岩田家のガラス芸術 BLOG 岩田の事

炎の贈り物 藤七・久利・糸子が織りなす岩田家のガラス芸術

夏のガラス 岩田藤七・岩田久利・イワタルリ 作品展

2010-06-16 18:29:34 | お知らせ
夏のガラス 岩田藤七・岩田久利・イワタルリ 作品展


岩田久利作 瓢(ひさご) 12×12×26cm


いよいよ明るい夏の到来です。
今回はイワタルリの作品を中心に、岩田三代の作品を展示・販売いたします。
涼を誘う食器やペンダントなど、イワタルリの新作もございますので、
是非ご高覧下さいます様ご案内申し上げます。
どうぞお誘い合せ、ご来場下さい。



会場 ヴェルリー クマップ 
      〒104-0041 東京都中央区新富2-4-14 新富田所ビル4F
            TEL:03-3553-5810


会期 2010年6月16日(水)~7月16日(金) 11:00~18:00


    ヴェルリークマップ  岩田家のガラスアート 


久利への言葉  彩ガラスの四季 6月 勅使河原 宏

2010-06-01 09:00:00 | 久利への言葉
岩田久利 彩ガラスの四季 6月

2010年は(久利への言葉)の第一弾として、「彩ガラスの四季」を
12ヶ月にわたって掲載しております。
これは、1983年婦人画報に年間掲載されたものです。

今月は、草月流前家元・勅使河原宏氏です。
宏氏は久利より2才年下、二人は東京美術学校に同時代に通っていました。
双方の父・勅使河原蒼風氏と岩田藤七も親交篤く、
当代家元茜氏もイワタルリと同世代ということもあり、
三代にわたる、「草月の花」と「岩田のガラス」のコラボレーションが実現しています。

6月 機能的な形と蠱惑(こわく)的な色彩  勅使河原宏(草月流家元(当時))

撮影 藤森 武

きのう、久利さんの花器三点に花をいけた。
同時に、父上藤七さんの作品にもいけた。
藤七さんの作品は、形が自由で、重厚である。
久利さんのは、形は機能的で、色彩が蠱惑的に華美である。
藤七さんの作品には平静な気分で作品のイメージを構成出来たが、
久利さんの作品には、こちらが意識的に構える姿勢になってきた。
つまり、器それ自体にこだわり続けて、花をもって挑戦していく
気分にさせられるのであった。
私は、あえて器の色と同系色の花で、むせかえるような色を、
更に助長するようないけばなを作ってみた。
久利さんの作品に付合っていると、だんだん植物の持っている魔性に
近づいていくような感じがして、スリリングな気持ちになってくる。
これもいけばなのたのしさである。


岩田久利の作家紹介と経歴はこちら

岩田糸子作 花器「ガラスのうつわ・三色金彩花器」 今月の作品 No.7

2010-06-01 08:55:00 | 今月の作品
今月の作品 No.7     2010年6月
岩田糸子作 花器「ガラスのうつわ・三色金彩花器」

制作年  1999年
サイズ  幅 21.0cm  奥行き 21.5cm  高さ44.5cm

岩田独特のガラスを柔らかいうちに引き伸ばして形を作る制法による花器です。
ホームページにも同種の作品が掲載されています。


大胆な色彩と形、快活な糸子らしい作品です。
ごつごつとした形は、糸子が考案した鉄製の型によるものです。


生き生きとした表情。口元のうねりはひとつひとつつまんで伸ばします。

                                           撮影 中村明彦
白の地に色と金箔が施され、
まるで朝日に映える山脈のようです。


岩田糸子の作家紹介と経歴はこちら


「今月の作品」は販売しております。  「ガラスのうつわ・三色金彩花器」  ¥250,000

お問い合わせは下記へお願いいたします。

Verrerie Kumap  ヴェルリー クマップ
Tel:03-3553-5810 Fax:03-3553-5809
E-mail:vk@iwataglassart.com