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アジア協会アジア友の会の地域グループ *****JAFS松原ぞうすい(雑炊・贈水)の会*****

JAFS「松原ぞうすいの会」は、地域で活動するNGOグループです。アジアの村に衛生的な水(井戸)を贈る活動をしています。

宮城県南三陸町JAFSの被災地支援活動レポート⑭登米市のJAFS事務所から

2011年06月10日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
~心をひとつに~がんばろうNIPPON
以下は、JAFSブログからの転載です。
 
JAFS登米事務所より
宮城県南三陸町より東へ約35km離れた登米市に設置されたJAFS登米事務所よりスタッフ松井からの近況報告です。
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<JAFS登米事務所内>

毎日一所懸命に朝から晩まで、復興を願いながら南三陸町歌津地区で支援活動を行っています。現在は、生活物資を持っていきながら、現地の状況把握を重ねていっています。災害が起きてから早3ヶ月目を迎えようとしていますが、 ようやく歌津地区全体に電気が復旧し、それにあわせて固定電話も使えるようになってきています。
一方で、水道については、まだ歌津地区の一部しか通っていない状況です。その水も、塩水が混ざっていて、到底飲めるものではありません。そのために、給水車かペットボトルの水に頼っています。ただ、日中25度の気温になってきているので、給水タンクについても水質が気になります。今日は、三菱マテリアル様からペットボトルの水とお米が事務所に届き、早速明日から配達いたします。
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<泊崎荘に野菜を配達>

今、仮設住宅への移転が少しづつ進んでいます。8月には全て完成予定とのことです。炊き出しを行っていた港地区にも仮設住宅が、44戸分6月末完成予定です。昨日行ってきましたが、外側はほぼ完成に近い状態でした。ただ、生活物資はその時点で配布がなくなるので、水道代、電気代に加えて生活費がかさむのを不安に思っておられる方がいます。
3 港の仮設住宅 必ず1棟はスロープ付.JPG
<港の仮設住宅 必ず1棟はスロープ付>

4月に大阪中央ロータリークラブの皆さんが花見会をされた時に記念植林した桜の木も大きくなっていました。3本のうち1本はもうさくらんぼの実をつけています。また来年、花見にみんな集まって復興の花が開いているようにと願っています。
1 記念樹さくらの看板.JPG
<記念樹さくらの看板>
2 桜が育っています.JPG
<桜が少しずつ育っています>

現在、宮城県漁協の歌津支所の方を中心に指導があり、歌津ではわかめの種つけの準備が始まっています。流されてしまった網などの材料をあつめたりして、あちこちで漁師の皆さんが集まって、作業をされています。10月には、メカブができ、来年の2月ごろには三陸わかめの復活です。そんな作業をされている様子はとてもイキイキしておられました。
8 わかめの種つけ用のローブ張り.JPG
<わかめの種つけ用ロープ張り>

一方でまだまだ問題を抱えながら、もう一方では、自立へ向けての少しづつの一歩です。JAFSでは引続き
支援金およびボランティアを募集しています。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。


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