社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月24日(水)

2013年07月27日 23時20分32秒 | 2013年

  8時起床。昨夜寝たのが遅かったので、この時間に起きても午前中いっぱいは頭がぼーっとしていた。

  今日の授業は、具体的なキャッシュフロー計算書の作り方と、それを元にどのようなことが見えてくるのかについて学んだ。その際、様々な分析の視点を教えて頂いたのだが、すごいことに、先生がほとんど計算式を使わない。計算式ではなく、図を書いて考えるのだ。それによって、意味もわからず公式を暗記して、出た結果がどのような意味を持つのかがよくわからないといった残念な結果に陥ることなく、視覚的にその分析結果の指摘していることがわかるようになった。先生は、分析することだけでなく、それを支援先に対していかにわかりやすく説明して理解してもらうかということに重点を置いているため、このような説明になるのだ。これは私にとって本当に画期的な出来事で、感動すら覚えた。

  また、今日は経営に関する映像資料の上映会があり、昨年6月に放送された「ガイアの夜明け」の稲盛和夫さんの回を観た。JAL再建に関する特集で、その壮絶な過程と、それをやりぬいた稲盛さんの確固たる経営哲学をまざまざと見せつけられ、一瞬も目を離すことが出来なかった。今回の研修のテキストのひとつに、彼の著書「稲盛和夫の実学」が使われているのだが、それを実践するとこれほどまでに企業が大きく変わるのかと、本当に驚かされた。やはり、経営の神様と呼ばれているだけのことはある。

  ちなみに、月曜日にも上映会があり、北海道の食品会社の倒産と再建のドキュメンタリーを見た。数値に基づいた経営の大切さや、危機意識を社内全体で共有することの必要性を強く感じる内容で、それが授業内容の重要性を示している。こういう実例を見ることで、授業に対する取り組み姿勢は大きく変わるだろう。このカリキュラムの作り方は、とても上手だ。

  昼食は、鶏唐揚げ。唐揚げの数が少ないような気もするが、全体のバランスとしてはこれぐらいのほうが健康的なのかもしれない。

  夕食は、先輩と後輩と3人で、学校の正門を出てすぐのところにある寿司屋「蛇の目鮨」へ。美味しい江戸前寿司を食べながら(特に穴子が絶品)、2人は日本酒を、私はコーラをひたすら飲む。鯵のお刺身や巻き寿司なども食べた。また、今日はそれぞれの恋愛に関する話で盛り上がった。やはり、職場から離れた環境にいると、普段はあまりしないこの手の話もすっと出てくるものである。特に、後輩の恋愛話は一切聞いたことがなかったので、とても新鮮だった。

  22時過ぎに寮へ戻り、入浴を済ませ、1時間ほど仕事。


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