傷だらけの天使のスローなブログ
ON THE ROAD
山形の大地の恵み:さがえ屋の【だだちゃ豆せんべい】(みちのくスイーツ列伝NO25)
東北地方の真ん中、南北に背骨のように連なる奥羽山脈。
この壁のような山々で東北は太平洋側と日本海側に分けられる。
日本海側と太平洋側では同じ東北でもけっこういろいろな違いがある。
お菓子の世界でもそれは同じ。
自分の感じでは太平洋側では小麦粉をつかったお菓子が多い。
それに比べて日本海側はなんといっても米菓だ。
太平洋側の代表的なせんべいである盛岡の南部せんべいは麦粉。
それに反して日本海側の新潟、山形、秋田は圧倒的に米のせんべいが中心。
なんでなんだろうな?
宮城だって米どころなはずなのに・・・これだけは不思議でならない。
しいて言えば太平洋側の大名が西洋好みだったのかな?
伊達政宗は間違いなくそうだけど。
この【だだちゃ豆せんべい】はその名のとおり
日本一美味しいといわれる山形県の庄内地方の枝豆『だだちゃ豆』が
入っている。
このせんべいは味噌味なのだが、外見には豆せんべいのような
形としての豆は残っていない。
でも一口かじれば口いっぱいに『だだちゃ豆』の風味が広がる。
これはかなり強烈!
みかけは何の変哲もないせんべいだけに意外な味がすることに驚く。
食後味噌のしょっぱさより豆の濃厚さが残るところが素晴らしい。
近くのスーパー(藤崎スーパー)の名店街で5枚入り315円だった。
さがえ屋さんのHPです
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コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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ちなみに「さがえ屋」って方言かなって、失礼なことを発想したのですが、地名なんですね。
それがおせんべいになっているなんて。
どんな味たべてみたいなー。
このせんべいから、あのだだちゃ豆の生の風味が広がるのは驚きですね。
「さがえ」は漢字で書かれたらほとんど他の地域の人には
読めないと思います。
ここは他にも美味しいモノがいろいろとありそうな場所ですよ。
仙台もずんだの中にも「だだちゃ豆使用」と書いて
差別化しているのもあります。
すられてずんだになると、よりだだちゃ豆の香りも効いて
濃いずんだになってます。