ジャの道はヘビィ日記

ジャニーズ好きな珠美と結糸2人の日記
といいつつ、ジャニーズじゃない日記もチラホラ

レポは基本的にネタバレです。

w-inds. LIVE TOUR 2022 “We are”

2022-08-28 09:28:18 | w-inds.
8/20(土)17:00 J:COMホール八王子

二人になってから初めて生で見るw-inds.。FCツアーは行かなかったから。
どんな理由にせよ、元々の形が変わるのはすごく寂しい。だから龍ちゃんがいなくなってからの映像や音に触れてない。
三人の時の音源は聞けるんだけど。

CDや配信でこのモヤモヤを乗り切るのはイヤだ。やっぱり直接この目で見ないと。そういう気持ちもあった。
とは言っても実際はそこまで気負わず、思ったよりフラットな気持ちで見たライブ。

でも、すごく良かったんだ。
二人のバランスがとても良かった。
だからw-inds.好きだな、って普通に思えた。
「普通に」それってすごいことだと思うんだ。
龍ちゃんがいなくなって良かったとは1ミリも思わない。でも二人でも大丈夫、そう実感することが出来たから。

今までw-inds.以外のグループで人が抜けるのを何人も見てきた。その都度、虚脱に襲われたりもした。
そのあとのライブは足りない人数に張り裂けそうな痛みがあったけれど。
ビックリするくらいそれがなかった。
パッと見で分かる、山の字だった身長のバランスが違くなってしまったのはウッと来たけれど。
歌割りが全く変わったところに新鮮な驚きがありすぎて、寂しさを感じる暇がなかったのかも知れない。
新たなw-inds.が好きだ、そう強く思えた。


そう。歌割りが一番大きく変わったことだよね。
新しい歌はもちろん、既存のも涼平くんの歌うパートがものすごく増えた。でもそれが、今までずっとそうやってきましたけど?と思えてしまうほど、馴染んでる。
涼平くんや龍ちゃんにもっと歌って欲しい、そうずっと口に出していた慶ちゃんの願いが叶ったのは、やるせない出来事の中にあった、喜びの一つかも知れない。
そして涼平くんの歌声がものすごく安定している。上手い。
超絶歌唱力モンスターな橘慶太に全く引けを取らない、そう思うほど。

そして二人の声はすごく似ている、と言うか同じ枠内にいる気がする。親和性がある。だから違和感が全くない。一瞬どっちが歌っているのか分からなくなるほど。
だから歌パートをしっかり分けても何の問題もない。
こういう現実を逆手に取って、それをプラスに変えるってなかなか出来ないよ。他では見たことがない。

それもこれも涼平くんがちゃんと歌える人だから。
これが全く音程が取れない人だったらこういう決断は出来ないから。
もちろん安定のダンススキル。この人体重ないわ~って身体の動きは変わらない。
特に身体の軽さや緩急のつけかたが絶品で、なんでこんなに軽やかなの?動いたのにピタッと止まれるの?と毎度毎度ビックリするのだ(^ω^;)
山ほどいる踊れる人の中で、5本の指に入る好きなダンススタイルなんだよね。

それを特に思ったのは2曲目に歌ったStripか3曲目のEXIT。どっちか覚えてなくてスマソ。
スローモーションを取り入れたダンスがものすごくキレイで。
これが映像だったらまだ分かるよ。でもこれ今リアルに見てるんだから!
こんなにゆっくり動けるもんなんですね、人って。
フリとしてもめちゃ好み。涼平くんのポテンシャルが遺憾なく発揮されていた。


そしていつものことながら、しっかり踊りながら歌う慶ちゃんもスゴい。歌声ばかり注目されて、ダンスにスポットが当たらないのはもったいないな~と思いつつ、やっぱり歌声に触れられずにはいられない(笑)。

この人の歌声はもっと世間に届くべき。
慶ちゃんは高い歌声は最高だ。でもね!低い声ももっと知られて欲しいのだ。
If I said I love you、今回生で初めて聞いた時、彼の声だとは思わなかった。別人に聞こえるくらいズッシリ重い。
あまりの低音にビックリした。

この曲、薄暗くピンスポしか当たらないような演出で。で、ちょうど彼のいた左上が見づらい場所だったのもあり…。
プラス、あまりにも低い慶ちゃんの声を本人と認識出来なかったため、誰の歌声を流しているの?と勘違いしてしまうくらい、別人に聞こえたんだ。ドギマギした(^ω^;)
涼平くんの声では明らかにないけれど、慶ちゃんにも聞こえなくて。
ライブで人の歌を流すわけないのにね(笑)。フィーチャリング的な?(^ω^;)

でもそれくらい振り幅がある歌声の持ち主ってすごくない?と自分の誤解を肯定する(笑)。

そして新曲だと思っていたこの歌が、Dirty Talkのカップリングだと知ったのはライブ3日後でした(^ω^;)
あれー?あんまり好みじゃなかったのかな?全然聞いてなかったとは…。

あと、何年か前は地声で出る部分も裏声で歌っていて、それが気になっていたんだけれど。
今回はちゃんと地声のところは地声で歌うようになっていた。ほぼ裏声なのがあまり好みではなかったから、それが嬉しい。
それによって歌の表情がガラッと変わるんだ。色んな歌いかたを試していた時期だったんだろうか?


w-inds.に触れられなかったから、予習もせず行った今回。
なので、知らない曲が半数くらいあったと思うのだが、それでもめちゃくちゃ楽しめた。
知らない、どうしよう!って思う箇所が全くなかった。長年彼らのライブに来ている蓄積があるからかも知れないけどね。

もちろん懐かしい歌には、ああ!となったりはした。
大好きなSay so longは特に嬉しかったな~。あれ?フリ何となく踊れるな?(踊れません)ってくらいちゃんと記憶にある。
Make you mineも大好き。今回気付いたのだが、この曲ベース音がとても心地好く、思わず耳をそばだててしまったほど(^ω^;)
懐かしさでハァッ!となったのは夏空の恋の詩。えーいつ以来?これを生で聞くの?

With youを初めて聞いて、音がWe Gotta Goに似ているな~と思って。からのそれに繋がった時は、そうだよなぁ!とちょっと嬉しい(笑)。ちょっと親戚っぽい曲位置よね?

新曲たちを聞いて思ったのが、アウトロがほとんどない!ってこと。
どれも歌が終わると同時に、もしくはあっても一小節くらいで曲が終わってしまう。
最近の流行りなんだろうか?
そういう曲が悪いってわけではなく、後奏がない曲が立て続いたので、ちょっとビックリしたのだった。
堂島さんのライブで以前「昔はフェードアウトばっかりだったよね~」という話をしていたので、やっぱりその時その時の流行り廃りがあるんだな~、と思った次第。
フェードアウトで終わる曲は、ライブになると新たなアレンジでステキなアウトロが出来ていたりして、それはそれで大好きではある。

あとビックリしたのはNEW PARADISE。
龍ちゃんのラップ部分を慶ちゃんがしたのに驚いた。
涼平くんも歌パートを担うようになってきたからこそ、ここも分けたのかな?

こうやって変わらざるを得ない部分はたくさんある。でもそれによってこちらの心が乱されることはなく、新鮮な喜びで二人のw-inds.をスッと受け入れられたこと。
今回見に行けてすごく良かった、そう思えた。
だからこれからも見続けられる、それが嬉しいね。


形は変わった。
でも二人の関係性、ほんわかトークは変わらない。それに以前よりちゃんと笑いを取れるようになってきた?(笑)
覚えている話題は。
色んなジャンルの曲やってきた、やってないのは演歌くらい?
134の『助手席で君はダンス』でノリノリになる涼平くん。
朝起きてすぐに声が出るといいよね、と寝起きな感じでで突然、夢で会えたらを歌い出す慶ちゃん。
足を叩いて自身を鼓舞する涼平くんに、驚く慶ちゃん。
こんな感じかな。
もう笑いが止まらない!声を出さないように気を付けていても、不意の笑いは堪えきれない。
MC良かったよ~と褒めちゃいけないと思います(笑)、スタッフさん。

MCで、レポート(?)を書いている人~!と訊ねられ、前方の席にいるお姉さんが手を上げていたのだが。
私も上げるべきなのか?でもこれはレポートじゃなくて感想だからなー、と手を上げられず。もっと勇気があれば目が合うくらい出来たかもしれんのだが…。


ただこのライブ、声と音のバランス悪くて。それが唯一残念なことだった。
声が聞こえづらかったのだよ…。
そりゃ素晴らしいかたたちが演奏してくれている音楽もステキだよ。でもやっぱり二人の声を堪能したいから。モヤモヤしてしまったのだった。
今まで八王子でそう思ったことなかったんだよな~。何だったんだろうな~。


そして今回、期せずして初日になってしまった。
でも病明けという感じは全くしなかった。大変だったところもあったかもだけど、最高のライブを届けてくれてありがとう。
ライブをしてくれてありがとう。
w-inds.を続けてくれてありがとう。
やっぱり楽しい時間を大好きな人と共にすることで、チャージが出来る。同じ空間にいられるのがとても嬉しい。
だから次もその次もいつまでも、この時間を楽しみにしてますね。

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