いずものひとりごと

そのとき・そのときで
こだわっていること、感じていること、を中心に...

今はフルートの投稿が多い時期です^^

浜通りと水戸 その2

2019年03月11日 15時47分07秒 | 旅行・さんぽ・イベント
浜通りの旅と抱き合わせて水戸に行きました。
今回は、梅まつり真っ只中の偕楽園と 茨城県立歴史博物館へ。

宿泊したので、東京からの日帰り組の多くがまだ着かないであろう内に偕楽園へと。
早めに行って正解
いつも断念する好文亭にも入ることが出来、梅をゆっくり楽しむことが出来、大変癒されました。

この偕楽園、この秋から県外の人は有料になるというニュースが少し前に流れていました。
県外の人だけって、管理が大変そう。
都立の場合は都民の有無にかかわらず有料。それでも外国人から徴収できていなかったというニュースがありましたが、この梅の時期、特にかなり混乱しそう。
きっと出入り口も限定されることになるでしょうから、より対応に苦慮しそうですしね。
県民の皆さん、身分証明書の保持が必要になりますね。都立みたいに4回分で年間パスポートを用意すればよいのに。

そもそもこの有料化、都道府県魅力度ランキングで47位。魅力度アップのための財源確保と言っていたような...。であれば、県外の収入に頼るだけではなく茨城県民自身も入場料払って、自己努力してほしいと思ってしまいました。
素敵な庭園なので、有料化して維持管理するのは賛成です


そして、初・歴史博物館へ。
入り口付近に、埴輪のオブジェがあり、原紙古代から近現代まで非常にコンパクトにまとまっていて、贅沢な内容になっています。水戸藩の歴史は勉強になりました。
展示プレートに「昭和時代」という表記があり、生きてきた「時」は、過去の時代になり博物館「物」なんだ、となんか感慨深いものがありました。


体力が回復しきれていないため、今回の旅行はかなり体に負荷がかかりました。
それでもたくさん食べて、散歩して、外の空気を吸って、良く寝て、大変充実したリハビリ旅行になりました。

休職期間もあと20日間。


   

 
   

浜通りと水戸 その1

2019年03月11日 14時46分00秒 | 旅行・さんぽ・イベント
今年度の福島への旅は、3/9-10で浜通りへ。
初日に向かったのは、富岡町。
ここは、3.11の津波で壊滅的な被害を受けたのに加え、福島第一原子力発電所事故で帰還困難区域に指定されていた町です。

この町にある JR富岡駅 には2013年夏以来の訪問になりました。5年半ぶりです。
あの時は、日中の立ち入り許可が出て間もない時。あまりの変わりようにカメラを手に取ることすら憚られました。夜ノ森の桜祭りに訪れた2010年4月10日に降り立った時との変わりよう。今もあの衝撃を受けた光景は焼き付いています。

駅も少し位置を変え、駅前の様子もかなり異なりますが、未来に向け確実に進んでいるようです。

今回は、「東京電力廃炉資料館」に行ってきました。
莫大は予算がかかることが一目でわかります。
気が遠くなる話し。私たち人間は将来に大変重い負債を残したんだと感じます。

また、徒歩で往復しましたが、街並みはまだまだ胸が痛みます。
とても頑張っていることは感じられるのですが、以前の富岡とは かなり、かなり違う街。
なんと表現してよいのか 復興という言葉とは異なる次元の世界 にいる気持ちになったというのでしょうか。
2001年の秋、観光で初めて富岡に行き、地元の知り合いと楽しく過ごした時の街並みが フラッシュバック します。


風化させてはいけないですね
詳細は把握していませんが、廃炉のクリアファイル問題が以前あったことをふと思い出しました。
色々な意見はあると思いますが、販売して、少しでも儲けて廃炉費用に充てたほうが良いのではと、思わずにいられませんでした。
ある時には強力的な広報も必要なことです。


出来るだけ多くの方にPTGが訪れますように。



今回は、その足で、水戸へ。