ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

笑える話 vs 怖い話

2012-12-01 | ジョーク 冗談 笑い話

何度か僕の記事に登場している「しめた 」のM君宅での話です。
M君は奥さんがコンピューター会社に勤めていて
かなり忙しいのと、自分でも料理が好きなので、
彼が料理を受け持つ度合いが多いのです。
M君は、自分のことを “主夫” と呼んでいます
聞いた話ですが、どこかの局の家庭料理番組にもM君宅
が紹介されたのですが、彼は台所をきれいにするのに
3日かかったと言っていました・・・

       僕はM君宅に呼ばれ、夕飯のメインが鍋だったので、
       彼と相談して手打ちうどんを作ることにしました。
       手打ちうどんはさほど難しいことはないし、シコシコ
       していておいしいのですが、こねるのが面倒くさいですね。
       そこで2人の息子、当時その2人はまだ小学生でしたが、
       彼ら2人に小麦粉をこねさせる事に決定、手を洗わせ、
       特に爪に汚れが無いかどうかを検査して、まず僕が基本の
       うどん玉をこねて、それを3つに分け、1つを僕が、
       残りの2つをその息子達にこねさせたのです。
       2人とも面白がって、うどん玉粘土みたいに喜んで、
       遊びながらこねていました。

               そして僕のうどん玉とその2人のうどん玉を、
               固く絞った濡れ布巾で包み、ビニール袋に入れて
               冷蔵庫で寝かせ、さあ伸ばして切ろうと思って、
               僕が伸ばし始めると、小石というか、大き目の
               砂が混ざっているではありませんか。
               僕がどうしようかと考えていると、M君が、
               「○○さん、どうしたのですか?」と聞いたので、
               「小石が混ざっているんだよ」
               「ああ、あいつら今日サッカーだったから、
               髪の毛に小石や砂が入っていたんですね。
               じゃあ何とか取り除いて切りましょう。
               食べちゃえばわからないですよ」

そして僕もその意見に賛成して、念入りに
砂や小石を取り除き、うどん玉を伸ばして切りました。
その日は女性のお客も1人いたのですが、その人も、そして
M君の奥さんも、“シコシコしておいしい”でした

僕の好きな夕焼けです


M君宅には小さいながらも庭があり、
色々な木が植えられています。
ボケの木もあって、今年の春、ボケの花が
ボケてフライングスタートをした、と書いてきました。
花言葉は一目ぼれだったかな


藤の花 いいですね

さて、11月24日の記事、魔のビール三角地帯に登場した
昔の仲間、D.Rの話です。
Dはまじめで、よく研究もするし、車の運転も上手です。
*いずれ書くつもりですが、ドイツの免許は永久免許です。

        僕は彼の車に同乗していたわけではなくて、彼から
        聞いた話ですので。
        ドイツでは、冬によく路面が凍りつくことがあり、
        雪の路面よりずっと危険です。
        そのような道路をD.Rが走っていて、下り坂と
        上り坂の中間、谷状になっている部分に鉄道が通っていて
        彼がちょうど坂の上に現れた時に、遮断機が降りました。

              D.Rはスピードを出していたわけではなく、
              凍った路面をかなりゆっくり走っていて、
              遮断機が降りたので、軽くブレーキを踏んだのです。
              彼の車にはABSが付いてなく、ブレーキをかけた
              その瞬間に、車が回転を始め、
              降りた遮断機に向かって滑って行きました。
              ハンドルは効かないし、ブレーキもダメ。
              彼はこの時人生をあきらめた、と言っていました。


ポルシェです

1度はこんな車を運転してみたいですね。
でもよく見てください。4ドアポルシェなのです
ハンブルクの街中に停まっていました。

        D.Rの続きです。
        その踏み切りは自動無人踏切ではなく、監視員が常駐していて、
        まだ列車が来ないのを確認すると、遮断機を上げました。
        D.Rは無事踏み切りを超えて停まったそうです
        出来たら経験したくないですね。

時にはこんな車も


オールドタイマーとは言わなくても、好きな人はいるんですね。
ちょうど所有者がそこに来たので、許可を得て撮りました。

        D.Rの別の話です。これは笑えるんじゃないかな
        ケルンからベルギーに行く途中の都市で、僕とD.Rは、
        仕事のあとで、やはり一緒に仕事をしていたP.S氏宅に、
        翌日からの仕事のために泊めてもらうことになりました。
        でも彼は奥さんとの予定があったので、自宅に戻るのは
        1時間ほどあとになるため、僕とD.Rは食事をしてから
        P.S宅に行くことに決めたのです。

             P.S氏宅の近くには安くておいしい
             ステーキハウスがあるので、僕たちは
             そこで食事をすることにしました。
             ステーキハウスとP.S宅は、 
             歩いても2~3分の距離です。
             僕は、D.RがてっきりP.S宅の近くに
             車を停めてから食べに行くのだと思ったら、
             直接ステーキハウスの駐車場に車を停めたのです。
             まあ100mもないし、平気だ、と僕も思ったのですが、
             駐車場でD.Rは変な顔をしていました。
             「どうした?」
             「パトカーがいる」
             僕が振り返って見ると、確かに1台パトカーがいて、
             2人乗っています。
             1人だと勤務外ですが、2人だと勤務中です。
             「食べ終わって出てくる頃にはいないだろう」
             D.Rはそう言って、ステーキハウスに入りました。

そこで僕たちはステーキ、サラダなどを食べ、ビールも
大ジョッキも2杯ずつ飲んで、支払いを済ませて外に出ると、
まだパトカーは停まっているではありませんか。
D.Rが車をスタートさせると、そのあとをずっと
付いてきて、D.RがP.S宅前に車を停めるとパトカーも停まり、
中から警官が2人降りてきました。

      「免許証と身分証明書を見せてください」
      それは拒否できないので、D.Rは免許証と
      身分証明書を提示しました。すると、
      「ミスターR、あなたはアルコールを飲みましたか?」
      それを聞いてD.Rは、はっきりと
      「いいえ、飲んでいません!」
      「わかりました、では気を付けて運転してください」
      でした

           その話をP.S氏にしたら、笑いながら
           「警官は、飲んでいると言ったら、色々な検査を
           しなければならない義務があるから、
           それをしたくなかったんだろう」だって
           そんなのあり
           でもあいつはよく平気で嘘をついたよな…


さっきの車です。
こういった車を好きな人がいるんですよね。

       皆さん、飲酒運転は止めましょう
       では次回まで。  

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2 コメント

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夕焼けきれい…… (セツ)
2012-12-01 18:03:53
これはドイツでの夕焼けですか?
枝の細かな重なりと赤く染まった色が最高ですね!
藤の花もこんなに近くで見たことがありませんでした。
いい色ですよね……。
2台目のブルーグレーの車、かっこいいですね。
ぺっちゃんこで端っこのお目目が可愛い。

D・Rさん、ご無事でほんとによかったですね。
そういう事故が多いから、監視員さんがいたのかもしれませんね。
お、滑ってきたな、じゃ、開けよ。みたいな
飲酒運転でつかまっちゃうのもいやですが、あっさりスルーしちゃう警察官もすごい。
日本では考えられないですね。
今は罰金がすごい金額ですし、日本では飲酒運転はだいぶ減ってきたと思うんですけどね……。
今日も、とっても素敵な写真をありがとうございました。
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セツさん (ジージ)
2012-12-01 22:22:13
この夕焼けは、僕のマンションの窓から撮ったか、
通りに出て撮ったか忘れました。
11月9日の夕焼けは、マンションの窓からの撮影です。
藤の花、僕も大好きで、隣駅の住宅街に大きな藤棚を
二ヶ所見つけました。
しかし今、その近くのショッピング街が工事中なので近寄れません。
あんなにきれいな藤棚が壊されていないといいけれど
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