一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト

一郷一会が威信をかけて ^^: 選定。センター系、スパ銭・・・ お湯さえよければどこでもOK! 料金上限1,200円也。

66.フカサワ温泉

2008-06-23 19:34:51 | 山梨
中央道甲府昭和ICから車で5分。スポーツ広場の近くです。
銭湯のようなシンプルな建物に、フカサワ温泉、
「源泉100%掛け流しの湯」と書いてありあました。駐車場は入り口前。

受付はフロント形式。目の前には休憩場。野菜やおつまみなどを販売しております。おなじみクマの剥製も。

入浴料を払い脱衣場へ。
一般的な広さ。鍵付き100円返還式ロッカー。洗面台、休憩用の椅子、
扇風機。家庭用体重計。


浴室
さほど広くない浴室に洗い場5個と内湯が二つ。それとガラス越しに
露天が1つ。その横に休憩用の椅子。
床はシンプルなタイル張り。桶、椅子はピンク色の一般的な物。
石鹸が置いてありました。
まず、カランからのお湯は、金器とタマゴ臭がフワッ鼻に入ります。
飲んでみると金器とタマゴ味に塩味が混ざっていました。
頭を洗う(マッサージするようにモミモミする)と頭皮の脂が
溶けてはがれていく感じがしました。シャンプーなしで洗っても
「ヒヤッ」と「サッパリ」そして「スッキリ!」
お湯できちんと流すと、髪の毛もごわつく感じがしないです。
シャンプーやコンディショナーの必要性をあまり感じませんでした。
体を洗い湯船へ。

内湯は熱いお風呂と温いお風呂。全身に小さなアワがコチョコチョと
的割り付いてきます。柔らかいけどキシキシ感が混ざっている。
温めの方は湯温も丁度良く癒されるお湯。
熱めの方はキリッとシャープです。同じお湯でも温度で感触が全然違う。

露天は、4~6人ぐらい入れる岩風呂風にしたタイル風呂。
湯口から勢いよく出ている源泉は「シュワ~~」という音と共に大量の泡。
内湯よりも温め。入って見るとそれらのアワが「ワサワサ」と体にまとわりつきます。ぬぐってもぬぐっても直ぐ体全体を覆ってしまう。
またアワだけでなくお湯が「ヌルッ」としています。お湯とアワが一体となって体を覆ってくるのです。ここでも飲泉。炭酸が抜けたサイダーに鉄さびを投入した味。温めのお湯でも暖まる感触がずっしりくるのでお湯に長い間浸かっているのはちょっとしんどい。縁で休憩しながら入浴を繰り返せば1時間以上お湯と戯れることができました。

湯上がり後、汗引きがよく、「ベト付きにきくい」サッパリするお湯。
湯から上がれば初夏の風が爽快感を倍増させます。

参考ここは「冷えの湯」と一部では言われいます。由来は体の垢がとれたとき「ヒヤッ」とするからだとか。
温友師匠より伝授頂きました。

泉 温  46.4度 PH: 7.3
泉 質  ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 
ナトリウム 285.4
カリウム   19.5
マグネシウム 19.5
カルシウム 33.1
アルミニウム   1.0
鉄(2)  1.0
計   359.5mg

塩素  37.4
炭酸水素 735.5
炭酸    1.1
陰イオン計  計 874mg

メタ硅  117.0
メタ硼    8.1
有機物   5.0
遊離二酸化炭素 38.3
成分総計 1.402 g/kg

住 所 〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条1961-1
電 話 055-275-5361
入湯料 420円                BYえんぴつ

44.駒寄温泉 「湯の道 利久」

2008-06-20 23:12:14 | 群馬
 湯の道「利久」は、2006年4月オープンの比較的新しい施設で、駐車場が
300台収容といった、郊外型のスーパー銭湯であります。
 オープンしたての頃は、それほど混雑ではなかったが、最近では休日となれば
巨大駐車場が満車になるほどの賑わいで、この周辺の温泉施設では1番の人気ぶり
です。

群馬県の吉岡町にあるここ利久は、最近出来た吉岡バイパス沿いにあり、郊外型の
ショピング店舗が立ち並ぶ場所にあり、温泉マークでもなければ、新しい店舗と
間違えられるほどで温泉施設としては、新しい形態なのかもしれない。

 最近の前橋、渋川周辺の温泉施設は、官民そろって日帰り入浴施設が沢山あり
異常なくらい過当競争がくり広がれていて、ちょっとでも湯使いが悪ければ、
見向きもされず、日帰り施設の料金や掛け流し湯率などは、全国でも屈折のレベル
の高さであろう。

温泉は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉で関東平野によくある温泉の泉質で
特別見るべきものはない。どちらかというとモール泉で、泡付もみられるが
まあよくあるタイプなものである。
特徴といえばゆったり感がありお湯の鮮度が高く、とくに露天風呂奥の小さい
湯船はとくに素晴らしく、以前はここのお湯は源泉をなにも手を加えなかったため
激温な湯だったが、最近では熱交換で供給され鮮度感と相成って入り心地は
以前にまして良くなった。

最近では、首都圏の温泉施設をよく利用するのだが、群馬に帰って、ここの湯に入る
とやはりラベルが違いすぎる(笑)と考えてしまう。
このプログは関東平野を中心に成り立っている。その関東の温泉の集大成的な
このような良泉は、入浴すべきだろう。
また新しい温泉への扉が、開け放たれることになる。良い湯は沢山入ることで
更に良い湯が解り、温泉への憧れが強まることだと思う。

源泉名 駒寄温泉 利久の湯
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉 泉温51.3℃ PH7.61 成分総量2,37g/kg
Na=700 K=15.9 Mg=6.7 Ca=35.7 Fe2=2.3 Cl=634 SO4=1.5 HCO3=878 CO3=1.3
Br=2.8 メタケイ=53.6 メタホウ=27.2 CO2=4.4

文/画像 ガメラちゃん@takayama