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2個目の Lifepo4 バッテリー

2022年01月19日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

2個目の「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(Lifepo4)」を購入した。

   以前購入したのは60Ahだが、今度の物はポータブルバッテリーケース内に収容
できる30Ah 規格品です。

いつも移動運用に使っているポータブルバッテリーも、春の軽い移動運用に備え
充放電テストしたら、なんと5Ah程度の放電で1セル分電圧低下してしまった為、
開いて見たら2013年交換のバッテリーだったので、交換する事にした。

このポータブルバッテリーは、矩形波だが150W程度のACインバーターや冷却
ファン・12V蛍光灯照明・シガライターソケット等も入っており、捨てるには
勿体ないので、これに入る形状の Lifepo4 バッテリーを探したら、ほぼピッタリ
の形状の物が有った。

Lifepo4 30Ahバッテリーは車のジャンプスタートには使えない様だが、電圧が
高いので繋いでしばらくの時間置けば車のバッテリーに結構充電するだろうし、
全く使えない訳では無いと思うのと、小型ジャンプスターターは3個も持って
いるのでもうその必要は無いだろうからと、、Lifepo4 をポチった。

Lifepo4が来たので早速交換したら、既存のポータブルセットに入りきらない!
本体内部の突起部が少し干渉し、横蓋があと数mm閉まらな状態で、パネル裏や
本体内2ヵ所の突起部分を少しカットしたらバッチリ収まり、全体でも5.3Kgと
40%近く軽くなった。

その後 充放電テスト・・・

説明書に充電最大電圧:14.5Vとの明記が有るので、AVRで「14.5V  CC : 3A」
の設定で充電したら、14.5Vで自動的に充電ストップしたのでBMSの動作も
確認できた。

充電中の電圧は13.5V付近からなかなか上がらないが、充電容量一杯近くに
なると次第に電圧が上がり電流も減少して、やがて充電電流は0Aとなる。

これぞBMSを内蔵したLifepo4の充電特性である!

逆に放電特性も同じで、90%程(0.2C放電:27Ah)の容量を使っても、端子
電圧は12V近くでいる。
軽い、容量が大きい上、これが更に良い所。

ついでに放電特性表も

また写真を見れば判るでしょうが、当方はシガライターソケット等では接触抵抗
等が出る為殆ど使わず、バッテリーから直に 2~3SQ 程度のヒューズ付ケーブル
にギボシ端子を付け出力端子として使っています。

 なお当方は各種バッテリーの充電にいつも「電流制限機能付きAVR」を使い
充電しており、「専用充電器」なる物は一つも使いません。

バッテリー充電は「CCコントロール付きAVR」が有ればそれで充分であり、この
充電方法で充電したバッテリーを使った移動運用等々では、一度も「電欠」を
起こした事がありません!

また、バッテリーを使った移動運用で 「TRV等が不調だ」 なんて経験が有る人は、
負荷時の機器入力電圧に注意した方が良いでしょう。
(特にUTV***等を使う場合は)

車のエンジンスタート用バッテリーを使うのは問題が多く、デュープサイクル
バッテリー以外の多くは全容量の30%程度までの使用とされていて、更に放電後
は即100%まで充電しないとサルフェーションが進行して、内部抵抗が増える事で
負荷時に電圧低下等でトラブルとなる事が多いと思われます。

志賀高原の移動運用場所で、当方のバッテリーをしげしげと眺める方にバッテリー
のこの話をしたら、その方は「FDコンテストの時には安いから車のバッテリーを
数個使う、だがいつも使い捨てにするから問題ないだろう、と」口撃されました。 
確かにその手はあるかも・・・

でも多くの方は車のバッテリーを何年も使っている事でしょうねェ

何と言っても 「電源」は全ての源ですからね!!!

 


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