きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

私にとってのイエス様

2011年01月18日 | 羊の声
今週の礼拝メッセージが心に残りました。

ある夜、異様な気配を感じて目を覚ましたJくん(15歳)は、家が火事になっていることに気付き、急いで外へ飛び出します。「助かった!」とホッと一息つく彼の耳に、まだ赤ちゃんの弟の鳴き声が家の中から聞こえてきました。「あの子はまだ中にいるんだ!」、と知った彼は、消防車到着を待つことなく、一目散に炎の燃え盛る家の中に戻っていきます。やっとの思いで弟の部屋にたどり着き、自分のガウンで彼が火傷しないように大切にくるみ、外へ向かいますが、その時には周囲一面炎の海。体中に火がまとい付き、髪の毛のこげる匂い、焼け付く熱さが彼を襲います。彼は火だるまになりながらも、弟だけを守り抱きかかえながら、やっとのことで外へ逃げ出すことができました。

月日が経ち、あの時、ガウンに包まれて助け出された弟は18歳になりました。彼の容姿はすれ違う人が皆振り返って見るほど、非常に麗しく、町一番の美青年に成長しました。どこへ行っても、誰もが彼に好感と憧れの眼差しを向け、誰もが彼とおしゃべりがしたいと近づいてきます。そして同時に、彼の横にいる人間とは思えない風貌の男に、嫌悪と蔑みのような目を向けるのです。不躾に問い質す人は稀でしたが、どの人の目も一様にこう尋ねていました。「こんな美青年のあなたと、この化け物のような男といったいどんな関係があるのですか?」

その時、美青年は何ら臆することなく、横にいる兄、Jの手を尊敬と愛情と信頼を持って取り、興味津々の人々に答えます。「彼に何があったのか、喜んでお知らせします。すべての方々にぜひにも知って欲しいことだからです。ただ、きちんと時間をとってください。僕は、彼の身に何があったのか、僕と彼との関係を余すことなくどなたにも知っていただきたいのです。」



JESUS(イエス様)は私を美しく、誰の目にも好ましく映るように願って、そうあるためにご自身を醜く、嫌悪しか持たれない様な姿に貶めてくださいました。それがイエス様が私にしてくださったことです。イエス様の十字架によって生かされている私は、十字架の意味を、イエス様の身を挺した愛を、余すことなくすべての方々に伝えていく使命があるのです。そんな思いを新たにいただいた素晴らしい聖餐の時でした。神様からの何物にも代えられないプレゼントです。このプレゼントはすべての人に、あなたにも用意されています。取りに来るのを忘れている方、ぜひ日曜日には教会へいらっしゃってください。教会にはあなたへのプレゼントが置かれているのです。



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