天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

慢性腎炎の治療

2014年02月28日 23時17分20秒 | 最近思う
普段肩こりとか腰痛、坐骨神経痛、うつなどは治療する機会が多い。こうした症状に対してははっきり効果がありますと言い切れる。
しかし慢性腎炎の患者さんは今まで一人しかみていない。その一人が奇跡的に回復した。二十代の女性だったが医者からは30歳前に人工透析になるだろうと言われていた。
出産は無理だと言われてもいた。
しかし30歳過ぎて無事結婚、出産をし元気に過ごしているようだ。
あとにも先にも慢性腎炎の患者さんは一人しかみてないのでどのくらい私の治療がこの疾患に効果的なのかはっきりしない。
まぐれかもしれないし、たまたま私の治療があうタイプだったのかもしれない。ずいぶん永い期間治療したがそのかいがあったとほっとしている。

心理的な壁

2014年02月28日 20時57分17秒 | 最近思う
人生どう努力しても上手くいかないことがある。そこには自分の心理的な壁みたいなものが抵抗している。自分の中の執着とか思い込みがとれないとどう頑張っても上手くいかないことがある。その執着とか除こうと思ってもなかなか上手くいかなかったり、自分の思い込みに気づかなかったりする。しかしそんな壁みたいなものが他人の行動を見てたり、ちょっとした指摘を他人からしてもらったりすることであっさりクリアしてしまうこともある。大切なのは良い出会いだなとつくづく思う。

菜食主義は体に良いのか?

2014年02月22日 08時50分17秒 | 健康と美容
自分もかって菜食主義だったし、今でも患者さんで菜食主義の人を見たりするがどうにも必ずしも健康に良いとは思えない。全く肉食しないで健康そうな人もいるが不健康そうな人もいっぱいいる。玄米菜食していて肌が黒ずんでガサガサした感じの人もけっこういた。
菜食主義が体に良いかどうかは、その人の体質によるとしか思えない。タンパク質の吸収が悪ければ植物性の食品から充分なタンパク質をとることはできないだろう。
私の経験からいっても菜食主義の頃は貧血気味でふらふらしていた。血圧もコレステロ値ル値も低かったがとても健康的とはほど遠かった。そんなわけで私は、菜食主義には批判的だ。

技術の進歩

2014年02月10日 20時50分59秒 | 最近思う
10年以上この仕事をしてきて思うのは、技術です進歩というのは、少しづつ同じように進歩するんじゃなくて、ある時いきなりポーンと飛んでしまうようにいきなり世界がかわってしまって、それ以前とそれ以後は、全く次元が違う。今までとても考えられないことができてしまう。ある先生が10年やるとたいがいのことはできる、とおっしゃつていましたがまさにその通りだなとつくづく思います。

私の治療は何処に行くのか

2014年02月04日 15時13分08秒 | 最近思う
鍼灸治療は、物理的な治療とスピリチュアルなエネルギー療法の中間的なところにあると思える。最近は、かなりエネルギー療法の要素が強くなってきている。今後私の治療がどんな方向に進むのか全くわからない。かって高田馬場で明観堂という鍼灸院を営んでいた奥平明観先生は、鍼灸師に鍼灸治療を教える塾を開くくらい鍼灸師として優秀だったが完全にエネルギー療法のほうにいってしまった。
さて私はどーなる?

摩訶不思議 名人が治せない患者を駆け出しの治療家が治す

2014年02月01日 08時37分38秒 | 健康と美容
10年以上治療をしていて、技術も高く、有名で明らかに名人というべき治療家が治せない患者を駆け出しの治療をが治してしまうという不思議な現象があります。
これは、体系の不完全さということからおこる現象です。
駆け出しの治療家といえども、きちんと勉強して開業したのなら、全く治せないとかそんなことはあまりないと思います。また、すごい名人でも100%の患者さんを治せるということもありえません。長く治療をしていると治らない確率はだんだん下がってきます。
それでも来院した患者さん全員治せる何てことはないわけです。
たまたまある患者さんが、名人と言われる人のところにに治療に行ったらたまたまその患者さんの症状がその名人の苦手な分野だった。そして治らないから別のまだキャリアの浅い治療家のところにいったらたまたまその治療家の得意な分野だった。そんなこともあるわけです。それで、あの大先生が、なおせないのがうちで治った!俺はスゴイ!という勘違いが起こるわけです。