本日は本来ならば90km、そして険しい丘がいくつかあるコースを走る予定でしたが、相方が今日は走られないのでこのコースは経験できませんでした。数年のうちにはリベンジします。
昨夜泊まった宿のご夫婦です。他に使用人として日本人の娘さんが働いています。彼女はワーキングホリデーですから1箇所に3ヶ月以上働くことが出来ませんから大変です。
さて、今朝はSt Arnaudまでの移動手段を考えなければならない。
昨夜自転車屋に電話したら観光案内所に相談するように指示されましたので案内所の開くのを待ちます。
案内所は午前8時に開くので時計を見ながら電話する。
案内によると定期バスは既に出発している。シャトルもあるが満席ですとの事。ただシャトルバスの会社に電話すれば何とかなるかもしれないとの事。
シヤトルに電話すると12時まで待ってくれるならば車が空くので120ドルで送るよ、とのこと。即決です。
時間通りシャトルバスが到着。リヤカーに自転車を搭載。本来自転車で走るコースを飛ばしてくれました。
途中またまた強風で、地面に伏して通る車に救援を乞うサイクリストを発見しましたが我々の車は余分の搭載スペースがないので無視せざるを得ない。
凄い坂道をガンガンと走る。自転車なら素晴らしかったことでしょう。
車は1時間半で今夜の宿 Nelson Lakes Homestay B &B に到着。
ここのオーナーは凄いです。彼らの生き様や考え方を夜中までうかがいましたのでいかに説明します。
これが建物の全景です。でっかいです。丘の天辺に有ります。近くにはハイキングする距離に5,6軒の民家がありお互いに協力して生活しているようです。これについては後でお話します。
水はどうしているのかと言う質問にこの画面左のタンクが紹介されました。
屋根に降った全部の雨がこのタンクに溜められます。この水をフィルターを通して飲料水として利用しています。亭主のお話によれば今まで水が枯渇したことは無いようです。また、空気が綺麗なので汚染は心配ないそうです。
電気は十分に送電されるのでオール電化だそうです。プロパンガスは街の中、あるいはその近傍でしか使わないようです。
写真はご夫婦がキッチンに立っているところですが、ここの料理はとても美味しいので、ここに我々を運んできたドライバーもここにご飯を食べに来るそうです。
昼食が遅かったので我々は夕食のスナックとワインを買ってきて、ダイニングで食べようとしていたらご、夫婦も自分達の夕食を同じテーブルで食べました。
彼らもスナックだったので、どうして夕食がそんなに少ないのかと訪ねたら、夕食時はお客様の接待が忙しいので昼がメインで夕食はいつも軽く食べるようです。
夕食の後真夜中まで話をしました。お知らせすべきトピックスをいくつか紹介します。
日本の車について
昔は日本の中古車が輸入できなくて使いにくい新車が高く売られていた。
政府が中古車の輸入解禁をするとパワーステアリング、パワーウインドウ、オートマティックを備えた車が新車の半額で輸入され始め、今までの何にも付いていない車が売れなくなり、日本の最新バージョンの車が安く売られるようになった。
日本が規格品の農産物を輸入することについて
野菜は形が大きくても小さくても味は同じだし、ここでは目方で売るので家族に見合うサイズの野菜を買います。高い規格品を日本が買ってくれて恩恵を受けています。
近くに病院が無いけど心配ではないですか
近所には良い人が住んでいてお互いに助け合っている。病気になれば一番近いクリニックまで誰かが運んでくれます。時間は30分くらい。さらに処置が必要であれば応急処置の後救急車でネルソンまで運んでもらいます。さらにドクターヘリのシステムも完備しているので安心です。
他にも色々伺いましたが定年後の生活を楽しんでいるようです。
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