社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月2日(火)

2013年07月05日 23時45分37秒 | 2013年

  8時起床。大浴場でシャワーを浴び、身支度を整えて、部屋でゆっくりと過ごす。ここでの研修は9時40分開始なので、朝は随分ゆっくり出来る。


中小企業大学校正門。


授業が行われる教室棟。


寮。


教室棟の上から見た中庭。

  法人税の研修は、思っていたよりも面白い。これまで何となくパズル感覚で作成していた税務申告書が、いかに精緻に構築されているかということがよくわかる。利益を税務上の所得に変更するために別表4があり、その別表4の加算・減算項目の計算のためにその他の別表があり、そうして計算された所得金額を元に別表1で税額を計算するという流れは、細かくて複雑だが明瞭でもあり、ある種の芸術性すら感じる。これを考えた役人は、すごい人だ。

  昼食は、食堂の豚キムチ丼。なかなかいける。

  研修終了後、せっかくの機会なので久しぶりに実家へ戻ることにする。東大和市駅から西武拝島線に乗り、萩山で多摩湖線に乗り換え、青梅街道駅で一旦下車。単線の片側ホームで、東京とは思えない駅である。なんか、どこかの田舎へ来たみたいだ。

  青梅街道を5分ほど歩き、JR武蔵野線の新小平駅を目指す。青梅街道というと都会の道のイメージがあったが、こちらもなかなか良い雰囲気の田舎っぽさがあった。また、新小平駅も造りがちょっと面白く、鉄道オタクとしては少しワクワクした。この経路は、結構お気に入りだ。

  武蔵野線と京浜東北線を乗り継ぎ、西川口へ戻ってくる。かれこれ2ヶ月ぶりぐらいだろうか。一般的にはそれほど長いブランクではないのだろうが、毎週のように実家に帰っていた私にとっては、かなり長い期間に思える。

  実家へ戻る前に「新しん」に寄り、炒飯と餃子を食べる。地元に帰ってきたら、これが食べたくなるのだ。

  実家に戻り、久しぶりに家族に会う。何だかんだで、ホッとする。また、久しぶりに会ったサンが大興奮で喜んでくれた。そう、何を隠そう今回は、彼に会いに来たのだ。

  夕食は、冷しゃぶ。先ほど炒飯と餃子を食べたばかりでも、ペロッと平らげてしまった。

  夕食後、社員旅行で山形へ行ってきた母が、さくらんぼを出してくれた。今週は、さくらんぼ祭りである。さくらんぼは、どれだけ食べても飽きない。

  0時前に就寝。普段は電気を消すと別の部屋にある自分の寝床へ戻っていくサンが、今日は結局朝まで私の隣で眠っていた。なんか、嬉しい。明け方、隣でいびきをかいているサンの姿を見た時の幸福感は、何とも言い表せないものだった。


7月1日(月)

2013年07月05日 23時10分15秒 | 2013年

  6時起床。7時前に彼女の家を出る。彼女の仕事は午後からなのにも関わらず、わざわざ用賀の駅まで見送りに来てくれた。ありがとう。

  田園都市線で溝の口へ出て、南武線に乗り換えて立川へ移動し、バスに乗って東大和市の中小企業大学校へ向かう。南武線が予想外に混雑していて、辟易させられた。

  9時前に到着し、とりあえず寮にチェックインをしてから、すぐに教室へ移動して初日の授業に臨む。今回の研修は、法人税。法人税申告の全体像を理解するための講座である。2週間の長丁場で、商工会・商工会議所の方々に囲まれてどうなることやらと思っていたが、なんと昨年の研修の同期(というか先輩)が1人来ていて、しかも私が最も尊敬する同期なので、一気に心強くなった。

  昼食は、食堂で白身魚のフライ定食。相変わらず味はそこそこだが、全体的なバランスが良いので、何だかんだで今回も重宝することになるだろう。

  授業終了後、公式な懇親会、同期との2人飲みと続き、寮に戻ったのは22時前。懇親会では、各地から来ている方々と随分仲良くなることが出来た。同じ支援機関の人間同士なので、そもそも話が合う。また、同期との2人飲みでは、前々から私がしたかった相談に親身に乗って頂き、仕事に対する新たな考え方を提示してもらって随分と気持ちが楽になった。やっぱり、この人はすごい。

  お風呂に入ってから、荷解き。これで、これから2週間缶詰めになっても大丈夫。まあ、今回は色々と外泊することが多くなると思うけども。