樋野先生が推進するメディカルビレッジ構想のシンポが東京で開催されます。こういう動きもあるということで掲載いたします。
去る2月28日、午後から愛生舘サロンでスヴェンソン札幌及びさっぽろがん哲学外来の主催による樋野先生の講演会が開かれました。当日は定員50名のところ53名の皆さんの参加があり狭い会場は文字通りの満員となりました。会の構成は、第1部が講演会、第2部が2グループに分かれての懇談で、第2部に平行して樋野先生との2名の個人面談が別室で行われました。多くの皆さんに参加していただき、先生の話題豊富な講演も熱が入っていましたし、第2部でも多くの発言があり大いに盛り上がり、樋野先生がいつもおっしゃる対話の大事さが体現されていました。(写真はクリックすると大きくなります)
会はこんな感じで始まりました。
主催者挨拶です。
講演会の様子です。
講演内容の一部です。
講演内容の一部です。
第2部の様子です。
朗らか二人組
会はこんな感じで始まりました。
主催者挨拶です。
講演会の様子です。
講演内容の一部です。
講演内容の一部です。
第2部の様子です。
朗らか二人組
がん哲学外来について
患者さんが抱える悩みは病人としての悩みではない。人間としての悩みです。
がんという大病を得たとき、それを背負って人間としてどう生きるかという深い悩みです。それは「心のケア」というレベルではなく、自分という存在そのものを問う領域なのだと思います。ですから、「がん哲学外来」では、来られた方を「病人」の側面だけではなく、ひとりの人間としての悩みに焦点を合わせます。同じ人間として、対等の目線に立って、人間を学ぶ「人間学の場」でありたいと考えるのです
…(提唱者であり当会の顧問である順天堂大教授・樋野興夫先生の著書より)
札幌の「がん哲学外来」(開設趣旨)
私達は樋野興夫先生の志に賛同し、車座になって意見交換をする運営をめざします。講演会スタイルではありません。参加者全員が同じ立場、同じ目線で耳を傾け、縁のあった方々に寄り添うことを願っています。