一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト

一郷一会が威信をかけて ^^: 選定。センター系、スパ銭・・・ お湯さえよければどこでもOK! 料金上限1,200円也。

87-2.松之山温泉 その2 (兎口温泉) 「翠の湯」

2005-08-27 09:07:41 | 新潟
 松之山温泉は、雪深い場所ににあり冬場は、道路が垂直な壁が出来て風景も見えないほどで、ここでの暮らしの困難さが伺える。その中で奇祭「婿投げ墨塗り祭り」がこの地で行われるのは、由来はあるが冬にこそ明るく暮らすあらわれではないかと思う。

 松之山温泉は、鷹の湯周辺の旅館街がある周辺とその南の地域の鏡の湯地区とここ翆の湯の3つあり、翆の湯は、鷹の湯から山を隔てて、裏側の場所にあり庚申の湯の植木屋旅館より隣接している公共の露天風呂であり、冬季休業の温泉である。尚、植木屋旅館さんのお湯はジオプレッシャー型の無色透明の湯であるが、翆の湯の強烈さは無いが良い湯である。

 さて、翆の湯であるが、ここの温泉はというと、非常に湯の花が多いのが印象深い。その湯の花が太陽に反射してうすみどり色したお湯の表情になっており、温泉の名前になっているだと思う。匂いは松之山独特のにおいであるが、この匂いというのは、アブラ系の匂いで、鼻に少しツーンとくるような刺激的な匂いである。
 入浴感もホウ酸と塩化物成分なのか、非常に温まり度の高い温泉で日本3大薬湯といわれる由縁であろう。ともかくヘビーなお湯といったところです。

 松之山温泉周辺は、これっといった観光地はないが、棚田をはじめとする日本の美しい田園風景、美人林などの美しいぶな林など作られていない観光資源は沢山ある。松之山温泉周辺は良いところだ。

 泉温72.1℃ 湧出量36L/分 PH7.6 Li=2.1 Na=3391 K=151.7 Ca=1898 Sr=27.2 F=2.4 Cl=8079 Br=32.4 i=7.5 SO4=233.9 HCO3=61.5 メタケイ=133.2 メタホウ=280.4 成分総量14340mg/kg H16/9/8分析 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)

文/画 ガメラちゃん@takayama