ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ウィルヘルムスブルクとは

2018-09-19 | ウィルヘルムスブルクの散歩

今日は建物の中を紹介させていただくのですが、
その前に、ウィルヘルムスブルクとは何かを説明させてください。
この地はもともと Kirchdorf 教会の田舎、
と呼ばれていて、教会があったのですが、
その向かい側にハノーファーの
お役所として建てられたのです。
そしてこの地が1672年にウィルヘルム卿の統治下になり、
Wilhelmsburg ウィルヘルムの館となりました。
そしてその名前が今でも残っているわけです。
Burg ブルクは城、館の意味ですから。
ハンブルクは、昔ハンマーブルクと呼ばれていたのが、
いつの間にかハンブルクになったという事ですが、
詳しい事はわかりません。
でもウィルヘルム卿の統治下になっても、
ここはそのままお役所として使われていました。




これはミルクと野菜を運ぶのに
使われていたそうですが、
かなり小型に見えますね。







先に書いてしまいますと、
この地は酪農が盛んでした。
そしてミルクをハンブルクに運んで
生計を立てていたようです。




時にはこのような船で。







台車を牽くのに大きな犬が使われていたこともあったようです。
ぶら下がっているのはミルクの缶ですから。




これは写真を編集したあとに気付いたのですが、
同じような写真がもう1枚あります(謝)




ハンブルクの水運び人、フンメルおじさんではなく、
ウィルヘルムスブルクのミルク運び人です(笑)




牛も飾ってありましたよー
角と耳が欠けていますね。




お役人さんの仕事場です。
いい家具が置いてありますね。







右に赤ん坊のベッドがあるので、
子連れの女性も働いていたようです。
ずいぶん斬新的な考えがあったのですね。




1さお欲しいです。




今はもう見ることができなくなった
足踏み式オルガンですね。
これで子守唄でも弾いていたのでしょうか。




見るとどうしても欲しくなりますが、
それ相当の家も必要なので、諦めましょう。

次回も建物の中を紹介させていただきます。


今日もジージのブログを訪問いただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで  


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
九月の雨 ♪ 太田裕美 (あQ)
2018-09-19 08:38:51
https://www.youtube.com/watch?v=j2YQBSFIr1k

https://www.youtube.com/watch?v=yoYfq3xG8Kw

“ウィルヘルムスブルク(Wilhelmsburg )”とは、ウィルヘルム卿の館という意味だったのですね。
ハンブルグ郊外に位置するこの地方は、酪農の地で牛乳が盛んに生産されていたようですね。

飾られた牛は、特徴的な白地に黒の斑点からして、一見してホルスタイン種ですね。
ホルスタイン種の牛は日本では乳牛の代表であり、アメリカから導入されたようですが、本当はドイツが起源。
オランダを経由して品種改良が進み、現在では大型種の“北米タイプ”と中型種の“ヨーロッパタイプ”に分けられるようです。
当然、日本のは“北米タイプ ホルスタイン”で乳牛専用の大型種で、中型種のように食用にはなりません。
子供の頃に絵本などで見飽きたホルスタインですが、改めて調べると興味深いですね。
ジージ様 15枚にも及ぶ写真、ありがとうございます。
http://farmhist.com/category1/entry97.html

昨日は疲れたので、今朝はのんびりと寝坊いたしました。
午後からは会議が2つ控えておりますが、その前にアレコレやらねばならぬので、そろそろ行動開始いたします。

>飲み歩く元気があるから、ボランティア活動も出来るのだ
 はい、そうですね。ジージ様のお言葉を胸に刻み、本日も身の丈に合わせて動く事に致しましょう。(微笑)

東京 ♪ マイペース
https://www.youtube.com/watch?v=IcYGOUs3NbM
返信する
Unknown (エルトベアートルテ)
2018-09-19 11:25:52
ミルクを運ぶのに陸路、水路、両方使ったのですね。犬も運んだというのは、「フランダースの犬」のパトラッシュを連想させます。
酪農生活に密着した道具ですが、家具はすばらしい木工品となっています。クラシックな足踏みオルガンもいいですね。
返信する
Unknown (ハイジ)
2018-09-19 19:32:49
ジージさま

 いつも、こちらでは見ることができない画像を
たくさん有難うございます。

落ち着いたつくりの家具ばかりですね。

   〉「フランダースの犬」のパトラッシュ
私もすぐうかびました。(笑)
あのラストシーンは、
思い出すと、今でも泣けてきそうです。

ホルスタインは、昔、よく寄った
ソフトクリームやさんの店頭に置いてあって
画像のより、やや小振りでしたが
かなりのイメージキャラクターになっていたようでした。
返信する
九月の雨 ♪ 太田裕美 (ジージ)
2018-09-20 02:04:32
あQさん こんばんは
はい、この地はウィルヘルムス卿の館の意味ですが、Burg ブルクには人の名前が前に付かないこともあります。
外敵が入れないようにした場所、城壁とも言えませんが、そのように囲いをしてある場所にはブルクの名前が付きます。
きちっとお城の形をしてあれば Schloss シュロッスです。

酪農と言えば、やはりホルスタイン種ですね。
あの牛の人形は蛇足のような気がしますけれど。

写真は調子に乗って撮りすぎてしまったので、どんどん掲載しないと余ってしまいそうです(笑)

疲れた、と感じたら休む方がよろしいのではないでしょうか。
もっとも僕は休み過ぎている気がしますけれど(笑)
僕も年ですから、それを考えて行動したいと思います。
返信する
パトラッシュ (ジージ)
2018-09-20 02:10:34
エルトベアートルテさん こんばんは
いやあ、台車を曳くパトラッシュは想像できないですね、もっとゴツイ犬ではないでしょうか(笑)

この博物館内にある家具はどれもすばらしいですね。
ボランティアの方々がいつもよく磨きこんでいるのだと思っています。
古い家具でも日本の家具とは赴きが違いますね。
どちらがいいとも言えませんけれど。
返信する
日本との違い (ジージ)
2018-09-20 02:17:41
ハイジさん こんばんは
こちらで写真を撮ると、やはり日本とは全く違いますね。
僕が日本に行くと、こっちと違う景色を撮りますから。
でもまあこの博物館はその中でも例外でしょうね。

エルトベアートルテさんもお書きになっていらっしゃいますが、あの台車を曳くパトラッシュの姿は想像できないですね。
もっとゴッツイ感じのする犬が曳いていたのではないでしょうか。

牛、ホルスタイン種と言えば酪農ですね。
ソフト屋さんのイメージキャラクターにはいいと思います。
返信する
Imitazione Rolex (Imitazione Rolex)
2021-12-14 14:25:26
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