摩訶不思議 名人が治せない患者を駆け出しの治療家が治す

10年以上治療をしていて、技術も高く、有名で明らかに名人というべき治療家が治せない患者を駆け出しの治療をが治してしまうという不思議な現象があります。
これは、体系の不完全さということからおこる現象です。
駆け出しの治療家といえども、きちんと勉強して開業したのなら、全く治せないとかそんなことはあまりないと思います。また、すごい名人でも100%の患者さんを治せるということもありえません。長く治療をしていると治らない確率はだんだん下がってきます。
それでも来院した患者さん全員治せる何てことはないわけです。
たまたまある患者さんが、名人と言われる人のところにに治療に行ったらたまたまその患者さんの症状がその名人の苦手な分野だった。そして治らないから別のまだキャリアの浅い治療家のところにいったらたまたまその治療家の得意な分野だった。そんなこともあるわけです。それで、あの大先生が、なおせないのがうちで治った！俺はスゴイ！という勘違いが起こるわけです。

治療家の常識、患者さんの常識

ある人の言葉を聞いて、目玉が飛び出るくらい驚いたことがありま。
「普通の人はカイロプラクティックと言われても何のことかわからないです。」
「なにーそりゃ本当か！」
「まさかそんなことがあるのかー」
そもそも私は治療院オタクというか健康法オタクというかもともとこの業界に入る前からいろんな治療院にいってましたからこれはショツクでした。
そもそもカイロプラクティックとかオステオパシーとか鍼灸とかどんなことしてどんな効果があるのかとか普通は想像もつかないんですね。
これは、大反省です。業界の人なら当たり前でもそれ以外の人にはそうじゃない。
実際、患者さんと話していて鍼灸が国家資格だとかそういうことも普通の人は知らない。
このギャップはよくよく認識しておかないといけないなと思います。
よく電話で、「ギックリ腰に鍼はききますか？」
とか聞かれることがあるんですが、
こっちは一瞬ずっこけてるんですね。
「効くにきまってるじゃん、効かないならこんな仕事やってないよね！」
もちろん口には出しません。
ついつい自分の視点で考えてずいぶん当たり前のこと聞くなーとか思ってしまうのですが、これは間違いですよね。
自分にとって当たり前でも他人にとってはそうじゃない。
自分にとって当たり前のことを懇切丁寧に説明することを嫌がってはいけないとつくづく思う今日この頃です。

栄養と鍼灸治療

鍼灸治療をしてもなかなか治りの悪い患者さんがいらっしゃいました。
膝や腰の痛みがあり、普通なら5回から10回治療すれば良くなるはずなのにいっこうによくならない。おかしいと思い分子整合栄養学の治療をするクリニックを紹介したところ、タンパク質の不足を指摘されプロテインその他のサプリを出されそれを飲むようになったのですが、そうしたら肌の艶が良くなってきたうえ痛みもかなり消えてきたとのことでした。
は鍼灸の治療をしても以前とは効きかたが全然違いあっさり症状が消失。
鍼灸治療をいくらしても栄養状態が悪いと治り難いという見本でした。
タンパク質が不足していればいくら治療しても筋肉ご回復しないのですね。

潜在的鉄欠乏貧血

貧血というと、普通ヘモグロビンの値やヘマトクリット値が問題にされます。普通は、これらの値が通常値であれば、貧血とは判断されないのですが、これらの値は血液中の鉄分についての指標です。ところが血液以外の体内に貯蔵されている鉄分も分子整合栄養学では問題にするようです。血液中の鉄分が充分でも、その他の鉄分が欠乏していると、疲れやすかったり、めまいがしたりということがあるようです。こうした潜在的な鉄欠乏貧血の指標がフェリチンの値だと言います。アスリートは、このフェリチンの値が低く潜在的鉄欠乏貧血であることが多いそうです。

美肌のための栄養 2

シミをふせぐにはどうするかという話ですが、シミの原因のメラニンという物質はチロシンという物質にチロシナーゼという酵素が働いて産生されます。ところでここにグルタチオンというタンパク質があるとこのチロシナーゼの働きが抑制されます。したがってグルタチオンが体内に多いほどシミは少なくなるということです。あとシミの原因の濃色メラニンはビタミンCにより淡色メラニンに変化しますから。ビタミンCも重要ということです。
あと、ストレスを受けると脳からACTHというホルモンが分泌されこれがメラニンを産生しますから、お肌にストレスは禁物ということですね。
それから、副腎が疲労してもACTHが産生されます。この副腎の疲労を取るには、ビタミンB5、ビタミンC,ビタミンE,タンパク質などが必要になってきます。

美肌のための栄養 1

せっかく、分子整合栄養学の紹介をしたので、それに関して少し書きましょうか。
肌のシワやたるみをとってツヤのある肌にするには、コラーゲンをとる人がいますが、これは、能率悪いという話です。コラーゲンは、肌で、アミノ酸とビタミンCによって作られます。そしてこの時に鉄分も必要になります。ですから、アミノ酸とビタミンCそして鉄分を取ることがはりのある肌のためには重要ということです。

満足のいく治療

自分で治療院を始めてから11年もの月日がたってしまった。
しかしようやくここに来て、自分で満足のいく治療ができるようになってきた。
鍼灸学校の学生の時や卒業して間もないころは、様々な鍼灸治療の流派を見たり治療を受けたりしたのだが、何かもうひとつ足りないというか本当に自分にとって満足いくものがなかった。これは、鍼灸だけでなく、指圧や整体、カイロなどについても同じである。
どんな治療法もそれなりに効くのだが何か身心を根底から底上げしてくれるような凄まじさを感じさせてくれるようなものは、なかった。これは、少し言い過ぎかもしれない。そうとう効くものは確かにあった。本当に自分の体が危ない時、助けてもらったことはある。
しかし、それにもかかわらず自分の中にある根底的な問題は解決できていないという思いが強くあった。しかし、ここに来て自分の身心の問題を自分自信で解決しうるという実感がでてきた。なんというか、自分の業のようなものまで消滅させることができるという感覚。
本当に自分自身を救うことができたなら他人を救うこともずいぶん容易になると思う。
他人を救うことはあっても自分を救えないそんなもどかしさを永年感じ続けてきた。
しかしこの一年の治療の進歩によってようやく自分自身を助けることができると確信している。他人じゃ助けることが自分を助けることになったのだ。

真の美容は健康から

えらく私の治療を気に入ってくれて、５ヶ月に十人も紹介してくれた 患者さんがいます。
５ヶ月治療していたら、顔の色が黒ずんでいたのが肌が白くなり、うっすらほほに赤みがでてきました。いい美容液を使ったり、エステに通ったりも良いですが真に美しくあるためには内面から変えてゆくこと、つまり体全体を内蔵も筋肉も骨格も良くしてゆくということが重要だとつくづく思います。

超旋刺法

昨日から、首藤傳明という針の名人が開発した超旋？刺法という針の
さしかたを試みているのですが、この効き目がすごい。針を皮膚に当てて回旋させるだけでほとんど刺さないのですが、深く刺すよりぜんぜん効いてる感じです。今までもずいぶん効いてると自分では思っていましたがこれに比べたら児戯に等しいと思ってしまいます。この２日で次元が変わってしまったようです。もう少し研究してまたご報告します。ひさしぶりに興奮しています。

クローン病の手記

先日、言及しましたクローン病の手記はこちらで
す。

http://dubrounico.blog40.fc2.com/

よろしければ参考にしてください。