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ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

「Aチャン」クッキーの発売間近!

2006-12-18 00:22:58 | ブルーアガベ利用商品
先日もリポートをしたように、業界ナンバーワンと云われるテレビ番組制作会社の「ハウフルス」がウェブテレビの番組の制作で仮想の事業起業のドラマを作った。そのドラマはかなりヒットしているらしい。ウェブドラマは、見たい人が見たいときにダウンロードをすれば見れるのだから、今後のドラマ提供のパターンは大きく変わっていくことになるだろう。時差配信なども行われれば、情報の伝達は大きく変わってくることになる。

そのように最先端の番組編成で、ブルーアガベが登場した。ブルーアガベはドラマ進行においては当然脇役だが、物語を形作っていく中で、大きなポイントなのだ。それが、サイバーの世界では人気者のアニメキャラクター「でじこ」との協調でダイエットクッキーの試作販売品が作られるようになった。しかも、販売は秋葉原のゲーマーズ本店だけと云うことになっている。ウェブでの告知、店舗でのポースターだけの世界だ。商品開発が、サイバーのドラマの中で行われ、ゲームソフト販売などの会社で売られると云うことは珍しいと云えるだろう。

物語の背景をリピートして掲出しておこう:
「Aチャン」5人の若者のサクセスストーリー。IT業界の社長達が実名で続々登場!!秋葉原に設立した会社「Aちゃん」の若い社員5人が、IT業界の社長からのアドバイスをもとにIT会社として成功するストーリー。
ビジネスの中で、ダイエットクッキーを開発してオンラインゲームで人気のキャラクター「でじこ」を使用して、オンラインゲーム会社「ブロッコリー」と共同で発売し成功する話の中で、クッキーのコンセプトが砂糖不使用「ブルーアガベ入り」で商品を開発している。最終的には有名シェフが動画で料理レッスンをする企画をプレゼンして成功する話。

配信期間 2006年9月1日?2007年11月25日
秋葉発「Aチャン」物語

この「Aチャン」ダイエットクッキーは、パッケージングとともにきっとコレクターズ・アイテムになることだろう。発売はクリスマスイブでなく、クリスマス当日だ。販売の状況がどのようになったのか是非知りたいところだ。アメリカから大きな声援を送りたい。

健康的なスナックを提供する会社

2006-12-16 08:17:10 | ブルーアガベ利用商品
スペルト小麦や、やはり小麦の一種であるカムートなどを使った健康スナックを作っている会社がニューヨークにある。特にダイエット上制限があるヒトたちのためのスナック類を作るのが目的の会社だ。Good Groceriesと呼ばれるこの会社は、食事で苦労しているヒトたちの味方だ。グッド・グロサリーズ

この会社が使っているブランドの一つがSuzie'sと云う。ここでの特製品の一つはSuzie's Kamut Puffed Cakes, Agave, 5-Ounce Bags なのだ。これはどのような商品かと云うと、日本の雷??(おこし)を想像すると良いかも知れない。日本では糯米(もちごめ)や粟(あわ)を蒸し、乾かしてから炒ったものを、水飴(みずあめ)と砂糖で板状に固めた菓子だが、それをカムート小麦を使ったこととアガベで甘味にしているものだと考えると良い。

健康を考えると、日本の食材で多くのものが改善されても良いものがありそうだ。時代の要請と云うか、進歩と云うか、食べる人の側に立った食材作りも今後考えられるべきだろう。この商品群はアメリカのアマゾンドットコムのサイトでも買える代物。どこでもある品物ではないだろうが、着実な市場があるに違いない。

テキーサの醍醐味

2006-11-05 02:02:31 | ブルーアガベ利用商品
アメリカのバドワイザービールと言えば、大手のビールメーカーだ。本社名はアンホイザーブッシュと言うが、アメリカでは定番のブランドだ。私は、個人的にはバドワイザーのビールは飲まないがアメリカの主流メーカーであることには違いない。

このアンホイザーブッシュ社が、Tequizaと云うブルーアガベとライムを使ったアルコールドリンクを作っている。柑橘系の酸味とブルーアガベの甘味のミックスで飲みやすいビールドリンクだ。テキーサと云う名前は、もちろんテキーラからの合成語だろう。飲んでみたことがあるが、とても爽やかビールドリンクなのだ。ビール党の人には、少し邪道に映るらしいが、大勢のファンがいるのも事実のようだ。

大手商品ではないが、このようにブルーアガベは大手ビールメーカーの清涼アルコールドリンクにでも活躍をしている。


テキーサのウェブサイト

ブルーアガベジャムのパイオニア

2006-11-02 05:51:34 | ブルーアガベ利用商品
西洋発の食文化の中で、必ずしも西洋のオリジナルな水準を凌駕できないでいる分野はいくつかある。もちろん、日本人の律義さで、研究開発をして相当のレベルにまで達するものはあるが、土壌の違いか、酵母違いか、風土の違いかなどで、どうしてもある程度以上を超えられないものがある。舶来品崇拝を言うつもりはないが、日本のチーズやワインなどは、相当良くなったが日本の食文化の限界なのか、まだ輸入品が優れているものは多い。すでにかなり良いものもあるが、今後とも改善に次ぐ改善で徐々にさらに良くなっていくことが不可欠な分野だ。

そんな中でも、ジャムと云う食品カテゴリーは、いくつかのところが見事に欧米の水準に達したか、凌駕した分野だろう。もちろん、一部には砂糖漬けにした果物ジャムはない訳ではないが、生産方針がきちんと行われ、りっぱなブランドになりきったところもある。余計なものを入れず、果物自身の熟した果糖の度合いを使い、砂糖を低糖で抑えるところまで来たメーカーもある。果物本来の味覚、香りを引き出すところが勝負なのだろうが、自社農園、海外の提携農園と連携して、適度に熟したものの活用ができるところまで来ている企業に頭が下がる思いだ。

長野県の斑尾にあるサンクゼール社などはその一つの例だ。ホームメードから始まったここのジャムは、やはり、生産性や営業力で始まったのではなく、素材や作り方へのこだわりがあったからこそ、多くの消費者に受け入れられるものになったと言えるところだ。しかも、ここは、かなり早い段階で低糖度のジャムに力を入れ始め、消費者の健康を気遣う優しさも備わっている。

サンクゼールは、2006年3月にブルーアガベシロップを甘味料とした日本で初めてのジャムを7種類も売り出した。ウェブでいろいろなヒトのブログを見ていると、その味わいに賛同の声が多く寄せられている。コマーシャルでない、消費者の生の声がブルーアガベ利用を賞賛している。ブルーアガベは、もちろん、裏方だ。良い果物素材を生かしてくれる強い味方なのだ。こんな風に、日本でのジャム文化にも、ブルーアガベは活かされ始めている。


サンクゼールのブルーアガベ・ジャム

寒天と山形食材とブルーアガベ

2006-11-01 06:30:24 | ブルーアガベ利用商品
日本でもブルーアガベの健康特性を活かし始めているところはある。山形県の鶴岡市に本拠に構える両国屋だ。もともと地元の農家との強力な絆を持って成長をしてきた会社だが、最近では海外との関係も作り始めている。食品の一弾目はブルーアガベを使って、山形県特産の食材を使いブルーアガベで甘味した寒天じゅれーを作り出したもの。ベースは寒天粉と本わらび粉で生地ベースを作り、甘味料にブルーアガベを使用。寒天の持つもごついた食感は無く、滑らかな口当たりと爽やかな隠味が後味を引きないと云う。もちろん、山形特産の多くの美味な果物を使っている。

山形県鶴岡市の両国屋

両国屋の視点はとても戦略的だ。まず日本人がとても慣れ親しんでいる寒天を使い、山形名産の優秀な食材を使い、甘味料に低血糖値のブルーアガベという組み合わせをしているのは心強い。天然甘味料にこだわればブルーアガベという図式は、このように伝統的な日本産品さえも引き立たせてくれる。健康の良いということに国境はない。この両国屋は、ブルーアガベのシロップも販売をしている。両国屋が拠点になった次にはどのようなブルーアガベ戦略を打ち出すかとても楽しみだ。



両国屋ウェブショップ

エネルギー飲料

2006-10-27 00:10:30 | ブルーアガベ利用商品
現代社会に生きる人たちは即効薬を求める。国よってその差はあるが、一番早く結果を求めるのがアメリカ人だろう。欧州の人たちは一般的には新薬に飛びつかないが、アメリカ人は、薬の効き目が強いということになると、次々に薬を変える人が多いようだ。だから薬のテレビ広告には効き目を前面に出して広告するところが多い。日本人は、アメリカ人ほどではないにしても、最近徐々に即効を求めている傾向が増えているといえよう。二日酔いから回復するための飲み物、元気がないときの栄養剤、あるいは脱毛の阻止をするときの対策など即効を求め始めていないだろうか。

そのようなときはジュースや清涼飲料水は単なるのどの渇きをとるものでなく、いろいろな用途のために味付けだけでなく、ビタミンやミネラルなどを混ぜて飲ませるようにしていることも多い。

今回紹介するのはElementsという清涼飲料水のブランドだ。とても、イメージ的に機能をまとめあげて、キーワードで商品をまとめあげている。その中でRainという商品はわがブルーアガベを利用している商品だ。このエレメンツという会社は、より大きなSnapple社というよりティー方面に強い会社の傘下にあり、このブランドは大手でないにしても、大手の実験工房という程度のものだろう。

大手の実験工房で使われ始めたブルーアガベ。高貴なブルーアガベはまだ、大衆商品までは下がってきていないけれども、このような形で徐々に大手傘下のところで注目を受けているのは間違いないだろう。

Elements飲料

ElementsのRainが含まれる商品群

ビーガン用のドレッシング

2006-10-26 08:56:21 | ブルーアガベ利用商品
野菜や果物を食べることが大事なのは誰でも理解をするところ。しかし、きちんとそれらを食べるかというとイマジネーションが足りないのか食べ方に工夫が必要だ。日本などでは、サラダなどを出すときは、ドレッシングは一つ、多くとも二つのチョイスしかくれない。アメリカでは、英語が耳慣れない日本人にとって、レストランで素早く5-6種類のドレッシングを提案されると選択がありすぎて戸惑ってしまうこともしばしばだ。

ただ、食事をする場合は、味にバラエティを与えたり、そのときに食べているメーンディッシュに合わせるということができるのは、食事を堪能する上でうれしい。

このOrganicVilleの諸々のサラダドレッシングは、そのような人々の食のニーズを満たしてくれる。もちろんここで使われている甘味料はブルーアガベだ。これまで見てきているように、ブルーアガベは、市場のあらゆるところで目立つ存在になってきている。ブルーアがベガあることで、一つの健康的な基準を満たすような要件となってきている。Organic Ville

こだわりのパン屋さん

2006-10-24 05:58:40 | ブルーアガベ利用商品
今日はグラインド・ストーン・ベーカリーを紹介したい。グラインド・ストーンとはまさに回転砥石あるいは石臼のことだ。大昔はこのようなものを使い雑穀の粉を作っていたものだ。量が多い場合は水車や風車、あるいは驢馬や牛を使って石臼を回していた時代がある。この名前からしても、今回紹介するベーカリーの伝統へのこだわりが伝わってこよう。

このベーカーリーのこだわりは凄い。何しろ原料に小麦も使わないのだ。使うのは小麦の言わば古代米に相当するSpelt(スペルト小麦粒は小さく褐色で他の小麦と異なり外皮からの分離が非常に難しい。少量のグルテンに対して高質の不飽和脂肪酸とビタミン B 類、ビタミン E が豊富なため体に良いとされる小麦)とKamut(カムート小麦、普通の小麦よりタンパク質もあり、ビタミン・ミネラル・植物繊維も多い)なのだ。これら品種改良されていない古代小麦は現代の小麦よりも栄養価が高い半面、グルテンなどは低い。水溶性にタンパクを擁し、抗酸化剤も多い。まさにこだわる理由がそこにあるのだ。ここでは、ライ麦などでもパンを作っている。

とにかく、こだわりの凄さは、酵母(イースト)を使わないことだ。自然発酵を促すなどして、買ってきた酵母を使わないというから全くこだわりには関心をする。当然パンに使う粉は、パン生地を作る直前に自分たちの石臼で作るというこだわりよう。このような古代風のパンを今度味わってきたいと思う。ちなみにパン2斤で25ドル(約3000円)というから結構な値段だ。

しかし、これだけこだわって作るパンだから、甘味料を使うとしたらどうするのか見てみると、さすがに、私たちの大好きなブルーアガベを使っているではないですか。確かにこれも古代からの贈り物だが、こだわりの人たちに使われるブルーアガベは、かなりの特選品と言えよう。
グラインド・ストーン・ベーカリー

日本の伝統食品にもブルーアガベ

2006-10-23 01:25:05 | ブルーアガベ利用商品
これまで多くのブルーアガベ活用の海外の事例を見ているが、徐々に日本でもいくつかのところでブルーアがベガ取り上げられ始めているので、機会があるごとに紹介できるものは紹介していきたい。

日本にもカステラやパンのように南蛮文化の一環として入ってきた食文化がある。原材料などでは、サツマイモなども南蛮伝来のものと言えるが現在ではすっかりと焼酎の原材料になり日本の文化になりきったものもある。戦後は戦後で、アメリカから肉食や酪農製品がどんどんと入ってきて、吉野家の牛丼のようにもはやアメリカの牛肉と切っても切れない関係ができた食材もある。

甘味料についても、健康に関する知識が高まるにつれて、使用されるものが移り変わってきた事例もある。戦前の米騒動や戦後の食の窮乏時代を経て、現在では過食の時代に入った。バナナが贅沢とされていた時代が、今では通常のコモディティにまでなっている。もはや贅沢でもなんでもない。食品の基準は、時代の要請とともに大いに変化をするし、変化をしないものは取り残されていくことになるだろう。場合によっては、新材料の使用によって、クラシックな商品が別の時代ニーズに合致したものを作り上げていくことも考えられる。

和食は、塩と甘味の調和をうまく引き出して独特な味を出してきた伝統があるが、砂糖の入手が簡便になり、コストも下がってくるにつけ、多くのメーカーは甘さを強めてきたきらいがある。10年20年前はアメリカの菓子類は甘過ぎるというのが定評だったが、近年の若者文化の中には、甘みを求める傾向が強くなってきており、恐らく甘いと感じる差は縮まってきているといえよう。そのような食生活がタイプ2の糖尿病の発生につながっているといっても差し支えないだろう。

今日は、京都の老舗で、京都出町柳・尾崎食品のちりめんじゃこを取り上げてみたい。尾崎食品は、義経ゆかりの鞍馬寺や、東本願寺などの有名社寺ご用達のお店であり、和食文化を担っている重要な食品メーカーだ。そのメーカーは砂糖不使用を打ち出す商品を考え始めている。グリセミックス・インデクス、つまり血糖値上昇指数を抑えたブルーアガベを使ってちりめんじゃこを発売している。ブルーアガベの中立的で上品な甘さが、ちりめんじゃこの品格を下げることなく活躍し始めている。

食品は、味覚を楽しむものであり、栄養素を吸収するために食する。しかしそれだけでは今後の社会ニーズは満たしていくことはできないだろう。味覚もあり、栄養素もある上に機能的なプラス面があることが重要な時代要請になってきている。尾崎食品は、伝統的な食品に、その機能性を付加し始めているが、その伝統に機能を高めようとしている精神を大いに讃えたい。

尾崎食品

ヤフーショッピング

イングリッシュ・マフィン

2006-10-22 08:00:07 | ブルーアガベ利用商品
アメリカのロハスの聖地であるボールダーには有機や天然のものを使って商品を作っている会社は多い。もちろん身体に良いということが大きな前提であり、サステイナブルであるということも重要になる。このボールダーの街に、全米で最大の有機だけのベーカリーがある。その名前はRudi's Bakeryである。ルディース・ベーカリー。30年前からオーガニックだけでベーカーリーをしている老舗だ。しかも全米50州にまたがって販売されている、ロハス市場のベーカーリー王者だ。もちろん、大手のベーカーリート比べると規模は小さいが、それでもロハス関係者にとっては先駆者であり、有機だけのパン焼きをするというのは大変なだけに注目に値しよう。

このルディース・ベーカリーもブルーアガベを使ったパンの製造を行っている。まだ品目数は限られているが、有機ベーカーリー商品の中でもとくに尖った、MultiGrain with Flax およびWholeGrain Wheatの2品目が輝いている。一昨日試してみたが、マフィン好きの人にはうれしい味であるだけでなく、これだけで身体が洗浄されるような気分になるものだった。Flax seed(亜麻仁)は、繊維質も高く、アメリカ人は良くシリアルに粉にしたものを加えて食べる。栄養価満点のパンにブルーアがベガ使われている訳だ。

ブルーアガベは、もちろんテキーラの原料になるくらいだから発酵の特性は高い。ベーカーリーには健康的でおいしいパンを作るのにもってこいの商材と言えよう。まだ、オーガニックにこだわりを見せているところだけでのパンだろうが、ブルーアガベを使ったところも製パンも徐々に多くなってくるだろう。楽しみなことだ。