6時45分起床。
妻と娘を見送ってから朝食。
さあ着替えようかと、しゃがんでいるところから立ち上がろうとした瞬間、腰に激痛が走る。一瞬後ろから誰かにバットで殴られたのかと思ったが、すぐにその痛みが身体の内側から来ていることに気づく。あまりの痛みに動くことができず、しばらくその場でうずくまる。なんだこの痛みは。
しばらくしてから、意を決して立ち上がる。身体を動かすのがめちゃくちゃ怖かったが、一度立ってしまえば歩く分にはそれほど痛みは強くならない。まあ、そもそもがずっと痛いからなのかもしれないが。
会社に電話をしてお休みを頂き、駅前の形成外科へ。駅まではタクシーに乗る。歩けるかなと思って30秒ほど頑張ってみたのだが、すぐに諦めてたまたま通ったタクシーに助けを求めた。
病院でレントゲン撮影と診察を受け、先生から病名を言われる。聞いたことのない複雑な名前だったが、後から看護師さんが「要するにぎっくり腰です」と教えてくれた。その後、電気治療とアイシングを受け、コルセットをつけてもらって病院を出る。コルセットをつけるとだいぶ楽になった。
同じビルに入っている薬局で、処方された痛み止めや湿布、漢方などを受け取る。薬剤師さんが気さくな方で、ぎっくり腰の際の注意点などについて色々と教えてくださった。
駅前のコンビニで食べ物を調達し、帰宅する。会社のメールを開くと、私の症状を聞いた隣の部署の大先輩(獣医さん)が色々とアドバイスを送ってきてくださっていた。ありがとうございます。
さっそく漢方薬を飲んでみる。血流を良くするものと、痛みを緩和するものだそうだ。控え目に言ってもめちゃくちゃまずい。良薬は口に苦しであることを信じたい。
昼食は何か美味しいものを食べようと思い、先日購入した山上蒲鉾店の板付蒲鉾3種類(極上・特上・上)を食べ比べてみることにする。これら3種類は全て原材料に天然の生グチを使用し、かつ化学調味料無添加なのだが、ランクによって生グチの配合量や見落とし歩合(日本酒でいうところの精米歩合)が異なる。この差によって、旨みや食感(弾力)に差が出る。
食べ比べてみると、思っていた以上に違いがわかる。味の濃さと弾力が違う。特に極上とその他2種類の違いはわかりやすい。ただ、これは一概にどちらが美味しいというよりも、あっさりめがいいか濃厚なほうがいいか、好みやその時の気分によって食べ分けるもののように思う。実際、私は風味が強くて弾力のある極上が好きだが、妻はもう少しあっさりしている特上や上板のほうが好きだったりする。
極上(下)、特上(右)、上(左)。
しばらく間を置いてから、コンビニで買ってきた冷凍パスタを食べる。カルボナーラを買ったつもりが、ペペロンチーノを買っていた。蓋を開けて匂いをかぐまで全く気付かなかった。
おやつは冷凍のたこ焼き。
娘を保育園へお迎えに行く。コルセットのおかげで何とか自転車には乗れるが、坂道は上れない。それに気づいたのは保育園から家へ帰る途中だったので、娘を乗せたままの自転車を根性で押して坂を上った。素直にお迎えは妻にお願いすれば良かった。
入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。いつものように、横になっているところに娘がダイブしてきて肝を冷やす。こんなものを今まともに受けたらと考えるだけで冷や汗が出る。
明日は健康診断があるので、夕食は抜き。
当初はコルセットをしたまま寝ようと思ったが、さすがにお腹が苦しいので外す。それでも、朝に比べるとかなり楽になった。やはり、すぐに病院に行ったのは正解だったのだろう。
日付が変わる頃に就寝。