ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

弱い私、と、その父

2008年02月06日 | Weblog
このところ、ずっと寝こんでいた。
毎年1月下旬、2月初旬に私は寝こんでしまい、そして春まで出てこなくなることが多い。でも、今年はそうなりたくないなあ~と思っている。
明日は起きて、家族と一緒にご飯を食べよう。そして教会に行けますように。
ずっとこのところ、聖書も読んでない。教会にも行っていない。このままだと、ずるずるになってしまう。それは嫌だ。

そう思った。

今夜はブラインド開けて寝よう。

明日、朝日が入ってくるように。

片付かない部屋を見て、亡くなった父のことを思い出した。
父は強い人だった。表面は穏やかな人だったけど、「ここぞ」という時には決して自分を曲げない。そういう強さを持った父だった。平成元年1月9日逝去。享年54才。
今日思ったのだが、私は父をあの時失ってなかったら、教員にはなっていなかったと思う。
私は卒論の真っ最中で、下書きを終え、明日からワープロで清書、と言う時に、予告も無く突然の父の死亡だったので、卒業式までの日々は未だに、ぼおっとしか覚えていない。
いや、思い出したくないのが正解かなー?
就職は受けたトコ全部不採用で、それでも「今までずっと浪人も留年もしてなかったから、一年くらいは遊んで暮らそう」そう思ってた。
遊んで暮らす所ではなくなった。稼がないと食べていけない。
唯一取っていた中学・高校の英語教員免許状が役に立った。
卒業して私は、母校の常勤講師(Fulltime Instractor)として働いた。その一年で教師の楽しみにどっぷりつかり、山形県の中学校の英語教員採用試験を受けて、講師から教諭にならせてもらった。

父は私がピアノを習うようになった時、腕時計と、アップライトピアノを買ってくれた。ピアノの先生のお宅に行くのに、私はバスを乗り継いで行かなければいけないからだ。
父は必要なものは、良いものを買ってくれた。「必要だからだ」それと「長く使うように。」
小学三年生の娘を時計屋さんに連れて行き、時計を見せて、私に選ばせ、私の好きな時計を買ってくれた。当時で一万円近くしたような気がする。いや、実はもっとしたような気がするが定かでない。
クォーツの、文字盤がブルーの時計だった。この時計は高校までずっと使っていた。

ピアノは、一年我慢させた上で、アップライトの当時(昭和51年頃)で40万円近くのを買ってもらった。値段はかなり高かったと思う。
条件はただ一つ「10年以上続ける事」

「プロだろうがアマチュアだろうが、何事も10年続けなくては何にもならない」

この言葉は、ずっしりと重い。

今年で父が死んで、20年になる。

市役所で吹奏楽団におり、打楽器を一通りやって、音楽の初歩を教えてくれたのは父だ。
できなかったけど、ドラムロールの練習を父に教わった記憶がある。

「本当に気に入ったものしか買わない」そんな買い物のし方を教えてくれたのも父だ。

私は、早く部屋掃除をして、ピアノの調律をしてもらい、ピアノを弾きたい。

画像は、私お気に入りの、カエルのハンカチ。
父は、ユーモアが好きな父だった。
そんなところも、もらってきたのかもしれない。

久しぶりにそう思った。