10/9(月・祝)16:00 大宮ソニックシティ 大ホール
迷いなく今年ナンバーワン!!
最強最高のライブを体感した。
こういうのを見たかったんだ、私は。
こういうのを求めてたんだ。
それなのにこの一公演しか取っておらず、見ながら何てもったいないことをしたんだ、と悔しく思っていたら、追加公演決定!?
これは行かなきゃ、もったいない!
もっとたくさんの人にこれを見てもらいたい。
映像でもいいけれど、出来れば会場で体感してもらいたい。
この人は天才だと、間違いなく実感出来るから。
Cry & Fight
大知が立っている。
ただ、それだけなのに絵になるオープニング。
歌い出しは、バンドが歌声の合間に音を入れるような編曲で。
つーか1曲目からCry & Fight?
どれだけ盛り上げさせるの…。
そしてダンサーさんは出てくるものの、Bメロまで微動だにしない。
なんてインパクトのある静止画なんだろう。
そして動いた瞬間、世界が変わる。
肩を少し動かしただけで、一変する空気がスゴい。
さらに曲終わりでは無音ダンス。
嘘でしょ?まだ1曲目だよ?
こういうのってもっと場を温めて、満を持して出すものじゃないの?
今の大知の目玉と言える演出。
それを最初から。
出し惜しみせず。
このあとによっぽど自信がないと、組み込めないよね…?
足音だけが響く会場。
そしてそのあとアカペラって。
初っぱなからどれだけ盛り込んでくるの…。
Look what you did
(RE)PLAYツアーで、かなりやられたこの曲。
曲の緩急に合わせて、ダンスの緩急も相当なもの。
静かな動きと激しい動きが交錯して、特にサビのステップが細かく重く、見ているだけでしんどい。
ダンサーさんのフォーメーションがなめらかで、キレイ過ぎ。
挑発するようなフリでは、盛り上がらざるを得ないよね。
この曲でだったかモニターが真っ白く光り、皆がシルエットになる演出が素晴らしかった。
ダンスだけを際立たせる、それってよっぽど動きに自信がなきゃ出来ないこと。
(RE)PLAY
まだ3曲目なんですけど…。
立て続けのガンガン踊る曲で、会場の熱気がすごすぎるよ。
お客さんが踊っているわけじゃないのに。
最初にある、大知の胸を動かす動きがキレイ過ぎて感無量。
ここでダンサーさんがハットをとったので、誰がついているのか確認。
s**t kingzの4人とPURIさん、Shingoさん。
SHOTAさんはいないのか。
また演出に携わってるのかな?
大知ライブにはSHOTAさんがいてもらいたい私です。
曲終わりの肩に手を置き、腕で口を覆うフリが大好き過ぎる。
FEVER
ダンサーさんがハケて、大知一人で。
さりげなくは動くけど、ガッツリとは踊らず。
でもただ動くだけでも、セクシーでございます…。
ようやくガンガン踊る曲ではなくなったよ。
それでも左右に所狭しと動くので、大知の休みになっているとは思えないが…。
モニターに、大知とダンサーさんの踊っている映像が流れているので、時々そっちを見ちゃう。
『強引に』で足を上げるフリが好きなのに、そこはやってくれなかったからさ。
曲終わりに、違和感を覚える違う音が入ってきて、あれ?と思っていたら流れるように次の曲へ。
…演出!
Can You See Our Flag Wavin' In The Sky?
流れるようにこの曲のイントロへ。
スッと変わるのがステキ。
シッキンがマイクスタンドを持って大知へ。
確かにこの曲は、両腕を使わないともったいないフリ。
両腕を使った、飛び立つような動きがキレイ…。
やっぱりマイクスタンドなんだね。
ヘッドセットは使わないんだ。
信念を貫くなぁ。
でも昔みたいにヘッドセットを使った曲も、見てみたいと思うのよ。
Who's The Man
これまたイントロでグワっとくる。
まだ6曲目だけど、ダレる演出がどこにもないって。
…スゴすぎでしょ。
「大知!大知!大知!」と惜しみなく声が出る。
合間に挟む、床技のダンス。
どれだけ魅了させてくれるんだ。
Blow You Away!
ようやくお客さんに挨拶。
これまで歌以外の声は発してないんだぜ。
どれだけ別世界に連れていってくれるんだか。
セットのモニターが動いて、そこに大知が飛び込み、衣装チェンジの映像。
ステージにいるNOPPOさんが、タイミングを合わせて動くと、映像のなかにいる大知の服が次々に変わっていく。
本人はステージ上におらず、映像を見ているだけなんだけど、全く退屈しない。
楽し過ぎる。
しかし歌は続いていて、その間に聞こえている歌声はリアルなもの!
後々の本人曰く「マイクを持ってもらって(?)、着替えながら歌っていた」そう。
着替えてる間ですら、休まない大知。
『Clap』『Applause』『Ovation』
うん!どれだけ大知に拍手を送れば、感動の気持ちが伝わるんだろう?
Complex
大知のスゴいところは、いらない曲が一つもないこと。
リリースして、一回も歌ってない曲なんてないんじゃないか?
シングルのリード曲もカップリングもアルバムも関係なし。
これはMVも作るくらいだから、なおさらだよね。
MVはBruno MarsさんのTreasureを意識した?と思わせる70年台くらいの雰囲気が大好き!
(まあBrunoさんも何かをオマージュしていると思うのだが)
ステージの大知は緑と黒のスーツでキメて、ちょっとその雰囲気とは違うかな?(^^;)
スイカ?と思ってしまったのは内緒(笑)。
PURIさんとShingoさんが台を運んできて、共にその上でダンス。
フリはパッと見には私でも踊れるんじゃないか?と思えちゃうくらい、所々にキャッチーな動きがあって。
ちょっと古い雰囲気がたまらない!
ダンスナンバー
これ!
こういうのを私は見たかったの!!
ふぉ~ゆ~舞台を見に行ったときのモヤモヤが、ここで晴らせるとは!
セットはおしゃれなバー。
カウンター、お酒がたくさん置かれた棚がある。
料理を頼む大知とkazukiさん。
店員のNOPPOさんを呼ぶタイミングが合ってしまい、そちらから、いやいやそちらから、と譲り合う二人。
どちらも、あっちが先!と譲らず、間に挟まれ困るNOPPOさん。
どうにか注文を聞き終えたところに、shojiさんご来店。
メニュー渡すやいなや、すぐに注文してくれました(笑)。
料理が出来たと、声をかけると3人とも同じものを注文していて。
これまた、そちらから、いやいやそちらからと、料理の押し付けあいが始まる。
ナポリタンとお皿がバラバラになって、3人の間を行ったり来たり。
この間台詞は一切なし!
全部ダンスで表現。
言葉がなくても伝わる素晴らしさ。
もしかしてシッキンてこういう演出が得意なのかな?と思った。
ふぉ~ゆ~舞台のそうじぃを振り付けてくれたのが彼らだから。
でも大知も、コミカルなダンスナンバーをやってきたからね。
相乗効果で素晴らしいものになったんでしょう、きっと。
ふぉ~ゆ~にはこれを見て勉強してもらいたい。
大知は間違いなく天才でありながら、努力の人でもある。
そんな人と対等に渡り歩くには、何をすべきなのか。
そして自分たちには何が足りないか、反省すればいいのに、そう思っちゃった。
shojiさんがギターを弾いて、と大知にお願い。
ギターを受け取り、shojiさんに座るようにジェスチャー。
そして同じ動作をお客さんにも。
最初のshojiさんの座る動きがなかったら、もしかして座るって分からなかったり、時間がかかっていたかも知れない。
shojiさんの動きがお手本になって、スムーズに座るお客さん。
もしそれも考えられていたことだったら…?
Your Love
ギターで弾き語り。
このライブ、どこを取っても大知の魅力が詰まっていて、もうどうしたら…。
途中から、kazukiさんとshojiさんが踊る。
フリはいつものではなく、オリジナルなもの。
普段だとダンス変えない方がいいのに…と、なりがちな私だけど、ステキな動きだったので、見ている最中はそんなこと考える余裕がなかったよ…。
どちらのフリもスゴい!って思えるって素晴らしいな。
もう一曲歌って、とshojiさんがお願い。
メニュー表が出て来て、今度はお客さんからリクエストを募ることに。
大知が手を上げた人を指名し、お客さんの元へNOPPOさんが向かう。
リクエストを受けている間に、お店のお酒を勝手に飲んじゃうkazukiさんとshojiさん。
それを注意する大知。
NOPPOさんも気になるけど、ステージ上からも目を離せない!
4am
リクエスト曲。
メニューには他に何が書かれていたんだろう?
しかし、4amとは。
渋い曲を選択したお客さんスゴい。
で、ここでふと思う。
流れている曲が生演奏ではない!
でも実際、今まではバンドさんの姿を一切見てないのだ。
あまりにも出て来ないので、これはいないのか?生に聴こえるだけか?と思っていたけど、やっぱりいるんだ…。
と、静かに驚いていた4amでした。
Delete My Memories
今度はキーボードで弾き語り。
今までいた3人はハケて、今度は恋人に振られてしまったOguriさんが主役。
呆然と電話を握りしめ、放心でお店に入ってくるOguriさん。
台詞は一切ないのに、辛く哀しい気持ちが伝わってくる。
(RE)PLAYツアーでもこの曲を、同じようなシチュエーションでやったけれど。
どれだけドラマを作れる曲なんだろう。
それなのに全く別物なのがスゴすぎる。
踊るOguriさんがメインで大知が脇役ってのも、他のライブではなかなかない演出だと思う。
センターにいる人が脇になり、主役を譲るなんて。
自分が自分がではなく、全員を対等だと思っている大知だからこそ。
SHINE
いつまでも辛い気持ちじゃいられない!
ダンサーさん全員が出て来て、Oguriさんを慰める。
テーブルに置かれたジェンガ。
倒れそうになり、気合いで戻す大知(笑)。
グラスを持って、みんなで乾杯!
曲順と演出が素晴らしいよ…。
最後、全員で縦一列になったかと思ったら、白い衣装になった大知が出てくる。
ダンスナンバー(Sam Smith/Too Good At Goodbyes)
いつの間にか置かれていた椅子で踊る。
大知の歌はもちろん素晴らしいけど、ダンスも最高だから。
踊りだけを堪能出来るこの時間が、どれだけ大事か。
Lullaby
しっとりと歌い上げる。
大知の声に包み込まれる、それが心地好い。
この曲の途中からステージ上のモニターが持ち上がり始め、それが弧を描いていく。
あまりにも自然な演出だったから、最初なにが起きているか分からず。
モニターが曲がっている!と認識した時の衝撃。
そんな風に動くのは見たことがなかったから、ものすごく驚いた。
大知を見つつ、どうしても動いているモニターに目が行ってしまう…。
Darkest Before Dawn
大知がハケ、ここでようやくバンドさんが姿を見せる!
いないんじゃないか?と思っていたけれど、やっぱりいたんだ!
これだけ姿を見せないライブって他にある?
大知曰く「ライブ3分の2は後ろにいた」そうで。
すごい演出です…。
これまた途中からダンサーさんが参加。
歌い上げる声の長さに感動…。
こんなに歌って踊っているのに、全く衰えない声がスゴすぎる。
Right Now
「Right Now!」
歌前にこれを言わないと始まらない!
この楽曲、間違いなく盛り上がる。
お客さんの掛け声も最高。
『all night long』部分は、いつの間にお客さんパートになったんだっけ?(^^;)
モニターに歌詞が流れるから、初心者の人でも一人にはさせない。
ステージ、客席が一つになれるこの曲、最高です。
I'm On Fire
これまた盛り上がる曲を持ってきた!
歌の合間にダンサーさん一人ひとりの見せ場あり。
とても感動したのは、ステージ後ろの一段高い場所で踊るダンサーさんを見上げる形で、客席に背を向けたこと。
踊っている人以外、全員が。
その間微動だにせず。
一人をちゃんと主役にする、この演出がスゴい。
もちろん大知のソロもあり、一ダンサーとしての貫禄を見せつけられた。
ジャケットを後ろに投げられたら、もうたまらんよ。
EXCITE
嘘でしょ?
どれだけ盛り上がらせるの…?
Right Now、I'm On Fireで気持ちが高ぶっているなか、イントロでグワっと会場の温度が上がるのが分かる。
それなのに歌に入ったとたん、落ち着いた雰囲気のこの曲の落差。
でももちろんサビは大盛り上がり!
タオル回すよ!
「Hey!」ってジャンプするよ!
最初は踊らずあおるだけあおって、途中からダンサーさんと共に踊り出すのが大好き!
なんてスゴい楽曲なんだ。
music
一転、可愛い雰囲気。
でもみんなと一体になれるこの曲の素晴らしさ。
掛け声で、手拍子で、一つになれるっていいよね。
ダンサーさんが客席を走り回るから、楽曲に合わずお客さんヒートアップしちゃう(笑)。
Shingoさんがカメラを持って客席を撮影し、それがモニターに映るのもステキな演出。
この曲でしかめっ面の人なんていないもん。
通路側だったのでPURIさんとタッチ出来たのが嬉しかった♪
以前と同じく、締めを「せーの!でジャンプだよ!」と何度も確認するので、いつ飛べばいいか迷う(^ω^;)
Life is Beautiful
さっきの盛り上がりは嘘のように、静かに始まる歌。
お客さんも声を出して一体になれるこの曲が、本編ラスト。
「三浦大知のエンターテイメントを見て、人生は楽しい、素晴らしいと思える。そんなものを作り続けていきたい」
大知のライブを見ると、まだこんなに知らない感動があったんだ、って思う。
毎回感情が揺さぶられる。
見るたびに大知の凄さを感じる。
真のスーパースターってこの人だと思う。
誰もがダンサー
アンコール1曲目。
決まったフリがあるわけではない。
明るい曲調でもないし、バラードってわけでもない。
ものすごく歌い上げる感じでもない。
だけど、なんだろう?
大知の書いたこの歌詞が、全てを表しているから。
思わず涙が出てきた。
『足を動かせ』
動かない足を無理にでも動かそうとする大知。
ずっと大知は感動を与え続けてくれてるんだろう。
その大変ささえ力に変えて、私たちを楽しませてくれるんだろう。
そんな気がした。
MC
やっと!やっとMC!!
おしゃべりが可愛い子なのに、ここまで焦らされたのは初めて。
ファンクラブイベントで話し過ぎた反動かな?(^ω^;)
ここで「Blow You Away!は着替えながら歌っている」と教えてくれて。
「着替えながら歌っている姿は相当ダサいよ!」
いや!どこも手を抜かないって、めちゃくちゃ格好良いです!
ついでに着替えた衣装を「スゴい色のスーツ」って言ったのがツボだった。
やっぱりちょっと変だよね?あの配色(笑)。
普通の夜のことを
DREAMS COME TRUEさん提供の新曲。
モニターに手書きの歌詞が出てたけど、大知の字かな?
途中までは一人で歌って、終盤でダンサーさんと共に。
ダンサーさん紹介もここで。
そっか、I'm On Fireでは名前は言ってなかったのか。
U
最後の最後は最新曲。
大知だもん、ガッツリ踊って終わらなきゃ。
手を振るとか客席を気にかけなくていいから、もっと大知が見たい!
歌って踊るのが大知なんだから。
そんな大知を見に来たんだから。
MC
普段はこれで終わるはずが、今回は告知で戻って来た!
CD、Blu-rayの発売と、追加公演決定だって~!
やったー!
これで終わるのはもったいないもん!
(RE)PLAYツアーでも同じ感じだったなぁ(^ω^;)
この一回しか取らなかったなんて、と歯痒く思っていた時に、追加公演決定って言われて。
嬉しいよ~!
アルバムHITとBESTの間にやったツアーだから、BEST HIT TOURだそうで。
何も考えずに、普通にタイトルを受け入れておりました(笑)。
本当に本当に素晴らしい公演だった。
今年一番、本当にそう思う。
よく見えた席、ちょうどよいサイズの会場。
・だから武道館ではどうなるかちょっと心配ではある
・フォーラム→代々木体育館で何の問題もなかったから平気かな
掛け声や歓声は出るけど、うるさくないお客さん。
・感情感想を全部口に出す人、大声で友達としゃべる人、近くにいると最悪
・歌う箇所以外歌われるのは論外
・逆に盛り上がる曲で棒立ちなのも何だかね
今まで見てきた、大知ステージ以外のモヤモヤ。
色々な要因もあったとは思う。
V6での、あれ?こんなもんだったっけ?感。
w-inds.の、ステージ上だけで完結してる雰囲気と、もっとダンスが見たかった気持ち。
Hey!Say!JUMPで感じた、何でこんなにダンスの手を抜いてるの?という思い。
ふぉ~ゆ~舞台GACHIでの、この人たちは何がやりたいんだろう?と考えてしまった、やるせなさ。
もちろん見てる時は楽しいのです。
見ながら思っていたのもあるけどさ。
このライブを見た時、だから物足りなさを感じていたのか!と腑に落ちた。
歌が聞きたい。
ダンスが見たい。
自分も踊りたい。
変にうるさい人がいない。
静かに聞きたい。
盛り上がりたい。
思わず歓声が出ちゃう。
コミカルなものが見たい。
シリアスも見たい。
手が自然に上がる。
手拍子してしまう。
客席との一体感。
ステージに主役がいなくても退屈しない。
ダンスだけを堪能出来る。
過去を凌駕する、素晴らしい演出の数々。
その全てを満たしてくれたのが、このBEST HITだった。
大知は頑張っている、とは言わない。
自分はまだまだだから、もっと素晴らしいエンターテイナーになれるように努力する、そう言う。
現状に満足せず、高みへ登り続ける。
この人に出会えて、好きになって、本当に嬉しい。
心からそう思える人のライブが見られるって、最高に幸せです。
迷いなく今年ナンバーワン!!
最強最高のライブを体感した。
こういうのを見たかったんだ、私は。
こういうのを求めてたんだ。
それなのにこの一公演しか取っておらず、見ながら何てもったいないことをしたんだ、と悔しく思っていたら、追加公演決定!?
これは行かなきゃ、もったいない!
もっとたくさんの人にこれを見てもらいたい。
映像でもいいけれど、出来れば会場で体感してもらいたい。
この人は天才だと、間違いなく実感出来るから。
Cry & Fight
大知が立っている。
ただ、それだけなのに絵になるオープニング。
歌い出しは、バンドが歌声の合間に音を入れるような編曲で。
つーか1曲目からCry & Fight?
どれだけ盛り上げさせるの…。
そしてダンサーさんは出てくるものの、Bメロまで微動だにしない。
なんてインパクトのある静止画なんだろう。
そして動いた瞬間、世界が変わる。
肩を少し動かしただけで、一変する空気がスゴい。
さらに曲終わりでは無音ダンス。
嘘でしょ?まだ1曲目だよ?
こういうのってもっと場を温めて、満を持して出すものじゃないの?
今の大知の目玉と言える演出。
それを最初から。
出し惜しみせず。
このあとによっぽど自信がないと、組み込めないよね…?
足音だけが響く会場。
そしてそのあとアカペラって。
初っぱなからどれだけ盛り込んでくるの…。
Look what you did
(RE)PLAYツアーで、かなりやられたこの曲。
曲の緩急に合わせて、ダンスの緩急も相当なもの。
静かな動きと激しい動きが交錯して、特にサビのステップが細かく重く、見ているだけでしんどい。
ダンサーさんのフォーメーションがなめらかで、キレイ過ぎ。
挑発するようなフリでは、盛り上がらざるを得ないよね。
この曲でだったかモニターが真っ白く光り、皆がシルエットになる演出が素晴らしかった。
ダンスだけを際立たせる、それってよっぽど動きに自信がなきゃ出来ないこと。
(RE)PLAY
まだ3曲目なんですけど…。
立て続けのガンガン踊る曲で、会場の熱気がすごすぎるよ。
お客さんが踊っているわけじゃないのに。
最初にある、大知の胸を動かす動きがキレイ過ぎて感無量。
ここでダンサーさんがハットをとったので、誰がついているのか確認。
s**t kingzの4人とPURIさん、Shingoさん。
SHOTAさんはいないのか。
また演出に携わってるのかな?
大知ライブにはSHOTAさんがいてもらいたい私です。
曲終わりの肩に手を置き、腕で口を覆うフリが大好き過ぎる。
FEVER
ダンサーさんがハケて、大知一人で。
さりげなくは動くけど、ガッツリとは踊らず。
でもただ動くだけでも、セクシーでございます…。
ようやくガンガン踊る曲ではなくなったよ。
それでも左右に所狭しと動くので、大知の休みになっているとは思えないが…。
モニターに、大知とダンサーさんの踊っている映像が流れているので、時々そっちを見ちゃう。
『強引に』で足を上げるフリが好きなのに、そこはやってくれなかったからさ。
曲終わりに、違和感を覚える違う音が入ってきて、あれ?と思っていたら流れるように次の曲へ。
…演出!
Can You See Our Flag Wavin' In The Sky?
流れるようにこの曲のイントロへ。
スッと変わるのがステキ。
シッキンがマイクスタンドを持って大知へ。
確かにこの曲は、両腕を使わないともったいないフリ。
両腕を使った、飛び立つような動きがキレイ…。
やっぱりマイクスタンドなんだね。
ヘッドセットは使わないんだ。
信念を貫くなぁ。
でも昔みたいにヘッドセットを使った曲も、見てみたいと思うのよ。
Who's The Man
これまたイントロでグワっとくる。
まだ6曲目だけど、ダレる演出がどこにもないって。
…スゴすぎでしょ。
「大知!大知!大知!」と惜しみなく声が出る。
合間に挟む、床技のダンス。
どれだけ魅了させてくれるんだ。
Blow You Away!
ようやくお客さんに挨拶。
これまで歌以外の声は発してないんだぜ。
どれだけ別世界に連れていってくれるんだか。
セットのモニターが動いて、そこに大知が飛び込み、衣装チェンジの映像。
ステージにいるNOPPOさんが、タイミングを合わせて動くと、映像のなかにいる大知の服が次々に変わっていく。
本人はステージ上におらず、映像を見ているだけなんだけど、全く退屈しない。
楽し過ぎる。
しかし歌は続いていて、その間に聞こえている歌声はリアルなもの!
後々の本人曰く「マイクを持ってもらって(?)、着替えながら歌っていた」そう。
着替えてる間ですら、休まない大知。
『Clap』『Applause』『Ovation』
うん!どれだけ大知に拍手を送れば、感動の気持ちが伝わるんだろう?
Complex
大知のスゴいところは、いらない曲が一つもないこと。
リリースして、一回も歌ってない曲なんてないんじゃないか?
シングルのリード曲もカップリングもアルバムも関係なし。
これはMVも作るくらいだから、なおさらだよね。
MVはBruno MarsさんのTreasureを意識した?と思わせる70年台くらいの雰囲気が大好き!
(まあBrunoさんも何かをオマージュしていると思うのだが)
ステージの大知は緑と黒のスーツでキメて、ちょっとその雰囲気とは違うかな?(^^;)
スイカ?と思ってしまったのは内緒(笑)。
PURIさんとShingoさんが台を運んできて、共にその上でダンス。
フリはパッと見には私でも踊れるんじゃないか?と思えちゃうくらい、所々にキャッチーな動きがあって。
ちょっと古い雰囲気がたまらない!
ダンスナンバー
これ!
こういうのを私は見たかったの!!
ふぉ~ゆ~舞台を見に行ったときのモヤモヤが、ここで晴らせるとは!
セットはおしゃれなバー。
カウンター、お酒がたくさん置かれた棚がある。
料理を頼む大知とkazukiさん。
店員のNOPPOさんを呼ぶタイミングが合ってしまい、そちらから、いやいやそちらから、と譲り合う二人。
どちらも、あっちが先!と譲らず、間に挟まれ困るNOPPOさん。
どうにか注文を聞き終えたところに、shojiさんご来店。
メニュー渡すやいなや、すぐに注文してくれました(笑)。
料理が出来たと、声をかけると3人とも同じものを注文していて。
これまた、そちらから、いやいやそちらからと、料理の押し付けあいが始まる。
ナポリタンとお皿がバラバラになって、3人の間を行ったり来たり。
この間台詞は一切なし!
全部ダンスで表現。
言葉がなくても伝わる素晴らしさ。
もしかしてシッキンてこういう演出が得意なのかな?と思った。
ふぉ~ゆ~舞台のそうじぃを振り付けてくれたのが彼らだから。
でも大知も、コミカルなダンスナンバーをやってきたからね。
相乗効果で素晴らしいものになったんでしょう、きっと。
ふぉ~ゆ~にはこれを見て勉強してもらいたい。
大知は間違いなく天才でありながら、努力の人でもある。
そんな人と対等に渡り歩くには、何をすべきなのか。
そして自分たちには何が足りないか、反省すればいいのに、そう思っちゃった。
shojiさんがギターを弾いて、と大知にお願い。
ギターを受け取り、shojiさんに座るようにジェスチャー。
そして同じ動作をお客さんにも。
最初のshojiさんの座る動きがなかったら、もしかして座るって分からなかったり、時間がかかっていたかも知れない。
shojiさんの動きがお手本になって、スムーズに座るお客さん。
もしそれも考えられていたことだったら…?
Your Love
ギターで弾き語り。
このライブ、どこを取っても大知の魅力が詰まっていて、もうどうしたら…。
途中から、kazukiさんとshojiさんが踊る。
フリはいつものではなく、オリジナルなもの。
普段だとダンス変えない方がいいのに…と、なりがちな私だけど、ステキな動きだったので、見ている最中はそんなこと考える余裕がなかったよ…。
どちらのフリもスゴい!って思えるって素晴らしいな。
もう一曲歌って、とshojiさんがお願い。
メニュー表が出て来て、今度はお客さんからリクエストを募ることに。
大知が手を上げた人を指名し、お客さんの元へNOPPOさんが向かう。
リクエストを受けている間に、お店のお酒を勝手に飲んじゃうkazukiさんとshojiさん。
それを注意する大知。
NOPPOさんも気になるけど、ステージ上からも目を離せない!
4am
リクエスト曲。
メニューには他に何が書かれていたんだろう?
しかし、4amとは。
渋い曲を選択したお客さんスゴい。
で、ここでふと思う。
流れている曲が生演奏ではない!
でも実際、今まではバンドさんの姿を一切見てないのだ。
あまりにも出て来ないので、これはいないのか?生に聴こえるだけか?と思っていたけど、やっぱりいるんだ…。
と、静かに驚いていた4amでした。
Delete My Memories
今度はキーボードで弾き語り。
今までいた3人はハケて、今度は恋人に振られてしまったOguriさんが主役。
呆然と電話を握りしめ、放心でお店に入ってくるOguriさん。
台詞は一切ないのに、辛く哀しい気持ちが伝わってくる。
(RE)PLAYツアーでもこの曲を、同じようなシチュエーションでやったけれど。
どれだけドラマを作れる曲なんだろう。
それなのに全く別物なのがスゴすぎる。
踊るOguriさんがメインで大知が脇役ってのも、他のライブではなかなかない演出だと思う。
センターにいる人が脇になり、主役を譲るなんて。
自分が自分がではなく、全員を対等だと思っている大知だからこそ。
SHINE
いつまでも辛い気持ちじゃいられない!
ダンサーさん全員が出て来て、Oguriさんを慰める。
テーブルに置かれたジェンガ。
倒れそうになり、気合いで戻す大知(笑)。
グラスを持って、みんなで乾杯!
曲順と演出が素晴らしいよ…。
最後、全員で縦一列になったかと思ったら、白い衣装になった大知が出てくる。
ダンスナンバー(Sam Smith/Too Good At Goodbyes)
いつの間にか置かれていた椅子で踊る。
大知の歌はもちろん素晴らしいけど、ダンスも最高だから。
踊りだけを堪能出来るこの時間が、どれだけ大事か。
Lullaby
しっとりと歌い上げる。
大知の声に包み込まれる、それが心地好い。
この曲の途中からステージ上のモニターが持ち上がり始め、それが弧を描いていく。
あまりにも自然な演出だったから、最初なにが起きているか分からず。
モニターが曲がっている!と認識した時の衝撃。
そんな風に動くのは見たことがなかったから、ものすごく驚いた。
大知を見つつ、どうしても動いているモニターに目が行ってしまう…。
Darkest Before Dawn
大知がハケ、ここでようやくバンドさんが姿を見せる!
いないんじゃないか?と思っていたけれど、やっぱりいたんだ!
これだけ姿を見せないライブって他にある?
大知曰く「ライブ3分の2は後ろにいた」そうで。
すごい演出です…。
これまた途中からダンサーさんが参加。
歌い上げる声の長さに感動…。
こんなに歌って踊っているのに、全く衰えない声がスゴすぎる。
Right Now
「Right Now!」
歌前にこれを言わないと始まらない!
この楽曲、間違いなく盛り上がる。
お客さんの掛け声も最高。
『all night long』部分は、いつの間にお客さんパートになったんだっけ?(^^;)
モニターに歌詞が流れるから、初心者の人でも一人にはさせない。
ステージ、客席が一つになれるこの曲、最高です。
I'm On Fire
これまた盛り上がる曲を持ってきた!
歌の合間にダンサーさん一人ひとりの見せ場あり。
とても感動したのは、ステージ後ろの一段高い場所で踊るダンサーさんを見上げる形で、客席に背を向けたこと。
踊っている人以外、全員が。
その間微動だにせず。
一人をちゃんと主役にする、この演出がスゴい。
もちろん大知のソロもあり、一ダンサーとしての貫禄を見せつけられた。
ジャケットを後ろに投げられたら、もうたまらんよ。
EXCITE
嘘でしょ?
どれだけ盛り上がらせるの…?
Right Now、I'm On Fireで気持ちが高ぶっているなか、イントロでグワっと会場の温度が上がるのが分かる。
それなのに歌に入ったとたん、落ち着いた雰囲気のこの曲の落差。
でももちろんサビは大盛り上がり!
タオル回すよ!
「Hey!」ってジャンプするよ!
最初は踊らずあおるだけあおって、途中からダンサーさんと共に踊り出すのが大好き!
なんてスゴい楽曲なんだ。
music
一転、可愛い雰囲気。
でもみんなと一体になれるこの曲の素晴らしさ。
掛け声で、手拍子で、一つになれるっていいよね。
ダンサーさんが客席を走り回るから、楽曲に合わずお客さんヒートアップしちゃう(笑)。
Shingoさんがカメラを持って客席を撮影し、それがモニターに映るのもステキな演出。
この曲でしかめっ面の人なんていないもん。
通路側だったのでPURIさんとタッチ出来たのが嬉しかった♪
以前と同じく、締めを「せーの!でジャンプだよ!」と何度も確認するので、いつ飛べばいいか迷う(^ω^;)
Life is Beautiful
さっきの盛り上がりは嘘のように、静かに始まる歌。
お客さんも声を出して一体になれるこの曲が、本編ラスト。
「三浦大知のエンターテイメントを見て、人生は楽しい、素晴らしいと思える。そんなものを作り続けていきたい」
大知のライブを見ると、まだこんなに知らない感動があったんだ、って思う。
毎回感情が揺さぶられる。
見るたびに大知の凄さを感じる。
真のスーパースターってこの人だと思う。
誰もがダンサー
アンコール1曲目。
決まったフリがあるわけではない。
明るい曲調でもないし、バラードってわけでもない。
ものすごく歌い上げる感じでもない。
だけど、なんだろう?
大知の書いたこの歌詞が、全てを表しているから。
思わず涙が出てきた。
『足を動かせ』
動かない足を無理にでも動かそうとする大知。
ずっと大知は感動を与え続けてくれてるんだろう。
その大変ささえ力に変えて、私たちを楽しませてくれるんだろう。
そんな気がした。
MC
やっと!やっとMC!!
おしゃべりが可愛い子なのに、ここまで焦らされたのは初めて。
ファンクラブイベントで話し過ぎた反動かな?(^ω^;)
ここで「Blow You Away!は着替えながら歌っている」と教えてくれて。
「着替えながら歌っている姿は相当ダサいよ!」
いや!どこも手を抜かないって、めちゃくちゃ格好良いです!
ついでに着替えた衣装を「スゴい色のスーツ」って言ったのがツボだった。
やっぱりちょっと変だよね?あの配色(笑)。
普通の夜のことを
DREAMS COME TRUEさん提供の新曲。
モニターに手書きの歌詞が出てたけど、大知の字かな?
途中までは一人で歌って、終盤でダンサーさんと共に。
ダンサーさん紹介もここで。
そっか、I'm On Fireでは名前は言ってなかったのか。
U
最後の最後は最新曲。
大知だもん、ガッツリ踊って終わらなきゃ。
手を振るとか客席を気にかけなくていいから、もっと大知が見たい!
歌って踊るのが大知なんだから。
そんな大知を見に来たんだから。
MC
普段はこれで終わるはずが、今回は告知で戻って来た!
CD、Blu-rayの発売と、追加公演決定だって~!
やったー!
これで終わるのはもったいないもん!
(RE)PLAYツアーでも同じ感じだったなぁ(^ω^;)
この一回しか取らなかったなんて、と歯痒く思っていた時に、追加公演決定って言われて。
嬉しいよ~!
アルバムHITとBESTの間にやったツアーだから、BEST HIT TOURだそうで。
何も考えずに、普通にタイトルを受け入れておりました(笑)。
本当に本当に素晴らしい公演だった。
今年一番、本当にそう思う。
よく見えた席、ちょうどよいサイズの会場。
・だから武道館ではどうなるかちょっと心配ではある
・フォーラム→代々木体育館で何の問題もなかったから平気かな
掛け声や歓声は出るけど、うるさくないお客さん。
・感情感想を全部口に出す人、大声で友達としゃべる人、近くにいると最悪
・歌う箇所以外歌われるのは論外
・逆に盛り上がる曲で棒立ちなのも何だかね
今まで見てきた、大知ステージ以外のモヤモヤ。
色々な要因もあったとは思う。
V6での、あれ?こんなもんだったっけ?感。
w-inds.の、ステージ上だけで完結してる雰囲気と、もっとダンスが見たかった気持ち。
Hey!Say!JUMPで感じた、何でこんなにダンスの手を抜いてるの?という思い。
ふぉ~ゆ~舞台GACHIでの、この人たちは何がやりたいんだろう?と考えてしまった、やるせなさ。
もちろん見てる時は楽しいのです。
見ながら思っていたのもあるけどさ。
このライブを見た時、だから物足りなさを感じていたのか!と腑に落ちた。
歌が聞きたい。
ダンスが見たい。
自分も踊りたい。
変にうるさい人がいない。
静かに聞きたい。
盛り上がりたい。
思わず歓声が出ちゃう。
コミカルなものが見たい。
シリアスも見たい。
手が自然に上がる。
手拍子してしまう。
客席との一体感。
ステージに主役がいなくても退屈しない。
ダンスだけを堪能出来る。
過去を凌駕する、素晴らしい演出の数々。
その全てを満たしてくれたのが、このBEST HITだった。
大知は頑張っている、とは言わない。
自分はまだまだだから、もっと素晴らしいエンターテイナーになれるように努力する、そう言う。
現状に満足せず、高みへ登り続ける。
この人に出会えて、好きになって、本当に嬉しい。
心からそう思える人のライブが見られるって、最高に幸せです。