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10月22日(木) 最初で最後のバリウム。

2020年10月23日 23時50分58秒 | 2020年

 6時45分起床。

 妻と娘を見送ってから身支度を整える。今日は午後から健康診断で胃のレントゲンがあるので、朝から何も食べることができない。それどころか、朝8時までの水1杯以外は水分も取ってはいけない。常時何かを飲んでいる私にとってはかなり厳しい試練である。

 9時過ぎに出勤。危うく給茶機に向かいそうになるのを思いとどまる、ということを何度か繰り返す。

 午後から健康診断へ。初めてのバリウムに緊張していたのだが、聞きしに勝る飲みづらさだった。発泡剤を飲んだ瞬間からお腹がパンパンになるし、何よりバリウム自体がとても口に入れるものと思えない味で、何度も襲い来る吐き気を堪えながらチビチビと飲んだ。しかも、検査技師が嫌な人で、少しずつしか飲めない私に対してもっと早く飲めと煽ってきたのが本気で頭に来た。言われて飲めるくらいなら最初から飲んでいる。煽られて良いことなんか何もないのに、一体こいつは何を考えているんだろう。刑法さえなければ、間違いなくぶん殴っているところだ。ただ、あまりにバリウムを飲むのがつらすぎたので、当初心配していたアクロバティックな動きをさせられることによる腰の痛みはそれほど気にならなかった。というか、吐き気でそれどころではなかった。今回は何とか飲み干して無事に検査を終えることが出来たが、もう2度とやるまい。絶対にやるまい。

 検査終了後に飲んだ下剤の効果がいつ出るかわからず不安なので、昼食はコンビニで買ったおにぎりをオフィスに戻ってから食べる。この選択は大正解で、食べてから15分ほどで第1波が訪れ、その後30分おきくらいに第2波、第3波がやってきた。1時間ほどで2リットル近い水分を摂取したこともあるのだろうが、下剤の力おそるべし。

 ちなみに、検査から帰ってきた私の顔色が相当悪かったようで、腰が痛いのではないかと先輩方から心配されてしまった。そうではなくてバリウムが気持ち悪すぎて…という話をしたら、それでも昔よりはだいぶ飲みやすくなったんだよと言われた。飲みやすくなってこれなのか。昔のことを考えたら恐ろしい。とにかく、もう2度と胃のレントゲン検査はやらない。来年からは自腹で胃カメラを飲むことにする。もちろん、麻酔を打ってもらって。

 定時で退社。自転車に乗るのが苦労するので娘のお迎えは妻に任せ、帰宅する。妻は夏頃にバリウム初体験を済ませているのだが、あまりの気持ち悪さに途中でギブアップしているので、最後まで飲み切っただけでもすごいと褒めてくれた。お互い、来年からは胃カメラにしよう。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 夕食は昨日何となくコンビニで買っておいたカップラーメンと、週末に妻がスーパーで買ってきてくれたピザ。実質的に今日初めてのまとまった食事なので、お腹いっぱい食べる。

 その後もお腹は快調で、バリウムの排出はスムーズに完了したようである。汚い話ですいません。

 日付が変わる頃に就寝。


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