一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト

一郷一会が威信をかけて ^^: 選定。センター系、スパ銭・・・ お湯さえよければどこでもOK! 料金上限1,200円也。

98.馬場温泉 「やわらぎの湯」

2007-02-12 21:28:02 | 福島
ここは、本当は一番紹介したくない温泉なのです。理由は、病気療養で真剣に、湯治なさっている人が殆どで、何処も悪くない健常者が興味本位にいかれるのことが、とても心配なるような温泉施設なのです。

 「やわらぎの湯」は福島県田村郡三春町にあり、郡山市近郊の温泉といったイメージです。郡山市は、実は沢山の温泉施設があり、しかも市内の温泉は100名湯でも良いところばかりで、個人的な意見を言うともっと枠を多くして貰いたいくらいである。

 郡山市のある中通地区は大変面白いのは、阿武隈山地と会津側の温泉がまるで違うことで、会津側の温泉が、泉温の高いお湯で芒硝泉系や石膏泉系のお湯など本格的な山のお湯が多いの対して、阿武隈山地のお湯は冷鉱泉が多く、また東日本では
貴重な放射能泉が数多くある地域である。

馬場温泉 やわらぎの湯は、その阿武隈山地のなかで三春町の中心部に近く放射能泉に分類される。ここの温泉入浴は、岩盤浴が主体の施設です。岩盤浴というと、今大ブームになっているので、かなりの人が入浴しているので、概要はわかる人が増えている。肌が綺麗になるるとか、体内毒素を放出するとかの効果があるといっ
た理由なのかもしれませんが、科学的にどのような効果があるかは立証されていないのが現実なのかもしれません。

 日本でも唯一の岩盤浴は、元祖秋田県の玉川温泉ですが、ここやわらぎの湯も新興勢力ながら、放射線量が50マッヘ以上もあり玉川温泉以上に放射泉の放出量が多い。(現在で、放射線量が確認されている岩盤浴は、玉川温泉とやわらぎの湯のみだという)

 口コミだけで、沢山の人が入場していて、平日、休日ともに駐車場や岩盤場が人が溢れていて、これ以上のキャパはないと考えられるので、冒頭の本当は教えたくない温泉になるだろう。
 ここは本当に、湯治場としての活用されたい。特に精神的に疲れている人や、体の体質改善や各種疾病に掛かっている人がお勧めです。
 私の場合だが、持病が完治したわけではないが、かなり軽くなったような気がする。おそらく長期の湯治なら、もっと改善できるかもしれない。
 私が一番教えたくない温泉だが、一人でも多くの人の気持ちが改善できれば、あえて勇気を振り絞って書いたことが報われるかもしれない。

源泉名 やわらぎの湯 泉温16℃ PH6.7 ラドン含有量 196.5×10-10キューリー・ラドン/kg(54.04マッヘ) 単純放射能泉(浴用)
 Na=13.6 K=1.1 Mg=4.0 Ca=21.2 Cl=10.2 SO4=15.6 HCO3=81.1 成分総量0.2g/kg
 
文/画像 ガメラちゃん@takayama

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいですね (時津一輝)
2007-03-01 20:36:32
いつもこちらのブログを読ませていただいております。
やわらぎの湯には思い出がありますので書きこませていもらいますね。
確かに放射能泉ということで多くの方々が訪れています、私も父を乗せて3度ほど送迎をした事があります。重い話ではありますが、父はガンを患ってここに湯治に通っていた一人でした。
私は岩盤浴は経験していないのですが、宿泊ですと岩盤浴を一日に3回入るのだそうです、日帰りだと2回が限界だとか・・・なんでも岩盤浴後4時間のインターバルが必要なのだそうです。
そんな父を埼玉から送迎したことを思い出して確かに行楽気分で行けるような場所ではないというのは確かだと思います。
内湯だけは入った事があるのですがいかんせん非常に熱かったことを覚えています
余談ではありますが、亡くなられたザ・ドリフターズのいかりや氏もここに一度訪れたそうです、次また来るよとご主人に声を掛けて帰られたそうですが2度目はこれなかったそうです、うちの父もここに通って闘病していましたが昨年亡くなりました。父といろいろと話が出来た唯一の場所であったのでこのように書き込ませていただきました。
今後も新しい100湯楽しみにしております。
返信する