社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月29日(月)

2013年07月31日 00時21分05秒 | 2013年

  8時半起床。起きてすぐ、ラウンジに朝食をとりに行く。メニュー自体はよくあるものなのだが、ひとつひとつのクオリティが高い。特に、スクランブルエッグはふわふわで美味しかった。

  チェックアウトは12時なので、午前中は部屋でゆっくりと過ごす。

  正午にチェックアウトし、横浜駅近くにあるイタリアン(名前は忘れた)でお茶。朝食をお腹いっぱい食べたので、食事が入らなかった。


ぶどうジュースを注文したら、やけに本格的なものが出てきた。

  仕事へ行く彼女と別れ、本郷台の部屋へ戻る。今回の誕生日は、彼女が思っていた以上に喜んでくれて、私も嬉しかった。いろいろと考えた甲斐があった。

  夕食は、カレーを作る。一人暮らしを初めてもう1年半以上になるが、一度創作的なカレーを作った以外、家庭的なカレーを作るのはこれが初めてである。しかし、先日母に聞いた作り方をそのまま実行したところ、実家とほとんど同じ味のカレーを作ることが出来た。やっぱり、カレーは実家のものが一番だ。

  夜、夏休みの旅行の計画を立てる。彼女の山形への帰省にくっつける形で東北に行こうと考えているのだが、まだピンと来るプランが立てられない。今週中には決めたいのだが。


7月28日(日)

2013年07月31日 00時07分15秒 | 2013年

  9時起床。今日は、彼女の28歳の誕生日。急いで身支度を整え、10時過ぎに家を出る。

  横浜駅で待ち合わせ、まずは西口五番街商店街にある「横濱珈琲店」で軽めの昼食。私は、レモンスカッシュとコンビーフサンドを注文。

  高島町にある「109シネマズMM横浜」で、「風立ちぬ」を観る(以下はネタバレになるので、これから観る予定の方は気を付けてください)。私の好きな宮崎駿監督の作品は、「紅の豚」や「となりのトトロ」などといった独特の世界観のあるものなのだが、今回は実在の人物を描いているということもあって、それらとは全く異なる作品だった。一言でいえば、残酷な物語である。”美しい”飛行機を作ることに熱中し、その純粋さゆえに無自覚に自己中心的な主人公二郎と、彼を愛する病気(結核)の女性菜穂子。ありえないくらい純真な彼女は、彼を愛するが故に無理をして自らの命を縮め、彼はそれに甘えて”美しい”彼女との時間を過ごす。死期を悟った菜穂子が誰にも告げず山奥の療養所へ戻っていった際、居候先の女将さんが言った「美しいところだけを見てもらいたかったのね」という言葉が印象的だった。残酷なのは、飛行機を作るには戦闘機を作るしかなかった時代背景でもなければ、菜穂子の死そのものでもない。二郎が菜穂子という人間を愛したのではなく、単に”美しい”彼女が好きだっただけだということである。しかし、現実世界には残酷なことが山積している。となりのトトロで夢を見、紅の豚でロマンを感じた私も大人になり、少しではあるがそのことがわかってきた。今回の作品は、そんな過程を経て大人になった私たちのためのものなのかもしれない。美しさと残酷さ、純粋さと残酷さが相反するものではなく、むしろ共存し、支え合ってすらいるのではないかと、この作品を観て感じた。


今回は、初めてカップルシートにしてみた。想像以上い広くて快適だった。

  みなとみらいにある「横浜ベイホテル東急」にチェックイン。部屋にはバルコニーがついていて、目の前には観覧車、遠くには赤レンガ倉庫や大桟橋、ベイブリッジが見える。普段からよく見ている建物や景色も、ここから見ると一気に非日常的な感じがする。

  ホテルの目の前にある遊園地併設のアミューズメント施設へ行き、プリクラを撮ったり、ゲームをする。最近のプリクラは目の補正機能が異常に強化されており、もはや別人なのではないかと思うぐらい目がぱっちりとした写真が出来上がった。

  夕食は、ルームサービスのコース料理。マグロのパルカッチョ、ミネストローネに始まり、オマールエビやステーキ、デザートと、どれも美味しい。日が暮れていくみなとみらいの景色を見ながらだと、余計に美味しく感じられる。また、周りに気を遣うことなく食事が出来たのも良かった。

  夕食後、サプライズでケーキを持って来てもらう。ロウソクに火をつけ、ハッピーバースデーを歌う。彼女の満面の笑顔を見て、私も嬉しくなる。

  観覧車の明かりは日付が変わる頃に一度落ちたのだが、なぜか深夜2時前から再度点灯し、しかも花火のように様々な模様が映し出された。あまりに綺麗で、30分近く見てしまった。これは、周辺のホテルに泊まらないと見られない。私にとってもサプライズだった。