ジャの道はヘビィ日記

ジャニーズ好きな珠美と結糸2人の日記
といいつつ、ジャニーズじゃない日記もチラホラ

レポは基本的にネタバレです。

鈴木慶一 ミュージシャン生活50周年記念ライヴ

2020-12-07 11:19:00 | 舞台・ライブ・イベント
11/28(土)16:00 Billboard Live TOKYO

大好きなゲームのMOTHER。
そのライブがある!と知ったら、思わずチケット取っちゃうよね。
大好きな音楽たちだから楽しくはあったんだけど、ちとモヤモヤが残るライブだったかな、と(^ω^;)
坂本美雨さんの素晴らしさを知ったよ。


MOTHERは話はもちろん、音楽が素晴らしく良い。
CDは歌、サントラ、当時からちゃんと持っております。

で、MOTHERの曲をやる、としか知らなかった状態で行ったこのライブ、まさか歌のCDそのままを順番通りに演奏するですと!?
てことはインストはあるけど、ほぼ歌!
てか、そのCDを出したのが31年前!
色々ビックリしたけれど、歌も最高に好きだからめっちゃ楽しみだ!
と、ライブがスタート。


Pollyanna (I Believe in You)♪斎藤アリーナ
もうこのイントロだけで泣けてきますよ。
なんて名曲!
って…あれ?この人歌は下手じゃないんだけど、声が出切ってない…。
ノドが開ききってないっていうか…。
高い音があともう一歩だし、声も細くなっちゃう。
良いお声ではある。
多分ちゃんと完璧な状態な録音で聞いたら好きだったと思う。
未だにCDの彼女の歌声は苦手だ。
第一声でウワッとくる人ってやっぱスゲーんだな、と思った一曲目。
いや、でもこれからこれから。
で次の曲。


Bein’Friend♪HANA
おっと彼女、入りを間違えてしまった…。
そうなのよね、この曲イントロがちょっと長いのよね。
……そしてこの人声が細い…。
高音部分に伸びもなく、尻切れに…。
下手ではない、でも上手いとも言い切れず…。
てか、緊張してるのか棒立ちな上に、口を全然開けないで歌うんだな。
それがスタイルだったら仕方ないんだけど、なんせ彼女の事を知らないもので…。
なんか「大丈夫か~!」と肩をつかんで揺さぶりたくなるような心許なさ。
そうか~…ステージ上で歌うって、ただ歌が上手ければ良いだけじゃないんだ。
その立ち振舞いにも左右されるんだな。
そんな事を気にしたことのなかった私は、今まで素晴らしい人たちを見てたんだな、そう思った二曲目。
いや、でも次は男性曲だしね。


The Paradise Line♪澤部渡(スカート)
スカートって名前は知っていたけど、初めてお会いした澤部渡さん。
うん、さすがに前の2人とは違い、歌声に力があります。
お声も良いです。
ただ、何度も譜面に目を落とすので、カラオケ感が否めない。
ああ、もっと堂々と歌ってくれたら最高だったのに…。


Magicant
なんかインストの方が落ち着きます…。
ほぼ同じリズムを叩き続けるドラムの音が、徐々に大きくなっているように感じて、ボレロみたいだなーと思う。
浮遊感のあるこの曲を、大音量で聞けたって嬉しいなぁ!


Wisdom Of The World♪坂本美雨
唯一名前を知っていたのが坂本さん。
もう!素晴らしい!
歌声、パフォーマンス、非の打ち所がない!
もう、全部の曲を坂本さんに歌ってもらいたかった。
力のある曲に負けない、張りのある声。
譜面を全く見ず、客席へと向ける視線。
嫌みにならない手や足の動き。
そうそう、こういうのを見たかったの!
大好きな歌だからこそ、最高の歌い手さんに歌ってもらいたかったの!


Flying Man♪ダニエル・クオン
これはイントロからCDの通りな感じ。
歌声も似ている気がするよ。
歌も上手いです、が、…ダニエルさん、めちゃくちゃ譜面見ますな!
目をつむりながら聞けばめちゃ良いのだけれど、彼の姿を見てしまうと、目線がずっと下なので何だかなぁ。
澤部さんも譜面見るなぁと思ったけれど、比じゃなかった。


Snow Man
名曲だー!
キラキラした雪や氷が舞っているのを想像してしまう。
そう思ってたら、一緒に見たMOTHERを知らない友達が「春のキラキラを感じた」と帰りに言っていて。
ほう、こちらは冬でインプットされているから、そういうもんだと思い込んでいたよ。
まっさらな気持ちで聞くと違う発見があるんだろうな、と思ったものの、考えを変えるのはなかなか難しい(^ω^;)


All That I Needed (Was You)♪小池光子
この人もほぼ裏声な歌声がCDと似ているな。
だからあまり違和感がない。
高い声に張りもある。
坂本さんの次にこの人が良いな、と思う。
ただ左右にピョコッピョコッと頭を上げる動きが、ちと昭和感…。
平成でもなく…。


Fallin' Love,And
フリューゲルホルン(?)の甘い音が、恋に落ちた感でステキだな~。
CDのゴージャスさとはまた違くて、そっと抱き合ってるだけみたいな優しさがあって。
ほぼ同じフレーズの繰り返しが心地好い。


Eight Melodies
8つのメロディを鈴木慶一さんを含め7人で。
これも合っているよな、そうでもないような…。
歌唱力のある人たちなのに、居心地が悪い。
ハモりが合ってないように聞こえたし、何より鈴木さんの音が外れちゃっているんだよな~…。
大部分は良いのだよ。
でも一つでも引っ掛かる箇所があると、そこが気になっちゃうじゃない。


アンコール
ここでメンバー紹介。
なんとベースの女性が、以前堂島さんとも演奏していた岩崎なおみさん!
まさかナオミチさんとは!
あれ?ナオミチさんの本名って岩崎なおみだよね?と考えてはしまったが(^ω^;)
ハモりの声がとても素敵で、なんなら彼女がメインボーカルでも良いのでは、と思っていたのだよ。
まさか知っている人がここにいるとは思わず。
しかも良いな、と思って聞いていた人だったので嬉しさも倍増だ。


Eight Melodies-REVISITED-
インストがメインで、そこに鈴木さんの歌声が入るスタイル。
ほぼな主旋律はフリューゲルホルンの甘い音。
ただ、うーん…鈴木さんの歌声がちょっとネック…。
曲を作ってくれた偉大なかただとは分かっているけど、ないほうがスッキリするんじゃないかと…。
すみませぬ…。



そんなこんなで最初から最後まで、何となくモヤモヤしたライブでしたな…。
音楽が絶対的に良いのは間違いないんだけど、それを取り巻く環境が好みじゃないと、こんなに気持ちが左右されるんだな、と目からウロコでしたよ。

でもまたMOTHERのライブがあったら、もちろん行きたい。
だって大好きなんだもん。

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