ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ジージのビール休憩 + クリスマス

2012-11-22 | ジョーク 冗談 笑い話

                    妹からアドベントクランツの写真があっても、
                    それがいったい何を意味するのか、 
                    日本人にはわからないかもしれないので、
                    説明をする方がいいのではないか、という
                    指摘をもらいましたので、
                    まずまじめな方からスタートします。

     アドベントとは、キリストの降臨を待つ期間のことで、
     日本語では待降節(降臨節)ですね。
     日本で言うクリスマスは、
     Crist's mass (キリストのミサ)から来ていて、
     実際にキリストの誕生日がいつであるかは不明ですが、
     12月25日をその日とするのが、現在では普通になっています。
     正確に言えば降臨日ですが。

          そして人々はアドベントの期間、
          キリストの降臨を待って、
          祈りをささげるわけです。
          アドベント・クランツ = クリスマスリースです。

     
     クリスマスリースです

               そしてクリスマスリースには前回書いたように、
               第1アドベントに1本のローソクに火が燈され、
               第2アドベントには2本、と人々はキリストの
               降臨を待ち望む期待を大きくしていくわけですが、
               だいぶ商業政策としても使われていますね。

     スーパーにはサンタチョコやアドベンツカレンダーが並びます。
     これも日本で売られているようですが、クリスマスらしい絵に、
     1~24までの番号が書かれていて、12月1日には番号1を
     めくると、中は小さな箱になっていて、そこにチョコが入っています。
     そのようにして、12月2日は2番、3日は3番と、クリスマスイブ
     までめくっていくのです。子供用ですが、歯もちゃんと磨かないとね。

          そしてクリスマスイブにはキリストの降臨を待って、
          家族で静かに祈りをささげます。
          クリスマスも家族だけで過ごして、贈り物交換です
          これも商業政策ですね。色々な会社はここぞとばかりに、
          高価な物、普段あまり売れないような物を宣伝します。

               ドイツではうれしいことに、不思議ですが、26日も
               第2クリスマスデイで祝日
               ドイツ人は勤勉だ、と思っていたけれどもな~~

     子供たちにはサンタさんが、イブの夜にプレゼントを
     持って来てくれることになっているは、世界的な傾向
     だと思いますが、ドイツでは12月6日が、祝日ではありませんが
     サンタの日です。それと、日本のナマハゲと同じように、いい子には
     プレゼントを、悪い子は何ももらえないそうです。興味深いですね。

     
     サンタも忙しいからな~
     ネットからパクリました。所有権のある方は連絡ください。

          余談ですが、このサンタの日、僕の仕事場では
          11時で仕事は打ち切り、
          14時までクリスマスパーティです

               さて、前回の話の続きです。

               僕はあの5リットルのビール樽を使って、
               税関吏を驚かすことに成功しました。
               そしてそれを友人のM氏の家に持って行き、
               一緒に飲みながら、税関の話をしたのです。
               M氏は、ビールがおいしいと言って喜んでくれたのですが、
               その他に、「バカだな~ 関税がかからない、と言われたら、
               そのまま放っておけばよかったのに」 
               え~ 僕が税関吏の驚く顔を見たかった、と言うと、
               M氏は冗談がわからない、と言っているように聞こえるので、
               それはしませんでした。

     これはビールの話ではありません。
     そのM氏のお宅によく来る、K君のことです。
     僕は日本に帰国すると、PCの部品やらソフトをかなり買うため、
     ビックカメラのポイントが3万以上貯まっていました。
     僕は日本酒も好きで、銘酒と呼ばれているお酒のほとんどを
     飲んだ事がありますが、幻の酒、と言われている
     久保田酒造の “万寿” は飲んだ事がなかったのです。
     ですから時々“万寿”を探したのですが、
     ある時渋谷のビックカメラのお酒コーナーを見ると、
     なんと “万寿” があったのです
     価格は驚くなかれ、3万
     でもポイントが貯まっていたので、お金を支払わなくても済みました。

          そして“万寿”を持ってM氏宅へ。
          M氏は日本酒ファンでもあります。
          M氏宅で万寿を飲み、やっと希望が達せられたのですが、
          僕とM氏のコメントは、おいしいけれど、3万出す気には
          ならない、でした。
          そこにK君がやってきて、一緒に万寿を飲み、
          彼もおいしいと言ってくれたのですが、コメントがあって、
          「○○さん(僕のことです)、久保田は万寿より千寿の方が
          おいしいという評判ですよ」
          あのねえ、そういう話は買う前にしてくれよな 
          千寿の正確な価格は記憶していませんが、
          3千円前後だったような記憶があります。

               僕の仕事場のある地域は、ハンブルク・ハールブルク
               と呼ばれていて、以前は独立したハールブルク市で、
               市政も違ったのですが、現在はハンブルク市に含まれます。

             
             これはハールブルク市庁舎です

     仕事場から家に帰る駅に向かう途中に建っています。
     昨日まで、ここに大型コンテナが運び込まれて、
     クリスマスマーケットの準備が盛んでした。
     クリスマスマーケットには大型屋台が並び、焼きソーセージ、
     温かいワイン(グリューワインと呼ばれます)、などがあり、
     もちろんビールもあります。

          大型プレハブみたいになっているので、
          ビアホールもあるかもしれませんね。
          クリスマスマーケットの始まりは23日の金曜日
          とポスターに書いてありました
          そのうち写真を撮って、ブログに載せますから、
          期待していてください。

               本当は、少しビールの話と、それにまつわる
               笑い話を書こうと思ったのですが、
               今日は少し風邪気味なので気力が続きません。

                    今日もジージのブログを訪問いただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで  

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