天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

治療家の常識、患者さんの常識

2014年01月31日 10時15分53秒 | 健康と美容
ある人の言葉を聞いて、目玉が飛び出るくらい驚いたことがありま。
「普通の人はカイロプラクティックと言われても何のことかわからないです。」
「なにーそりゃ本当か!」
「まさかそんなことがあるのかー」
そもそも私は治療院オタクというか健康法オタクというかもともとこの業界に入る前からいろんな治療院にいってましたからこれはショツクでした。
そもそもカイロプラクティックとかオステオパシーとか鍼灸とかどんなことしてどんな効果があるのかとか普通は想像もつかないんですね。
これは、大反省です。業界の人なら当たり前でもそれ以外の人にはそうじゃない。
実際、患者さんと話していて鍼灸が国家資格だとかそういうことも普通の人は知らない。
このギャップはよくよく認識しておかないといけないなと思います。
よく電話で、「ギックリ腰に鍼はききますか?」
とか聞かれることがあるんですが、
こっちは一瞬ずっこけてるんですね。
「効くにきまってるじゃん、効かないならこんな仕事やってないよね!」
もちろん口には出しません。
ついつい自分の視点で考えてずいぶん当たり前のこと聞くなーとか思ってしまうのですが、これは間違いですよね。
自分にとって当たり前でも他人にとってはそうじゃない。
自分にとって当たり前のことを懇切丁寧に説明することを嫌がってはいけないとつくづく思う今日この頃です。

足下が定まると心は、安定する

2014年01月28日 20時56分21秒 | 最近思う
地にあしを着けるということばがあります。落ち着いて堅実な状態のことを言っていますよね。地に足がつくって具体的にはかかとの真ん中がしつかり地面についてる状態だと思います。落ち着いていないとき、イライラしてるときなどかかとが浮いていたり、かかとの外側に体重がかかっていたり、するのではないでしょうか。街で、バランスの良い人をみたら足下がを見て見ますときちんとかかとの真ん中が地に着いた感じになってます。

ゴッドハンドへの道4

2014年01月26日 17時16分09秒 | 最近思う
足の指のことに書きましたが、当然手の指も大切ですよね。手のひらをぎゅつと握った状態と、手のひらを開いている状態では、手のひらを開いているほうが、体と心はリラックスして落ち着くはずです。ところが手技療法でも鍼灸治療でも手をパーの状態にしたままでは治療ができないと思います。そこで自分が行う手技の手の形で最も自分の心身の安定するポジションを探していかないといけません。

明確に経絡を感じる

2014年01月26日 16時49分13秒 | 近況
先日、鍼を患者さんの背中の上部に当てたら、患者さんが「今腰まで筋がつながってるのを感じました」と言われました。経絡上を気が流れたのをはっきり感じられたようです。
これは、私も鍼治療を名人と言われる方に受けて感じたことがあります。正直かなり気を良くしました。この感覚が患者さんが感じられるようにこの10年努力してきたからです。
なくなられた、東洋はり医学会の柳下先生や我孫子の横田観風先生の治療を受けた時にこういう感覚がありました。それ以外の人の治療ではこうした感覚があったことはありません。ですから、これはかなり自分としてはうれしいことです。
この感覚が毎回再現できることが当面の目標です。

ゴッドハンドへの道3

2014年01月24日 09時12分43秒 | 最近思う
何から書こうかと悩みますが、やはり立ち方からいきましょうか。
ちょつと最近わかったというか、心がけるようにし始めたこともあって、まだもったいないような気もしますし、また不完全な面もあるの少し気がひけますがここまできた以上このまま書きすすめますか。
どう立つかということですが、現在の私の立ち方は、つま先を外に向けるようにして立ちます。合気道とか、古流の剣術と同じようたな立ち方です。現代剣道では鐘木の足と言われ良くない立ち方とされています。
そして足の指は広げるようにします。
こうするとリラックスして無駄な力が抜けてなおかつ安定感のある感じになります。

ゴッドハンドへの道2

2014年01月24日 08時33分08秒 | 最近思う
治療家として必要なことが、3つあると思います。
1つは精神性、2つめが専門の知識、そして3つめが技術です。
精神的にはこういう仕事をする以上、人に対するおもいやりや、優しさといったものが当然必要でしょうし、こういう仕事をしようと思う人は当然そういった精神性を備えていると思います。とても大切なことではあるのですが、ここではあまり触れないでおきます。
専門知識が必要なのも当然ですね。皆さん、治療の知識、健康に関する知識は日々勉強していると思います。そして3つめの技術、これも必要なのはわかりますよね。いくら人間性がよくて、知識ご豊富でも技術が下手ではちょつと困ります。
結果的に患者さんが良くなりません。
さてここでは3つめの技術を支える身体の使い方について説明したいと思います。
完全に自分のものにするには、時間がかかりますし私自身も徹底できてないところもありますが、いろいろ試行錯誤するなかで、自分の体をこういうふうに使うと上手く技術が向上するということを説明してみます。

ゴッドハンドへの道1

2014年01月23日 21時50分32秒 | 最近思う
ゴッドハンドと言われる治療家がいます。
私としてもそう言われるような治療家でありたいと思っています。
正直かなりいい線にきてると実は思っています。
私が。10年以上治療をしてきてどうすれば、治療家として高いところへ行けるか、考えていることを少し書いてみようかとおもいます。
これから治療家になろうとしている人や治療家になったばかりの人に少し役に立つようなことを書いてみようかとおもいます。

技術を説明するのは難しいね

2014年01月21日 20時52分42秒 | 最近思う
昨日は、出版社の編集の方に実際、鍼灸治療を体験してもらったのですが、その場で体の状態がすぐ変わるので驚いていました。自分のなかでは当たり前のことがなかなか世間一般の方には理解できないようでなんとももどかしい感じです。こればかりは、実際に見るなり体験するなりしてもらわないことには、伝えられるものでもないと思います。
世間一般の鍼灸のイメージと私の現在やっていることもかなり隔たりがあると思いますがそれも上手く伝えるのは、難しいかなと。ここまで書いたところで、あー映像にすれば良いかなと思いました。それなら少しは、イメージしてもらえるかもしれませんね。

栄養と鍼灸治療

2014年01月11日 14時20分32秒 | 健康と美容
鍼灸治療をしてもなかなか治りの悪い患者さんがいらっしゃいました。
膝や腰の痛みがあり、普通なら5回から10回治療すれば良くなるはずなのにいっこうによくならない。おかしいと思い分子整合栄養学の治療をするクリニックを紹介したところ、タンパク質の不足を指摘されプロテインその他のサプリを出されそれを飲むようになったのですが、そうしたら肌の艶が良くなってきたうえ痛みもかなり消えてきたとのことでした。
は鍼灸の治療をしても以前とは効きかたが全然違いあっさり症状が消失。
鍼灸治療をいくらしても栄養状態が悪いと治り難いという見本でした。
タンパク質が不足していればいくら治療しても筋肉ご回復しないのですね。