_さくらが咲き、その他さまざま花が咲いて自然界が彩りを増すこの月、4月は人間界においても新学期がはじまり、新入社員が世に出て町は生新の気にあふれる時である。桜の開花によって一気に 華やかになった野山の景色が、鳥たちのさえずりに祝福されつつ葉桜となるまで、この間が一番変化に富んでいる。「山葵田(わさびだ)の水音しげき四月かな」 中村草田男 (山葵田を巡る清浄な水音も、春たけなわの四月になるといっそう豊になってくる。)(日本の歳時記より) 1日新年度、エイプリルフール、4日清明、8日花祭り、20日穀雨、29日昭和の日と歳時記はつづく。箭弓稲荷神社への朔日参りのあとファミリーレストランでコーヒーで軽食をすませた。曇天花冷えがつづいている。<岩殿山荘主人>
<白木蓮 8:37>
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