ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

池上本門寺 その1

2013-01-19 | 特別編

                    僕たち、団塊世代が小学生の頃は、
                    東京にはまだ自然がたくさん残っていましたね。
                    家の外で遊ぶのに、冒険がたくさんあったのです。

     
     池上本門寺、五重塔です

     両親の家から池上本門寺まで、ブラブラ歩いて
     (小学生の頃は寄り道をしながら歩きますから)
     1時間くらいでしたね。
     そしてよくこの五重塔に登りました。

          この写真ではわかり難いかもしれませんが、
          木を伝って1番下の屋根には簡単に登れたんですよね。
          だからいつも2番目の屋根に登ろうと試すのですが、
          それを見た寺男か何だかわからない人が、
          熊手や竹箒で、怒鳴りながら僕たちを突っつくのです。
          Wikipediaで調べたら、この五重塔は
          国の重要文化財に指定されているそうです 
          罰当たりなことをしたのですが、
          小学生にそんなことはわかりませんからね。

     
     やはり池上本門寺、此経難持坂です

               このように、人通りは自由ですから、
               いたずらも自由に出来るわけです 

     
     池上本門寺、鐘楼堂です

     大晦日には、両親の家で、この鐘が聞こえてきた
     記憶があります。
     本門寺はなにしろ広かったですね。
     多摩川にも歩いて遊びに行きました。
     こちらの方が少し遠くて、まあ当時は時間など
     気にしていませんからね。
     あるいは電車で2駅目、もちろん歩いて行きますが、
     そこに大きな池があって、桜などの大木が
     あちこちにあるんですよね。
     そしてその木に登って遊ぶわけです。

          両親の家の周りにも広場があったし、
          危険防止の為、柵で囲まれた消火用水も
          ありました。危険防止の柵を乗り越えるのは、
          子供にとってなんともありませんから。
          そこにはたくさんのおたまじゃくしが
          泳いでいました。
          そうやって遊ぶことにはリスクがあることを
          自分たちで承知しているわけです。

     
     池上本門寺、大堂(祖師堂)です

               大都会に住んでいる最近の子供たちはどこで遊ぶのでしょう?
               遊ぶヒマもなく、勉強を押し付けられているのか、
               あるいは各種ゲーム機器で遊んでいるとしたら、
               すごく寂しいですね。
               コミュニケーションの不足、協調性の欠如。
               その意味で、僕たちの世代は幸せだったかもしれません。
               いや、子供たちの自覚も欠かせないと思います。

     パソコンを初めとして、現代の技術はすばらしいと思います。
     でも現代の子供たち、若者は表面の部分だけにのめり込み、
     実際に活用出来る部分を無視している、いや、無視ではなく、
     気付いていないような気がしてならないのです。
     そう思うのは僕だけでしょうか?

     
     池上本門寺経蔵です

     
     やはり池上本門寺、仁王門です

          池上本門寺のお会式は有名ですが、
          それは次回に。

               今日の写真はWikipediaの規格を守って
               使用しています。

                    今日もジージのブログを訪問していただき、
                    ありがとうございます。

                    では次回まで