海を見ていた午後・・・暑中お見舞い申し上げます


あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上(のぼ)ってきょうも ひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬もみえる
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも 恋のように消えていった

『海を見ていた午後』ユーミンがまだ荒井由美だった30年前の曲だけど今でも夏になるとたまにラジオで流れる。
この歌の舞台となった横浜の山手のレストラン『ドルフィン』は今や横浜観光の目玉でもある。(ただしだいぶ前にオーナーが変わり、この歌が出た頃よりかなり豪華な店になった)
歌詞にでてくる『貨物船がとおるソーダ水』は『ドルフィンソーダ』の名前で今では店で人気の定番メニューになっているらしい。
でもこの歌に魅かれて『ドルフィン』に行くのならカップルで行っては似合わない。
なぜなら上の歌詞に続くのは・・
あのとき目の前で 思い切り泣けたら
今頃二人 ここで海を見ていたはず
窓にほほをよせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに

紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた遠いあの日

・・というシュールな詞だから。

ドルフィンでは「ソーダ水のグラス越しに貨物船を見たい」とチャレンジする人が多いと聞くがどういうふうに見えるのだろう。
上のイラストは自分のお気に入りの海素材専門の素材屋さんがこのユーミンの曲をモチーフに作ったもの。
貨物船がソーダ水の中を通過するところに注目してほしい。
明日から仙台は気温が高くなってくるようだ。
皆さんどうか体調に気をつけて!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
     
 
 
<