半分完了

築20年を経過した我が家。

いたるところに古さがにじみ出てきた。

特に玄関のドアの汚れが目立つ。
お金をかけずに何とかしようと思えば、
DIYでなんとかするしかない。

そこで一念発起、
自分でペンキを塗ろうと思ってチャレンジ。

でも始めてみると、これが思いのほか難事業。
ペンキを塗る前の下地調整がとんでもなく大変。
古い塗膜とその上に塗られたニスを剥がすのに四苦八苦。
ペンキを塗るという本来の作業になかなかとりかかれない。

最初は紙ヤスリを手でかけていたのだが、
とても剥がれるものではない。
そこでDIY好きな知人から電動サンダーなる
電気によって紙ヤスリを振動させて磨く機械を借りた。

これを使ってもドアの片側の古い塗膜をとるのに
休日を一日半も使った。
手動でやっていれば、おそらく休日を5日くらい使っても終わらなかっただろう。

その時点でのドアの状態が上の写真。

かなり電動サンダーで磨いても、
20年以上、雨や排気ガス、ホコリにさらされたドアは
木材の内部まで汚れがしみこんでいる。

そこで次は『木材洗浄剤』という木材用の
洗剤と漂白剤が一緒になったような液体で洗い磨く。
それでいくらか白木の状態に近づく。

ここまでで、すでに3日の休日をDIYのために使う。

でもDIY好きの知人に言わせれば、
塗装は『下地作りが七分で塗装が三分』だとか。

キレイに仕上がるかどうかは下地作りに
どれだけ力をいれたかで決まるのだという。

その地味な仕事をなんとかやりとげ
先週の休みにやっと1回目のペインティング。
ドイツ生まれの『キシラデコール』という
防腐、防虫剤入り塗料のマホガニー色を使用。

そしていよいよ今日が上塗りといわれる仕上げの二回目の塗装。



さすがにここまで古いと新品同様とはいかないが、
それでも汚さは感じないくらいの仕上がりにはなった。

手塗りの雰囲気とマホガニーの色合いが
カントリーティストを感じさせるなかなかの仕上がりと自己満足。



ここまで作業開始から実に5日間の休みを使ってドアの表面の作業が完了。
作業初日が4月26日だから、
なんと半月以上かかってしまった

その間、休みの日は朝から夕方までこの作業。
映画もまったく観ていなければ、
ゆっくりブログの更新もできなかった。

でも、未だ道半ば、残り半分裏側(屋内側)を塗り終わるまでは
この作業から逃げ出せない

DIYは急がないことが上手に仕上げるコツらしいけど、
今月一杯でこの作業からは解放されたい。
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