岩田家のガラス芸術 BLOG 岩田の事

炎の贈り物 藤七・久利・糸子が織りなす岩田家のガラス芸術

「イワタルリ展」 六本木 サボア・ヴィーブル 2017

2017-06-25 13:24:19 | お知らせ
「イワタルリ展」 六本木 サボア・ヴイーブル 

 
     鉢 23.5×23.5×20cm                                                      撮影中村明彦

 6月23日より7月2日まで、六本木 サボア・ヴイーブルにて
 「イワタルリ器展」が開催されております。

 今回はDMの光り輝く作品のシリーズが秀逸。
 ご好評の赤・黒・白のコップのシリーズを拡大、花瓶や鉢も作りました。

 カラフルで力強い作品がいっぱいです。

 
  
 
 
 ぜひ、お誘い合せ、ご来場下さい。

 会 場  サボア・ヴイーブル  
       〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1
             六本木 AXISビル3F TEL:03-3587-0318

 会 期  2017年6月23日(金)~7月2日(日) 11:00~19:00
 
 
*会場でイワタルリがお待ちしております。      

 詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

      
サボア・ヴイーブル http://savoir-vivre.co.jp/exhibition/4218.html   


岩田藤七作品 「茶の器」

2017-06-10 16:09:51 | 藤七作品
岩田藤七の 「茶の器」   *インスタグラムにも投稿中です。 instagram @iwata_glassart

藤七は戦前よりガラスによる茶の器の制作を始め、
以来晩年まで水指を中心に、茶碗、茶入れ、蓋置等を作り続けました。

日本の工芸の根幹であるお茶の世界にふさわしいガラスの器を作るべく、
研鑽と実践を重ねました。

そして薄明かりの茶室の中、漆・竹・布・紙・金属という伝統の素材に取り合わせる事を念頭に、
複雑に色を重ね、様々な工夫で加飾を施し、肌合いを変化させ、
ガラスとは思えぬ、しかもガラスならではの光を得た作品を作り上げたのです。

ひとつひとつに藤七の思いがこもり、岩田の技術ならではの作品です。



  
岩田藤七作「墨染」 1974年 幅18cm 奥行18cm 高さ18cm  
黒に近い瑠璃と濃い茶、なめらかなで重厚な姿。メトロポリタン美術館収蔵品と同種。



 
岩田藤七作「湖畔」 1976年 幅18cm 奥行17cm 高さ19.5cm  
青・緑。白に銀箔で織り成す文様。



 
岩田藤七作「古城」 1976年 幅22cm 奥行22cm 高さ18cm  
青・紫に銀箔の堂々たる姿。



 
岩田藤七作 「松」 1977年 幅15cm 奥行15cm 高さ17cm  この作品は売却済みです。
黄色地に松の文様、八角の「松・竹・梅」連作。



 
岩田藤七作 「竹」 1977年 幅14.5cm 奥行15cm 高さ19cm  
瑠璃地に竹の文様、八角の「松・竹・梅」連作。



 
岩田藤七作 「梅」 1977年 幅13.5cm 奥行14cm 高さ18cm  
瑠璃地に梅の文様、八角の「松・竹・梅」連作。



 
岩田久利作 「墨雲」 1983年 幅12.5cm 奥行12.5cm 高さ10.5cm  
黒地に黒の文様。緑が美しく映え。



 
岩田藤七作 「渦」 1969年 幅15.5cm 奥行15.5cm 高さ8cm  
美しい空色に瑠璃の流れ。



  
岩田藤七作 「水影」 1976年 幅14cm 奥行14cm 高さ7cm  
柔らかな青地に瑠璃の斑紋が浮かぶ。