真夏のナイトメアー

本人も知らない「さとこ」とは
いったい誰なのか?

実業団野球の投手Aさんの話。ある日、奥さんが電話に出ると「さとこが亡くなったとだけ伝えてください」と言って電話が切れた。しかしAさんに「さとこ」という知り合いはいない。それ以降…。

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先日、仕事帰りに車のラジオで稲川淳二氏の怪談トークを聞いた。
すごく淡々と語る口調がより怖さを感じさせる。
でもよく聞くとただ単に怖いだけではない。
非常にストーリーが良く出来ている。

ただ怖がらせようと急に大声をだすとかの安っぽいトークではなく
心に響く磨きがかかったとても上質な語り部だ。

稲川淳二氏の怪談は一話が約10分~20分くらい。
怖さと不思議さがミックスした内容。
ふと現実の世界と裏側の世界というか異空間が触れ合うホラーミステリー
こんな話をナイトメアー(悪い夢)と呼ぶのだろうか。

熱帯夜で暑くてかなわないという人におススメだ。




人影がなくなった学校前のバス亭。
待合所の蛍光灯がいまにも切れそうに点滅している。
時間より早めにバスがやってきた。
まだ8時前というのに乗客はオレ1人。
なのにしばらくするとなぜか後ろの座席から人の気配が
振り向きたい気持ちと振り向きたくない気持ちが激しく交差する・・・


・・・悪夢の続きは皆様自身でお作りください



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Kirara)
2006-08-10 06:59:16
Aさんの話、典型的な怪談じゃないかもしれないけど、すごい本物らしい怪談ですね。なんかぞぞーっとしました。
 
 
 
稲川ワールド (傷だらけの天使)
2006-08-11 01:25:20
kiraraさん>

怪談というより『モダンホラー』って感じですね。

恐怖のツボを押さえています。

それと話し方は一級品ですね~。

ストーリーと話し方がセットで一つの素晴らしい作品になってます
 
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