岩田家のガラス芸術 BLOG 岩田の事

炎の贈り物 藤七・久利・糸子が織りなす岩田家のガラス芸術

「岩田ガラス新収蔵品展」 新宿歴史博物館

2022-05-13 08:35:13 | お知らせ
「岩田色ガラス新収蔵品展」 新宿歴史博物館

  


  
2019年新たに収蔵された作品約80点が展観されています。
岩田藤七・久利・糸子作品の他珍しいイワタルリのキャスト作品「算盤」や
作品以外の貴重な資料もご覧いただけます。







イワタルリ「算盤」


イワタルリ「花器」(算盤の玉型)


 
 会 期  2022年4月16日(土)~5月29日(日) 9:30~17:30(5/23休館)
 
 会 場  新宿歴史博物館  
       〒160-0008 新宿区四谷三栄町12-16  TEL:03-3359-2131

         https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/news/104642/        

三越「春の染織逸品会」 帯の岩田とガラス作品 於ホテルニューオータニ

2022-02-09 08:56:31 | お知らせ
三越「春の染織逸品会」 


手織錦袋帯「水指」 帯の岩田


ガラス水指 岩田久利作 1988年制作
 
 京都西陣、「帯の岩田」は昨年百周年を迎えました。
初代・岩田藤治郎は岩田藤七のいとこにあたり、藤七・久利・糸子生前も何度かガラスによる帯の制作がありました。
このたびは百周年を記念して、新たに藤七・久利作品をモチーフにした様々な帯が制作され、展示会が開催されます。



 会 期  2022年3月12日(土)~3月13日(日) 於ホテルニューオータニ


           

謹賀新年 2022年

2022-01-04 06:57:21 | お知らせ
謹賀新年 2022年



新年おめでとうございます。

健やかな良き一年でありますように!

岩田マリ

鎌倉展によせて 4 前田青邨先生 荻江露友先生

2021-11-12 22:23:06 | 岩田の仕事
「岩田色ガラスの世界」展が神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催によせて、
鎌倉ゆかりの思い出をご伝えしたいと思います。

4 前田青邨先生 荻江露友先生

  鎌倉在住の前田青邨先生、荻江露友先生ご夫妻とも色々な角度での親交がありました。
  藤七の意向で5歳から日本舞踊のお稽古を始めた私が初代吾妻徳穂に一から教わったのが荻江節「松竹梅」の「松」と「梅」。
  1964年歌舞伎座で踊りました時、扇は前田青邨先生の画、唄は荻江露友先生でした。「竹」は坂東鶴之助(中村富十郎)師が踊りました。
               
       
       
         今はこの紅白梅図扇 があります
        


           荻江  「松」 岩田まり          「竹」 坂東鶴之助(中村富十郎)      「梅」 岩田まり

                   当日 歌舞伎座表看板 1964年3月29日三升十年の会
       
                    小唄家元 三升延さん(石井寛夫人)十周年の会

 

  小倉遊亀先生は前出の武原はんさんを描いておられます。また小倉先生は露友先生に荻江を習われていて、国立演芸場での
  荻江節の演奏会で先生のお唄を拝聴したこともありました。

鎌倉展によせて 3 大佛次郎先生 川端康成先生

2021-11-11 09:00:00 | 鑑定・修理など
「岩田色ガラスの世界」展が神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催によせて、
鎌倉ゆかりの思い出をご伝えしたいと思います。

3 大佛次郎先生 川端康成先生
  鎌倉在住だった大佛次郎先生、川端康成先生と藤七は親交があり、鎌倉のお宅へは度々伺っていました。
  

 ・大佛先生はジャンルを越えて芸術文化に明るく、私も祖父に連れらて行った色々な行事でお目にかかりました。
               参照 ブログ記事 2012年2月8日 藤七への言葉 大佛次郎「日本的独創」

   
   1967年頃。舞踊家・武原はんの料亭、六本木「はん居」での、初午の会にて。
   真中和服女性が武原はん、その左が大佛次郎、右が藤七。
   左側後姿左が岩田マリ(藤七孫)、右が岩田邦子(藤七妻)。

    大佛先生と イワタルリ(姉)・岩田マリ




 ・川端先生は先生は静かで優しそうな方で、賑やかな場所にはあまりお出にならなかったようですが、
  軽井沢の書店では良くお見かけしました。
               参照 ブログ記事 2021年11月10日 藤七への言葉 川端康成 「火中蓮」
   
  藤七のため私の日本舞踊は見て下さり、「鏡獅子」を9歳で踊った折にこの書をご褒美に頂戴しました。