天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

私も癒されたい

2006年03月30日 12時52分17秒 | 健康と美容
日曜の午後、pieriaさんの知人のトモコさんとそのだんなさんの治療院に行ってきました。
そしてトモコさんのだんなさんにカイロの治療を受けてきました。
二子玉川のふよう鍼灸治療院というところです。最近難病の患者さんがふえてちょっとつかれてたのがあったので「私も治療してほしい!」とせつにおもってました。
カイロというとちょっと乱暴な手技をやるひとが多いという印象があったのですが、
ていねいで繊細な治療でした。好転反応だと思いますが受けた直後はどっと疲れがでてその日と翌日の午前はへろへろの脱力状態でした。しかし翌日の午後から元気になりはじめ、今もだんだん体調がよくなっているような感じがします。二子玉川近辺のかたでカイロの治療を探しているかたは一度いかれてはどうでしょうか。
私はたまに自分で自分にお灸したり鍼したりするのですが、自分でやってもどうもいまひとつ楽しくないです。そう楽しくない。なんか癒されない。人さまにやってもらいたいのです!
人と交流することそのものが癒しなのだと思います。
だから居酒屋のおやじさんも、占い師さんも、キャバクラのお姉さんも癒しのおしごとなんだと思います。
話しがちょっとずれましたが、ほんとうに人さまにやっていただくのは嬉しいですね。
自分自信の勉強にもなりますしね。
もし御同業のかたで私の鍼はちょっとすごいとかマッサージには自信があるとかそういうかたがいたら是非いかせていただきたいです。

ふよう鍼灸治療院

天佑堂鍼灸院

珈琲樹(カフェバウム)で優雅なひととき

2006年03月22日 20時49分55秒 | 最近思う
先日珈琲樹(カフェバウム)という小さな音楽ホール(コーヒー屋ではない)で、
「バッハ生誕321周年記念マチネ&パーティー」がありました。
バッハの名曲を聴いたあとシェグーのシェフの料理とワインを楽しむというなんとも贅沢なひとときを堪能することができました。
企画してくれた(有)ちゅうりんげんの森の鈴木さんには感謝です。
演目は
 
第一部:朗読とギター独奏           ギター:又吉泰之、朗読:飯塚千尋
◎アンナ マグダレーナ バッハ「バッハの思い出」より
「アンナ マグダレーナの為の音楽帳」(又吉康之編曲)より
1 No18Musetteニ短調
2 No03Menuetト短調
3 サラバンド(ヴァイオリン組曲?1より)
4 No02Menuetト短調
5 No12マーチニ短調
◎アダ-ジョ(BWV1001)とフーガ(BWV1001)
  

  
第二部:チェロ独奏             チェロ:五十嵐 大
無伴奏チェロ組曲(バッハ作曲)より
1 プレリュード(No1)
2 サラバンド(No2)
3 ブ-レ1、2(No3)
4 サラバンド(No4)
5 アルマンド(No5)
6 ガボット1、2(No6)




何ものでもない自己が尊い

2006年03月15日 19時11分52秒 | 精神世界
ひさしぶりにクリシュナムルティを読みかえしている。
治療をしていて難しい患者が良くなったりするとエゴがむくむくと頭をもたげてくる。
自分をたいしたものだと思う心がどこかで芽生える。
クリシュナムルティはあるがままのものが尊いという。
比較をするなという。
何者かになろうと努力するなという。
自分が何かをしたから尊いのでない。
地位や財産があるから尊いのでもない。
すべて人はあるがまま、そのままが尊いのだ。
何か理想の自己になろうとすると、苦しさや傲慢さがうまれる。
あらためてそう思った。
そう思ったらすごく清清しく楽になる。


天佑堂鍼灸院

腸腰筋由来の腰痛

2006年03月08日 10時03分14秒 | 健康と美容
最近10年間腰痛が治らず、どんな治療を受けても治らなかったという患者さんが来院しています。どんな治療をうけても3時間ともたなかったとのこと。
自称日本一の治療院も随分行ったらしいです。どんな姿勢で痛みがでるか聞いてみると、前屈みの姿勢が苦しいらしい。逆に後ろへ体をそらせても痛みはそんなにないとのこと。
こういう場合は腸腰筋の異常であることが多いのです。
股関節付近で腸腰筋をさわると硬い。
股関節付近に鍼灸、マッサージをし腸腰筋をストレッチするとあっさり改善しました。
こういう腰痛は結構多いのでストレッチのやりかたを書いておきます。
片足を前に出し、もう片方は後ろにのばし足の甲を床につけます。
そして重心をそのままおろし後ろにのばしたほうの股関節の全面をのばすようにします。
ごくありふれたストレッチですがこの手の腰痛には効きます。


天佑堂鍼灸院

4種の治療

2006年03月01日 19時02分03秒 | 最近思う
最近考えているのですが、治療には4つのレベルがあると思います。
それは、
1肉体的、物理的治療
2気のレベルの治療
3霊的障害の治療
4魂の治療
の4つです。
1は筋肉を使い過ぎたとか、長時間仕事をして疲労したようなとき、物理的に筋肉を緩めて血行を改善したりすることで症状を改善させるもの。
2も物理的な治療に近いのですが、気の異常が判る治療家が気の流れを改善することにより症状を改善するもの。
3は霊能力者の人たちが「悪い霊がついてます」というような類いのもの。
4はその人の魂の向上をはかりその人本来の天命のようなものをまっとうする方向へうながすもの。

というように考えます。
今までの自分の治療は1、2がほとんどでしたが、最近になってちょっと方向性がかわってきています。
患者さんとの会話のなかで今この状況で何を学ぶべきかという話しをすることが多くなりました。
どういう気持ちで日々を過ごすか、どういう言葉を使うか、そんな話しをすることが多くなりました。以前はこういう話しは、おこがましいと思っていたのですが、自然とこういう方向になってきてしまいました。
3については、やらないしあまりやりたくもありません(笑)
ただ鍼灸学校入学以前は、こういうことがあるとは、考えていなかったのですが、自分の体験や患者さんの話を聞くうちにこういうことも確実に存在するなと思うようにはなりました。
いろんな人を会話していると霊的なものが見える人はけっこう世の中にたくさんいるのだということがわかってきました。ですから、そういう現象自体否定しませんし、そういう治療を他人がやることも否定しませんが私自信はやりたくありません。


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