フィリピンの顔

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出来事等を記録します。

液晶画面が溶けた...

2010年05月25日 | コーヒータイム
[液晶画面] ブログ村キーワード
今月に入って私のコンピュータがネットに繋がらなくなって、
古いWin2000のノートブック型を1年ぶりで開けると、液晶が溶けてて無数の傷が入っていました。

3年くらい使用してないVioの2000も、3年経ちますけど傷だらけ。

どうしてこうなるんでしょう?

多分、使っている時はよくフィリピンのウェット・ティッシュで画面を拭いていたから、そのアルコールのせいでしょうね。

今使用しているのは、NECのデスクトップです。
これも古いけど、画面は綺麗で写真も綺麗に映ります。

でも、ネットが繋がらないと仕方が無いので2000のノートブックで毎日ブログ巡りをしていました。

これはネットに繋がるけど、凄く遅いし重たいんです。
ブログは10件ほど見ると再起動をしないと固まってしまいます。

まあ、全ての原因は、私のコンピュータ音痴なんですけど...


で、その傷だらけの液晶で見た一人のブロガーさんの絵のお話を、今日はちょっと聞いて下さい。

私のたわいも無い「感動」ですけど...



これがその問題の液晶画面です。



画面上には小さな蛍光灯があります。

下は、起動して少し明るくなった画面です。



一部を拡大したものです。



可哀相な液晶画面...

これでネット巡回するPinoyも可哀相...グスン

綺麗な写真を掲載しているブロガーさんも、
まともに見れないので可哀相... うううぅぅ



はっ!?として、立ち止まったブログが、

貴祥庵(きしょうあん)さんのブログでした。
http://blog.goo.ne.jp/kisho-an

貴祥庵さんには絵に関する事をよく教えて頂いています。

初めの頃は、「変な絵を描く人だなあ」と思っていました。

しばらく、いろんな絵を掲載しているのを見てて、
「何とも味わいのある絵だな。」に変わって、今では
「深みのある凄い絵を描く人だなあ。」と、コンピュータ画面を通して、
【見る】から【観る】と、【観賞】する様になりました。

ところが…

このボロ液晶画面から見た絵には、

【観賞】よりも【鑑賞】だと気が付きました。

Pinoyの駄洒落じゃないですよ。



画面の傷と傷の合間から見える絵は、
キラキラキラキラ輝いているんです。



拡大しても、
私のボロコンピュータから見ないと判らないでしょうね。

他の部分を見てみます。



拡大しました。 画像は修正していません。


とにかく凄い絵です。

大雑把に描いてる様で、細かい部分まで手が掛かっています。

いやぁ、感動しました。


勘違いしないでくださいね。

綺麗な写真(花、風景、ワンちゃん、ニャンちゃん)当の写真が傷だらけで見えないのに、貴祥庵さんの絵は、ぼろぼろ液晶画面で見ると綺麗だから、元の絵が綺麗じゃないと言うことじゃあありません。

貴祥庵さんは、分かっているんです。

元々、絵は肉眼で見て鑑賞するものですが、ご自分の絵をネットに乗せて後は、コンピュータ画面で見る人によって見え方が違うことを...

だからと言って、『ボロ液晶で見た方が良いよ』じゃないんです。

私たちが展覧会で見る絵もポスターも、ただ描いただけじゃなく、本人がわざとする場合も含めて、ほとんど加工されたものです。

と言うのは、元々絵の具をキャンバスに乗せるだけじゃなく、オリジナルの絵の具にメディムを混ぜたり、オイルを混ぜたり、いや、キャンバスそのものも加工された出来具合のあったものを使うし、どんな有名人が描いた絵でも、博物館に所蔵された絵でも、保護剤が塗られたり、ガラスで保護されたりしています。

私自身、風景を油絵で描くときはオイルを使わず筆でもペインティングナイフでも厚めに書きます。
人物を書く場合は薄めにし、時にはつや消し剤を使います。
てかてか光った方が良いか人それぞれです。

絵画をもらったり購入した人も、その人次第で額やガラスを選びます。

展示するにも、見え方や光や角度の調整をします。

だからと言って、貴祥庵さんの絵に私の液晶を被せろと言ってるんじゃないんですけど、それも一つのアイデアだと思います。

そして私は、本物の貴祥庵さんの絵を、直に肉眼で見たいと思います。


貴祥庵さんの絵は、下地から色を乗せ、また積み重ねては剥がしたり引っかいたり、そしてまた色を乗せていく。

単純な絵じゃないことを知っていましたけど、

改めて気が付いたことがあります。



それは、貴祥庵さんが絵に一生懸命になった切っ掛けの一つは、

私が子供の頃凄く欲しかった反物、

『大島つむぎ』のようです。


★1990年 現在使用している素材に出会う。今までに絵画が表現出来なかった色彩をぜひ表現したいという強い思いの中から現在つかっている素材(縦糸が黒、横糸が白で織られた大島紬)に出会い、それを染めたとき、柔らかく奥深い色彩、限りなく闇に近いけれど透明感のある色彩、光によって変化する色彩、今まで経験したことのないこれらの色彩が表現可能になった。★
貴祥庵さんのプロフィールから抜粋しました。

貴祥庵さんの絵のきらきらしているのは見えないと思いますけど、
私の掲載した一番下の拡大写真は、それが解かると思います。



絵、貴祥庵でした。

いや、液晶でしたね今日のお題は。

はい、駄洒落です...


え~気性してるでしょう?  Pinoyは♪


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