出ていたので、
 安かったし、面白そうなので買いました。
 まあ、コーヒーはならないでしょうけれども。
 そのコーヒーの木はまだ生きていますよ~
 小さいですが 


 

 そして2日ほど前に、なんとミカンの木が
 売りに出ていたのです
 買おうか、買うまいか、長い間迷ってしまいました(笑)
 花屋さんだと植物の状態に気を使っているので、植物は
 健康ですが、スーパーだとそれは望めないので、買うのを
 止めました。でもまだなんとなく後ろ髪を引かれていて…

       水曜日、木曜日の夕方に、僕は個人的な用事で、
       ハンブルクのやや北西にある町に行きます。
       そこにはロシアのスーパーがあって、見ていても
       他のスーパーと違って楽しいですね。
       以前もこのスーパーで、牛タンを1本買いました。
       そして今日は、冷凍のサバが安く出ていたので、
       中くらいの大きさが3尾入ったパックを買いました。
       週末にサバの味噌煮をしよう

             今まではそこで買ったことがなかったのですが、
             試飲のつもりでロシアのビールを4種類買いました
             その話は後日にしますね

 用事を済ませて駅に向かっている途中、
 個人のマンションでもクリスマスの飾り付けを
 している窓がいくつかあります。
 かなり写真を撮ったのですが、あまり上手に
 撮れませんでした。

 

       今日行った街角にもショッピングアーケードがあり、
       そこにもトルコ人経営の八百屋があります。

 

       寒くなってくると、こうして外に並べている野菜が
       凍るので、トルコ人たちも苦労します。
       野菜、果物を狭い店内に並べたり、場所に余裕のある
       店だと、防寒カーテンを吊るします。
       今、どのトルコの八百屋の店先にも栗が出ているので、
       いつか買わなければ、と思っています。
       栗については笑い話があるのですが、それはそのうちに。

 そして用事を済ませると、自宅に向かうSバーンと
 呼ばれている近郊電車に乗ります。
 7時少し前ですが、ごらんのようにガラガラで、
 座席は向かい合わせだけですね。

 

             今日の記事は何か無理やり作った感じに
             なってしまいました。
             では最後に、ハンブルク中央駅の飾り付けです。

 

 

             次回はしっかりと目抜き通りと市庁舎前の
             クリスマスマーケットを記事にします。

             ではまた次回まで  

ジージのアウトドアスポーツ その3

2012-12-06 | 思い出

今日のハンブルクは今年1番の寒さです。
仕事を始めて窓の外を見ると、雪がチラチラ
時々降り止むのですが、夕方からはハンブルクでは珍しく
ボタン雪になりました。明日は積もっているかも
この年になると、伊達の薄着、などと言っていられないですね。
そろそろモモ引きの出番かな~


午前中、陽の当たっている時に撮りました


       ジージのアウトドアスポーツ その1で、
       当時の登山用具が重かったため、槍、穂高は
       夢で、まずトレーニングを積んでから、と思って
       いた、と書きました。
       最近のリュックは合成繊維で軽いですね。でも
       当時はジーンズの元の生地、帆布を使っていたのです。
       ジーンズ用の生地より厚かったかもしれません。

              山小屋も通年営業は珍しくて、晩春から初秋にかけて
              オープンする山小屋がほとんどでした。
              料理も限られるし、山小屋に泊まる時は、
              米2合持参の約束ごとがありましたから。
              テントの生地も厚くて、山で2泊、それも露営だと、
              リュックはまず最低50キロの重量ですからね。
              米を、非常時を考えに入れて5合、水は5リットル、
              それに様々な装備です。リュックを1度背負うと、
              休憩の時に降ろさないのです。なぜかというと、
              途中で降ろしたら背負えないし、バランスを崩して
              倒れる危険があるからです。
              休憩の時は、場所を探して、リュックを載せられる岩、
              さらに自分が腰掛けられる岩のあるところを探します。
              ですからトレーニングを積んで、槍、穂高と思って
              いました。

ビールはとてもじゃないけれど、重いので
持って行きませんでしたが、最近の山小屋では、
ごく当たり前の食事が出来て、ビールも飲めるし、
槍、穂高でも荷物の重量は5キロ前後だ、と
僕の知人が書いてきました。当時を思うと、
まるでハイキングですね。


槍ヶ岳の頂上です。こんなに人がウジャウジャいると、千年の恋も冷めます


奥穂高より槍と北穂高です。この2枚の写真は友人が撮りました

       ジージのアウトドアスポーツ その1に書きましたが、
       少し雲取山に触れさせてください。
       多くの方が、東京都に2000m級の山があることを
       信じないのではないでしょうか。
       雲取山、日本百名山の一つですが、あまり名前は
       知られていないですね。登るのも結構きついです。


七つ石より見た雲取山


雲取山より富士の眺望

            東京に住んでいらっしゃる方で、スポーツの好きな
            方には雲取山登山をお薦めします。
            石尾根から登り、頂上に一泊して、翌日秩父に降りると、
            露天風呂の温泉もありますよ
            日によって、混浴だそうです 

雲取山はあまり人気がないし、知っている
人も少なく、登りたいと思う人はまれなのでは
ないでしょうか。
変な言い方ですが、富士山、槍、穂高はイケメン
ですよね、でも雲取山はダッサーイ
とんでもないです。雲取山頂からの眺め、これは
そこに立った人でないとわかりません。
雲取山頂からの写真は、ほとんど富士を写した
物ばかりなのですが、それだけではありません。
僕はあえてここに書きませんので、出来たら
ご自分で体験して下さい。

       アイススケートと登山に明け暮れていた高校生活も
       終わり、大学に入ると僕はワンゲル部、部というか
       同好会に誘われたのですが、僕は参加しませんでした。
       なぜかというと、そのワンゲル同好会は、なんとなく
       男女が親睦を深めるためだけの会であるような気がしたからです。
       最近の人は、軟派、硬派という言葉を知らないと思いますが、
       僕はカチカチの硬派でしたから。

             その同好会は、僕がテントを持っていたため、
             何度か僕からテントを借りていったのですが、
             あまりにも乱雑に使ったので、貸すのを止めました。

そして僕がアイススケートを止める事になったいきさつです。
僕にはその当時、冬山の経験がなかったので、
大学1年の冬休みに入ってすぐ、登山の支度をして、
新宿に行きました。確固たる目的地があったわけではなく、
僕は時々上野や新宿に登山の支度をして行き、ぶらぶら
している間に考えをまとめる癖があったのです。

      それは夕方9時頃だったのですが、小淵沢に行くには
      もう遅いし、夜行に乗って松本辺りに行こうかな、
      と思って新宿駅西口をぶらぶらしていると、大学の
      同級生で友人のSがいたのです、そして、
      「おい、何でお前がここにいるんだ?」
      と聞いたので、
      「山に行こうと思っていたのさ」
      と答えると、Sは、
      「○○、実はスキーバスをチャーターしたけれど、
      参加人数が足りないから困っているんだ。お前も
      スキーに行こうよ」
      僕にスキーの経験が無いこととか、行く気があるか
      ないか、全く無視して、Sは僕を夜行のスキー
      バスに連れ込んだのです。


白馬岩岳スキー場

            行った先は白馬、岩岳スキー場でした。
            まあ僕は登山ウェアを着ていたので、服装は
            OKだったのですが、問題は靴でした。
            登山靴を僕は2組持っていて、1組は軽い
            登山用。もう一つはがっしりした、ちゃんとした
            皮製の登山靴です。
            そしてその皮製の登山靴でスキーをすることになった
            のですが、ビンディング、留め金が問題で、
            その頃やっと出始めた最新式のビンディングは
            全く登山靴に合わず、カンダハーと呼ばれている
            旧式のビンディングを使用して、何とか登山靴と
            スキー靴を留めたのです。

    カンダハータイプの留め金です。
    
 カンダハーは、アフガニスタンのカンダハールと同じで、
 その地方で使われていたから、というのが一応説になっていますが、
 色々な意見があるようです。

 ここでスキーの話を延々と書くことは出来るのですが、
 興味のない方もいらっしゃると思うので、簡単に書きます。
 その岩岳の初スキーの一件以来、僕はスキーにはまって
 しまったのです。スケート靴はよく脂でエッジを拭き、
 カバーをかけてお蔵入り。

      手術のために八甲田山にいけなかった僕の友人Hが、
      その前からスキーを始めていたので、彼に相談して
      即スキーセットを購入。
      高校時代終わりごろから、僕の専門が特殊技能だったので、
      まあ山のバイトは別にして、かなり稼いでいました。
      大学に入学してから、親には一銭も援助は受けていないし、
      同居していたので下宿代として当時2万払っていました。

             大学時代は勉強もあるし、それほど自由は
             きかなかったのですが、卒業すると、無理に
             休みを作ってスキーに。
             会社員と違って週末を避けて滑ることが出来たので、
             空いているゲレンデを年間30日以上滑っていましたね。

 途中でバレースキーに凝ってしまい、
 バックでウェーデルンを出来るようにまで
 なりました。
 その友人Hとは何度も一緒にスキーに行ったのですが、
 その話はまたそのうちに。


白馬、八方尾根スキー場です。

     八方尾根はそれほど行きませんでした。
     何しろいつも混んでいるので。
     でも行くと、この画像正面の、兎平の右側で滑っていました。
     急なため、あまり滑る人がいなかったからです。

           あんまりジージの昔話を読んでいると退屈でしょうから、
           次回は都心のクリスマスマーケットの話を
           書きたいと思います。

           それでは次回まで。お気軽にコメントください。
            

ジージのアウトドアスポーツ その2

2012-12-05 | 思い出

高校生になり、1年目の夏は川崎に本社のある会社で
アルバイトをしたのですが、2年生の夏は山に浸って
いたかったため、小海線の清里にあった、八ヶ岳パンテスコープ
(国民宿舎)の本館ではなくて、バンガロー、キャンプ地担当で
3週間バイトをしました。
その八ヶ岳パンテスコープは、今はもうないようですね。
当時のバイト代は1日大学生が450円、高校生は400円でした。

      そこでバイトをした理由は、山に浸かっていたかった
      ため以外に、スケート靴を買いたかったこともあります。
      高一の冬、何度か東京でアイススケートをしたのですが、
      思うように滑れなかったので、自分のスケート靴を手に入れ、
      冬の間、松原湖でアイススケートをしようと思っていました。

           小海線は、清里-野辺山間に、日本鉄道最高地点があり
           清里を発車したディーゼル列車の苦しげなあえぎが、
           この鉄道最高地点を通過すると、あぁ、これで楽になった、
           と感じているかのように、静かになります。
           僕はこの小海線が大好きで、何度も通っていて、
           上野-小諸-小淵沢-新宿と1周すると、990円でした。
           小諸近辺も、小淵沢近辺も大好きです。

清里駅を中心とした辺りは、最近ずいぶん
女性に人気があるようですね。
僕が今、ネットで調べたら、清里駅と野辺山駅の
変わりように驚きました。


小海線、清里駅です。


やはり小海線、野辺山駅です。

昔は駅舎などなくて、ホームだけだったような
記憶があります。
客が乗り降りするごとに、車掌が検札をしたり
切符を回収したりしていました。

      バイトでお金を貯めた僕は、ハーフスピードと呼ばれる
      スケート靴を買いました。フィギュア用、ホッケー用は
      気乗りがしなかったし、スピードスケート靴は重くて
      自由が利かなかった、というのが理由です。

           そして自分のスケート靴を持って松原湖へ。
           松原湖は猪名湖(いなこ)、長湖、大月湖の
           総称ですが、普通に松原湖といえば、最大の
           猪名湖を指します。
           松原湖に行くことを、僕は単に新聞に載っていた
           冬の氷の厚さだけで決めました。

最近は松原湖近辺もずいぶん開発されて、
スケートリンクはもう湖ではなく、別の場所に
あるようですね。
僕は湖の近辺で民宿を決めると、さっそく滑りに。

      その日は何も驚くことがなかったのですが、翌朝、
      朝食のため起こされて、メガネをかけずに食卓へ。
      まだ寝ぼけていたし、メガネをかけていなかったので、
      小鉢に入っていたものを、てっきり昆布巻きだ、と思った
      のですが、それはなんとイナゴの甘露煮でした。
      その甘露煮は、とてもおいしかったのを憶えています。

           そして支度をして湖へ。
           見ると、なんと氷の上にブルドーザーが
           夜中に雪が降ったのでブルドーザーが雪をどけて
           いたのですが、次はグルグル回るタワシのような
           物を取り付けたブルドーザーが氷を平らにしている
           ではありませんか
           その時の氷の厚さは40センチと公表されていました。
           40センチの厚さの氷に、ブルドーザーが乗っても
           割れないのですからね。


松原湖(猪名湖)です。
八ヶ岳がはっきり写っていますね。
右の赤い地肌を表しているのが硫黄岳、
中央が横岳です。

松原湖には、当時全日本や、大学が
スケート合宿をしていました。
その人たちがすっ飛ばして来るとよけるのですが、
横目でその滑りを見て研究しました。

     そして10日ほどそこで滑り、それ以来冬はアイススケート、
     夏は登山になったのですが、やがてそれがガラッと
     変わる事になります。その話は次回に。


紅葉の松原湖です。

           ではまた